( 「比翼鶴」純米酒 大阪市長居 ダイニング「まつや」)
■2012/3/28(水) 晴のち曇
ピザ マルゲリータを食べ終えると席を立って「お愛想お願いします。」と奥に居たマスターを呼んだ。
カウンター横に目をやると、あまり見慣れない『純米酒』と書かれた日本酒一升瓶。
ラベルに書かれた文字は、力強く且つ流れるような心地よい筆跡だ。
マスターに「これ、どこのお酒ですか?」と尋ねると
「これはね~、確か・・福岡だったかな・・・ 比翼鶴という酒」
「比翼鶴。 あの福岡・城島の酒『比翼鶴』に大阪・長居で出会えるとは思わなかった。何十年ぶりだろう」と私。
思わず「写真撮らせてもらっていいですか」と了解を得て写真に納めさせていただいた。
天にありて願わくば比翼の鳥とならん
地にありて願わくば連理の枝とならん
確か白楽天の詩からとったこの酒「比翼鶴」は、比翼連理(男女の仲むつまじい様)を象徴
別名「しあわせの酒」と言われている。
「次は、この酒を飲みに来ますよ。
幸せを分けてもらいに・・・ 」(笑)
天の神様は、この私を見てちょっと幸せが足りないと思われたのかもしれない
幸せの酒 比翼鶴 と何十年ぶりかに再会した夜だった。
(寅)