一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

今年(2017年)は、幸運なことに もう一回「土用丑の日」(8/6)がやってきま~す。

2017年07月29日 19時25分30秒 | 『食』べる門には福来たる
 
「いつ食べるか? 土用丑の日でしょ 」と聞こえてきそうな鰻の名店『田舎庵』  【北九州・小倉】 
( 「田舎庵」 小倉・平和通り:鴎外ストリート )  ■2016/7/29(金) いよいよ明日は、「土用丑の日 うなぎが美味い!」日だ。「いつやるか? 今で......
 

 

■2017/7/29(土) 

(天然)うなぎの旬は、元々冬。

(現代は、養殖うなぎ全盛ですから あまり関係ないのかもしれませんが・・・)

当然 旬でない夏には売れ行きが落ちていた。

(現在とは、逆ですね)

それで江戸時代、うなぎ屋さんが、発明家として知られる

平賀源内さんに相談した。

「本日 土用丑の日」

 

源内が書いたこの一枚のコピーから

夏うなぎは、始まったと言っていいでしょう。

「食の美学」なるグルメ本まで書いている林 修先生が

持ち番組「初耳学」でも紹介した うなぎの師匠の名店が

北九州・小倉 森鴎外ストリートにある『田舎庵』なんです。

 

夏は、モノレール平和通り駅ホームにまでうなぎの匂い、店は連日長蛇の列

平賀源内の一筆は、関門海峡を渡った北九州の店にまで影響を与えている

というわけです。夏の小倉の名物料理『田舎庵』のうなぎ

 

毎年開催されている「鰻料理に合う日本酒」コンテスト

その際日本酒に合わすうなぎ料理も実はここのものなんです。

 

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(寅)

 


暑~い夏に発表された「燗酒コンテスト2017」の結果 蔵心を感じる酒が受賞 7/28

2017年07月29日 00時40分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 矢野酒造「肥前蔵心」 矢野常務の奥様 )

 

■2017/7/28(金)

暑~い夏に発表された「燗酒コンテスト2017」の結果【速報】の一部です。

4部門の中でも、私が特に注目した部門は、

■お値打ちぬる燗部門:720ml税別1100円以下。審査温度45℃の部

最高金賞を受賞したのは、以下の13点だった。※ブラインド(目隠し)審査

嬉しかったのは、姫路に行った際 「灘菊」と共に絶賛した『雪彦山』の名が

あったこと。 「やっぱり 評価されている」と思った。

 

そして今年3月 「肥前蔵心」をブースで頂いた際、少しお話しを伺った

パンダラベルでも知られる佐賀・矢野酒造の酒『竹の園』が入っていること。

佐賀・鹿島で200年以上にもなる歴史ある酒蔵だ。

写真は、その矢野酒造 矢野常務(製造責任者)の奥さん

晴れ男の私が行くとそれまでの小雨が上がり、雲の間から日が射したタイミング

「私も鹿島の出身なんです。ここのお酒が好きで、蔵に嫁(とつ)いじゃいました」

話してくれたのが今も印象に残っている。 

今回の最高金賞受賞の嬉しいニュースのおかげで、カードに残ったままの

写真データをこうして披露することができて良かった。

やはり 心伝わる酒がいい。

 

★【最高金賞】13点(出品数:229/入賞率:5.7%)

  • 「天の戸 美稲八〇」浅舞酒造株式会社(秋田)
  • 「一ノ蔵 特別純米酒 辛口」株式会社一ノ蔵(宮城)
  • 「花春 辛口純米酒」花春酒造株式会社(福島)
  • 「花春 濃醇純米酒」花春酒造株式会社(福島) ・・納得
  • 「奥の松 辛口原酒」奥 松酒造株式会社(福島)
  • 「北雪 佐渡のきりょうよし」株式会社北雪酒造(新潟)
  • 「燦爛 辛口」株式会社外池酒造店(栃木)
  • 「金紋世界鷹 吟醸50」株式会社小山本家酒造(埼玉)
  • 「吉祥 神泉」東酒造株式会社(石川)
  • 「常きげん 本醸造」鹿野酒造株式会社(石川) ・・納得
  • 「純米酒 雪彦山」壺坂酒造株式会社(兵庫)  ←  嬉しい!
  • 「竹の園 上撰」矢野酒造株式会社(佐賀)        ←  嬉しい!
  • 「本醸造 千代の園 赤ラベル」千代の園酒造株式会社(熊本)

 

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 (寅)