(ビゴのパン)
フランスパンの伝道師 フィリップ・ビゴ。
神戸の藤井パンに今から半世紀ほど前に フランスパンの指導者として
フランスパンの神様レイモン・カルベルから単身送られてきた。
当然、日本語もしゃべれるはずもなく。
日本のパン職人との反発にもあったそうだ。
その藤井パンの店名は、今ではDONQ(ドンク)となっている。
やがてビゴは日本の女性と結婚。独立して最初の店「ビゴの店」を
芦屋に開く。
彼が来るまでは、バゲットというパンを日本人のほとんどが
知らなかった。 クロアッサンだって・・・と思うとその功績は大きい。
今ビゴのパンは、本物のフランスパンをベースにし日本の餡など
を使ったコラボレーション的なパンも目立つようになった。
日仏の融合の味を楽しめるパンなのかもしれない。
数年前、本国フランスから日本にフランスパンを広めたことが
評価され勲章を受けたとも聞いた。
日本人でたとえるなら フランスに単身乗り込んだ寿司職人が、
フランスに本物の寿司を根付かせたことが評価されて
文化勲章を受けたことに匹敵するだろう。
ビゴがいなければ、日本にフランスパンが今ほど
ポピュラーになっていないことは、容易に想像できる。
ビゴの前にフランスパン無し、ビゴの後にフランスパンはできる
なのである。
そう思いながら口にするとやはり格別なのである『ビゴのパン』
(寅)
フランスパンの伝道師 フィリップ・ビゴ。
神戸の藤井パンに今から半世紀ほど前に フランスパンの指導者として
フランスパンの神様レイモン・カルベルから単身送られてきた。
当然、日本語もしゃべれるはずもなく。
日本のパン職人との反発にもあったそうだ。
その藤井パンの店名は、今ではDONQ(ドンク)となっている。
やがてビゴは日本の女性と結婚。独立して最初の店「ビゴの店」を
芦屋に開く。
彼が来るまでは、バゲットというパンを日本人のほとんどが
知らなかった。 クロアッサンだって・・・と思うとその功績は大きい。
今ビゴのパンは、本物のフランスパンをベースにし日本の餡など
を使ったコラボレーション的なパンも目立つようになった。
日仏の融合の味を楽しめるパンなのかもしれない。
数年前、本国フランスから日本にフランスパンを広めたことが
評価され勲章を受けたとも聞いた。
日本人でたとえるなら フランスに単身乗り込んだ寿司職人が、
フランスに本物の寿司を根付かせたことが評価されて
文化勲章を受けたことに匹敵するだろう。
ビゴがいなければ、日本にフランスパンが今ほど
ポピュラーになっていないことは、容易に想像できる。
ビゴの前にフランスパン無し、ビゴの後にフランスパンはできる
なのである。
そう思いながら口にするとやはり格別なのである『ビゴのパン』
(寅)