( 「鈴懸」本店 福岡・中洲川端 )
■2016/1/18(月) 曇 の回想記
年明け1月の16日(土)を小倉、17日(日)を博多で過ごし、18日朝の博多は、ホテルから出ると嵐が近づいているのかと思う程、風が強かった。朝一番に別府(べふ)の喫茶「GOSEKI」に向かえば、何と定休日。日曜に続いて月曜日も定休日だったんだ。 前もって確認してなかったことを後悔。 その足で「そふ珈琲」に行けば13時から開店の看板にそれまで待つわけにもいかず。
15時05分の帰阪の新幹線をとっている為、ここも断念。結局。城南区の別府(べふ)まで行って時間だけをしっかりロスしてしまい、振り出しの天神に舞い戻って来た。 地下街から地上に上がれば曇り空で風が強い。 結局天神から昨晩日本酒を愉しんだ中洲の方に向かって何となく歩いた。
珈琲を飲もうと張り切った甲斐もなく、喫茶店に立て続けに振られ それと平日、さすがに昼酒などという気はこれっぼっちも起こらず、気づけばいつのまにか橋を渡り中洲川端へ。 そうだ、ここまで来たら「川端ぜんざい」か「鈴懸」だよな。鈴懸の最中は、好物。
その五色の暖簾は、風になびいてまさしく朝から喫茶店に振られ続けた私を「おいでおいで」しているようだった。そんな暖簾に誘われるままに『鈴懸』へ
座ってすぐに注文したのは「善哉(ぜんざい)」 「白玉か焼餅か どちらになさいますか?」 「焼餅でお願いします」 焼餅でも食べればこれで少しは、振られ気分が収まるだろうと。斜め前に博多座が見えるシチュエーション、平日の為か、道行く人は足早だった。 まもなく私の前に置かれた善哉。
思わずお釈迦さまのように「善哉(ぜんざい)」!!
さくりとした焼餅 ほろりとしたあづきが美味
珈琲に 振られた風で鈴が鳴る その音 善哉 善哉
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)