ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

夫婦円満してますか

2009-03-14 12:17:20 | 独り言
福岡市の全国亭主関白協会(全亭協)が設立10周年を迎えた。ここでいう「関白」とは、家庭内の天皇である妻を補佐する地位をさすという。「いかにうまく妻の尻に敷かれるか」を日々研究しているそうである。

この会の天野周一会長は典型的な「風呂、めし、寝る」に代表される旧来型の亭主関白だった。10年前、友人、知人の4人が立続けに妻に三行半をたたきつけられた。いはゆる熟年離婚である。その話を奥さんにしてみると「次ぎはあなたの番よ」と矢が飛んできた。それを機に、旧来型の亭主関白に決別した。

団塊世代が定年を迎え、年金の分割が可能になるなど、熟年離婚が社会問題化したのを契機に会員が急増した。いまや40代、50代を中心に17カ国約7000人にまで膨らんだ。昨年暮れには「世界亭主サミット」が東京で開かれた。

この全亭協が提唱する夫婦円満の極意のひとつは「愛の三原則」。{ありがとうをためらわずに言おう。ごめんなさいを恐れずに言おう。愛しているを照れずに言おう}。もうひとつは「非勝三原則」。夫婦げんかの際に{勝たない、勝てない、勝ちたくない}。妻は絶対に謝らず、反論すれば、昔のことを蒸しかえされる。亭主が負けるのが鉄則だそうだ。

かなり前、熟年離婚の社会問題化し始めた頃だが、定年退職日に奥様が「これで私は身を引かせて頂きます」と離婚を宣言された方がいた。「何故だ」と聞くご主人に「これまでのあなたは家の事には一切関心を持って来なかった。トイレのペーパーが切れていても補充さえしようとしなかった。」

小生がこの話を知ったときから出来るだけ家の事にも関心を持つように心がけてきている。カミさんは2人の娘を育て上げ、嫁がせ、10数度に及ぶ転勤、転居生活にも良く耐えて支えて呉れている。感謝しきれない。今回この記事を書くときにカミさんに小生の亭主関白ぶりは如何?と聞いてみた。「まあ及第点を上げても良いのでは」とのことだった。ああ本当に良かったね!!。


コメント (10)
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