ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

参議院選挙に寄せて

2007-07-24 18:50:12 | ニュース 
今週の日曜日にはいよいよ参院選が行なわれる。
29日は所用で不在になる為にカミさんと期日前投票に出かけて来ました。
始めての経験でしたが、簡単な誓約書を記入して選挙当日と同じ様な手順で投票を済ませました。

今回の参院選は自民党に逆風が吹いており、マスメディアの大方の予想は与党の過半数割れを報じている。
官房長官や自民党幹事長は、今回の選挙は総理を指名する選挙でないので、結果に於いては安倍総裁の責任云々は問われないと煙幕を張っている。しかし同じ自民党内には、依然として隠然たる反体制派が多数あり、紛糾は逃れられないのではないだろうか?

しかも参院での過半数割れは政局に重大な影響は免れず、前回の郵政民営化選挙で大勝を得た与党は信任を懸けた解散、総選挙に突入せざるを得ないのではないかとも思われる。
それと考えられるのは、政党を超えた再編が行はれる可能性だ。隠れ与党の議員が自民党に擦り寄るだけでは参院の過半数割れは不可避とすると、一挙に党を超えた大同再編もありうるのではないかとの推測が出来る。

上記の様な事態にならなければ衆院が与党、参院が野党の勢力図となる可能性が大である。しかしその結果では現在のような与党の数によるゴリ押しの政局運営が不可能となる。その結果は野党との話合い、調整が不可欠となるからだ。
そしてより良い政策が出来上がるならば、それはそれで国民の意見もかなり反映される政治になる訳だから、一歩前進する政局が出来上がる。
今の与党の政治には不安だらけであるが、直ぐに野党に任せられる状態でもないのは事実である。それならば衆院参院が与党と野党に分かれてみるのも国民の選択肢のひとつでもあるのではないだろうか?

小生が愛読する朝日新聞は、最近は安倍内閣憎しのキャンペーンで埋まった感があるのが気になるところである。
「仲良し官邸」と揶揄される内閣であるし、戦後生まれの戦争も戦後の貧困を知らない世代の言動には不安だらけだが、世代交代の時期でもある。戦後レジームからの脱却の真意を更に吟味し、ここしばらくは安倍内閣には頑張って貰う必要もあると思っている。
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