一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

紫陽花のうつろいと珈琲の香り そして倉吉の話に花が咲いた。 『そふ珈琲』 ① 【福岡・別府橋】6/12

2015年06月27日 09時35分00秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( 紫陽花 「そふ珈琲」)

 

■2015/6/12(土)の手記

その日、JR小倉駅裏のコンフォートホテルに宿をとっていた私。

小倉魚町で飲み食べしながら時間を過ごした後、一旦ホテルに戻り 

ポケットから取り出した新幹線の乗り放題チケットを机に置いて

暫く眺めていた。 気分で行動するタイプの私。

折角の乗り放題チケットだし・・・

今から博多まで足を伸ばして珈琲を飲みに行ってみようか という気になってきた。

(ご存じの通り、日本酒の次に私の好きな飲み物が珈琲)

珈琲を飲みに行く為だけに新幹線を使う いいじゃないか 

 

新幹線なら小倉~博多はわずか15分 大阪の地下鉄で言えば 天王寺~梅田の時間だし

往復3600円が要らないなら使わない手はない。

 

小倉駅のホームに19:20 まもなく入って来た19:24のぞみ41に乗車。

向かったのは、福岡・別府橋の「そふ珈琲」 店に着いたのは、丁度1時間後の午後8時25分だった。

 

(別府橋から団地に向かう夜道 暖かい灯りが目印「そふ珈琲」) 

 

カウンターでは、マスターと奥さん そして薄いブルーの紫陽花が迎えてくれた。

「先月は菖蒲、今月は紫陽花」季節の花がいつもこの店を上品に演出している。

時間が時間だけに お目当てのシュークリームは完売、コーヒーゼリーを頂いた。

知らなかったが、ここの水出しアイスコーヒーゼリーは店の人気メニューなのだそうだ。

 

(スプーンを入れるワクワク感がたまらない)

 

「お酒飲んだ後に合うんですよ」とマスターのひと言が添えられた。

「確かにこれは飲んだ後に合いますね」

コーヒーシロップはラム酒を使った自家製  口に含んだ瞬間嬉しくなった。

澄んだコーヒーの味わいにラムの香り、アイスクリームが織りなすハーモニー

スプーンを入れる度、まるで黒いダイヤモンドを頂いているような気分だった。

 

つづく

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(寅)