「新宿鮫」最新作

　大沢在昌氏の小説「新宿鮫Ⅹ」の連載が始まった。それもＷＥＢサイトで週一回読めるというありがたいものである。「新宿鮫」はキャリアながら、ある事情から警部のまま新宿署の生活安全課に勤務させられている鮫島警部の活躍を描いている。

　小生はある機会からこの小説のことを知り、既刊の９巻までは全て読んでいる。鮫島警部は一切悪とは妥協せず、狙いをつけた犯罪者には「鮫」の様にトコトン喰らいついていくところから「新ｊ宿鮫」として恐れられる存在だった。前作の「狼花」と題された「新宿鮫Ⅸ」では日本最大の暴力団と手を結び、外国人犯罪者の絶滅を図ろうとする検察上層部の計画を知り、その企てを阻止しようとする話であった。

　今回の小説は「ほぼ日刊イトイ新聞」として、糸井重里氏が運営するＷＥＢサイトに週一回連載されている。今回の小説では新しい「新ｊ宿鮫」を見せてくれるという。これまた毎週楽しみな企画だと思っている。

　大沢在昌フアンには見逃せない企画だと思いご紹介する次第である。

このＷＥＢサイトでご覧になれます。　

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