どうしようもない貧打戦

ＷＢＣ東京シリーズが始まった。相手は中国、何とか撃破して２回戦へ。今夜の韓国ー台湾戦の勝者と対戦する。やはり前評判どうり苦戦が予想される。サムライジャパンの奮闘を祈りたい。

そして今の政局。麻生内閣の命運は風前のともし火と思われたが、民主党小沢代表の第一政策秘書の献金疑惑での逮捕があり、局面が混沌としてきた。

小沢代表の弁明会見で終始した検察批判と、逮捕は国策捜査と断じたことは、自ら退路を断ったと一部の新聞で報道されている。そして小沢代表を弁護する民主党首脳も、政権交代に王手を掛けた現況の強行突破を決めたようだ。

小生は閉塞感を持つ内閣、与党と、痛打を浴びてたじろいでいる民主党の政局は、敵失をひたすら待っている貧打戦の野球試合に似ているようだと思う。

お互いに麻生内閣での総選挙と、小沢代表のままでの総選挙をした場合と、その結果を天秤に掛けてにらみ合っているようである。国民は次なる政局を担当するに相応しい政党を改めて見直す段階に来ているようだ。