( 「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた近藤麻理恵さん )
■2015/5/8(金)
村上春樹と並んで「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた日本人が、近藤麻理恵さん 。
現代は部屋にたくさんの無駄なものが溢れ、引っ越しや大掃除で片づけの際、ふつうは、部屋ごとに不必要なものを捨てる
ことから考え始めるのだが、近藤さんのやり方は、服なら服などアイテムごとに一か所に集め、一つ一つ手に取り
「ときめくか ときめかないか」の基準で取捨選択を行うと言うもの。
「ときめく物は残す。」捨てるものを決めるのでなく残すものを決める。 そしてつねに ときめくもの うれしいもの
幸せに感じるものを残し それらに囲まれる生活環境を作ることが整理のコツなのだそうだ。
アメリカにもファンが多くでき、今では、kondo=片づけ を意味するまでなっているのだから大したものだ。
取捨選択は、 「ときめくか ときめかないか」 とてもシンプルでいい基準だと思う。
そういえば私が、年末になると必ず書いている 今年の日本酒ベスト10 それにお店の基準ともなんだか似ていると感じた。
自分の判断基準は、ネームバリューや理屈じゃなくて きわめてシンプル
日本酒だったら飲み終えた時 そのお酒を「また飲みたいと思ったか どうか」
お店だったら暖簾をくぐり出る瞬間「またこの店に来たいと思ったか 思わなかったか」
人だったら さよならする時に「また 次に会いたいと思ったか 思わなかったか」 その針の触れ具合が大きいかどうかだ。
自分の判断基準もつまるところ 近藤さんの「ときめくか ときめかないか」に集約されそうな感じだ。
気が付けば、いつのまにか ときめきを感じる日本酒たちに囲まれて・・・ こうだと 多少捨てるものはあっても 人生捨てた物じゃない。
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(寅)