( 「厳島神社」 安芸の宮島 )
■2012/1/15(日) 曇
1月も早くも15日 1年の1/24を通過 昔ならば「成人の日」だ。
「今日は、日曜だから夜8時から、NHK大河ドラマがある日だな・・・」と新聞を手にして呟いた。
日曜夜のNHK大河は、歴史好きな私にとって面白い年とそうでない年に分かれる。
面白い年は、最初から全回観ているが、そうでない年は3~4回目以降から一切観ることがない。
残念ながら昨年の『江』は、3回目。 宮本武蔵の時と同じく とても早い降板の年だった。
理由は、歴史ドラマとしての物足りなさが透けてみえたり、話がくだけすぎている等
兵庫県知事は、早々と「画面が汚い!」と主観をまじえダメ出し発言をしたが
今年の「清盛」は、案外面白いストーリーになるのでは!? と個人的には結構期待している。
子供の頃読んだ「牛若丸」からおよそ最近まで、平清盛と聞けば「悪玉」だというイメージを持っていたが
それがまるで逆転したのが、池宮彰一郎氏の小説『平家』を読んでからだ。
世界を視野に入れ、初めて武家社会に入る礎を築いた人物。
もし彼・清盛がいなければ、源頼朝が鎌倉に幕府を開くことができなかっただろう。
傀儡政権として天皇の挙兵にすぐに取り潰しにあったはずだ。(私の勝手な持論だけど)
小説「平家」では、瀬戸内の海上交通に重きを置いた清盛が、詳しく書かれている。
あくまで小説だが、宮島の厳島神社を今迄伝えているのは、平清盛が居てこそ。
そんな今夜の清盛に触発され ユネスコの世界遺産でもある ちょっと前の宮島詣での未公開写真を公開する気になった。
海上に浮かぶ 国宝・重文の数々は、壮観そのもの。
▲私の関心は、こんなところに。 さすが酒どころ広島だ。酒蔵の樽が、厳島神社回廊にはずらりと積まれている。
左写真の手前に 「美和櫻」 右写真には「白牡丹」「富久長」「醉心」 大好きな酒がずら~りだ。
ちなみに どれほどの方がこのことをご存じだろうか?
↓
宮島に鹿がいるが、戦後激減し、絶滅の危機の際、奈良公園から持ち込まれたことがあったこと を
そんな史実を知っても 奈良県に住む私は、安芸の宮島に親しみが湧くというものだ。
そして今年も TVの「平清盛」以上に広島の日本酒から目が離せない。
「平じゃない酒盛り」・・・それはないと思うけど
(寅)