一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「知ら(白)を切る」その心根(こころね)が、プロ野球ファンとして許せない。 『プロ野球統一球』

2013年06月16日 23時59分30秒 | 「スポーツ」何電感電 !

( コミッショナー名入り公式球)

 

プロ野球で公式球(反発力up)問題が世間を賑わせて久しい。

問題の本質は、反発力をupした球が悪いのではなく

開幕まもなく私のような一プロ野球ファンにも

「あれ? 反発力upの球に切り替えたのか?」

という自然な疑問が起きたが、

NPBは、「変えてない」

「去年と同じ」と

言い切った。

 

( 数字は、嘘をつかない )

 

でありながら、先日選手会の質問に

「実は公式戦から球を変更していた」と

発表したこと。加えて「ボールメーカーミズノに

このことを言わないように口止めまでしていたこと」

プロ野球を隠蔽という黒い影が覆う、何とも疎ましい事件。

 

例えば、国産野菜使用と銘打っていつのまにか中国産野菜にすりかえていることに等しい。

もちろん誤解なきように書いておくが、中国産野菜を使うことが悪いのではない。

最初から「中国産野菜使用」と銘打っていれば何の問題もない。

丁度こんな感じだろうか。

 

或いは、以前書いたが吟醸酒を純米大吟醸酒の瓶に詰めて販売していた大阪の酒蔵の事件を書いたが

吟醸酒なのだから「吟醸酒」の瓶に詰めて販売すれば何も問題ないこと

それを純米大吟醸として販売するからおかしなことになる。

あたりまえのことをあたりまえにやらないこと

事件になるのはあたりまえだ。

 

加藤コミッショナー「私は全然知らなかった」「不祥事とは思っていない」と言った。

では、誰が反発力を変えた球を公式戦から使うことにGOサインを出したのか?

謎は深まる。

グレーのままで、うやむやにだけはしてほしくない。

加藤コミッショナー、ボールにはあなたの名前が刻まれているのだから

 

(知ら)を切る そんな心根(こころね)に 白球が泣いている。

(寅)

 



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