一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

博多の風情を味わった。という表現がぴったりかな 日本のお料理「稲垣」 【福岡・上川端】5/15

2017年05月26日 02時45分15秒 | 『食』べる門には福来たる

( 「稲垣」カウンター )

 

■2017/5/15(月)

前述の櫛田神社をお参りしたころには、11時半を迎えようとしていた。

K先輩が予約を入れているというここからほど近い店

日本のお料理「稲垣」という店で昼食へ

Kさんも20年以上ぶりとおっしゃっていた。

 

 

さほど広くない間口の入り口

扉を開くと玄関口壁面には、勲章と賞状が飾られていた。

 

料理人としての腕前に贈られた表彰状のようだ。

 

やはり お店の雰囲気は、カウンターが一番感じるものと

カウンター席を選び、何とも落ち着いた時間の中で

季節感を大事にした料理を味わった。

 

 

日本酒は、メニュー表に五酒 どれも飲んだことのある有名銘柄だが

少し悩んだ末に「菊姫」純米吟醸を選んだ。

 

 

理由は、店の雰囲気が、以前金沢で入った店の雰囲気を思い出すものだったから

高知や福井でなく、また福岡の酒でもなく、加賀(石川)の酒を選んだ。

 

山廃ならではのコクと苦みを含んだ旨みを感じる酒を

料理と共に頂いて、何とも贅沢な時間を過ごした。

 

関西に帰ってからわかったのは、この店「稲垣」は、

ミシュラン福岡・佐賀版(2014年)が発刊された際に

掲載された店で、多くの常連客を持つ店

料理は、創業当時から一貫して

コース料理で出す店として知られているようだ。

 

普段は「ひとこと」がわりとすんなり出る中で、

今回はそのひとことがなかなかすぐには出ず、

言葉選びに窮した(単純に「おいしい」表現も似合わない為)が、

「博多の風情を味わえる店」というのが、近いか・・・

 

地下鉄「祇園」駅を地上に上がった際

風にそよぐ新緑がまぶしかったことをなぜか思い出していた。

 

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(寅)