先輩の元気を頂こう

　元の企業のＯＢの皆さんとのメーリングサークルに参加してから随分と経つ。現在は１３０名余の皆さんが会員で存在するのだが、ほとんど毎日発信される方から、年に一回のリレーメールで現況報告を促された方の発信まで様々である。それでも月間３５０件～４００件近いアップがあるので、日に１０件程度は何方かがアップした記事を拝見していることになる。必然的に元の企業のＯＢの方の訃報もアップされるので、居ながらにして情報も頂けるのが有難いのである。

　その仲間たち（小生は企業でもそうだったが、退職後の生活においても、必死に人生を戦ったいる戦友だと思っている）の内で実にお元気な方々が居られる。

　特に最近に傘寿を迎えたＴ・Ｎさん。幾つかの病で闘病生活を送られながら、実に矍鑠とした生活を送られている。読書、歌舞伎の観劇、新作映画の鑑賞、そして美術館や展示会巡りとお元気である。ご本人は耄碌日記と称してアップされる文章の、実に繊細な記憶力の確かな内容には圧倒される。小生と同様に藤沢周平のファンでもあり、最近には藤沢周平の特集の本をご紹介も頂いた。

　もうおひとりはＳ・Ｋさん。この方は長く山登りに挑戦されているが、同時に数独の問題の作成にも力を注いでいる。今春も年賀の挨拶に代えて、「謹賀新年」「吉祥祈願」「五穀豊穣」「家内安全」「健康長寿」「招運来福」「諸願成就」「平成２４年壬辰元日」の言葉入りの数独問題を提示してくれた。この問題を解くだけで初詣以上のご利益がありそうだと昨夜からさっそく挑戦してしてみている。

　おふたりの事を紹介したが、その他に実に多士多彩な人たちが多い。このメーリングサークルの先輩たちの元気を頂きながら、是非とも今年も元気で過ごしたいものだと思っている。