小松基地は空港でもあるのです

　さてダラダラと続けてきた航空祭シリーズも、今回を含めて後2回(まだ2回もあるんかい!)となりました。

この時にしか撮影できない基地側から狙った画を中心に民間機を取り上げます。

ANA753 B777-200ER JA741A

グランドレベルから見れるは良いですね。この日は06運用だったため、目の前で迫力のタイヤスモークを上げる24ランディングが見れなかったのが残念です。

ANA752 B777-200ER JA741A

そして早ければ今年中に無くなるとも言われているアーク塗装の旧JAS機体、この場所から撮影するのはこれが最後となるでしょう。来年には鶴丸、そして2014年の新幹線開業後は737などの小型機かもしれません。

そういえばJALと言えば、今回のアニソン祭りでは「けいおん!」も使用されていたのですが、ちょうど映画けいおん!のBGM(予告編の曲)が流れている時に、タイミング良く鶴丸塗装の767が離陸して行くのを見て、ロンドン行きのJAL401便を想像した人は私も含めて少なくなかったでしょうw

KAL775 B737-800

さて今回の航空祭で一番楽しみしていた基地側からのカーゴルクスの撮影。去年から設立された日曜便、そして最新鋭機B747-8Fを基地側から撮れるという条件がそろい、ヨダレをダラダラ垂らして期待していましたが欠航しました。考えるに航空祭による渋滞でHIACTへの入荷・出荷が困難なので欠航したのかもしれません、となると来年の航空祭でも撮影できないのかも・・・

ANA316 A320 JA8392

そして航空祭の民間機と言えば忘れてはならないのは特別塗装機。かつてはマリンジャンボJr クロサワレインボーMD-90を使用した遊覧フライトが行なわれ、数年前までポケモンジャンボやたまごっちジャンボが特別にアサインされていました。しかし今年はA320のがんばろう、エアドゥのベアドゥぐらいしかなくつまらないものでした。

ANA758 B777-300 JA752A

そして数日前に機材変更で772→773となったANA755、ピースもしくはがんばろうかと期待していましたがJA752Aのノーマル塗装でした。同じノーマルを飛ばすならジャンボにしてほしかったです。

EVA158 A330-200 B-16302

まあ最初から期待はしてませんけど、キティージェットは来ませんでした。なんなら747か773ERなどでも良かったのですが。

JAL1281 B767-300ER JA616J

国際線の機材が予告されていたのでディスカバリー・国際線のワンワールドなどと期待してましたが、ノーマルのアーク塗装でした。まあこの機体のアーク塗装時の画を撮れたので良しとしましょう。

ということで今年の航空祭の民間機は特別な機体もなく寂しいものでした。来年には787が撮れることを願います。

さて長々と続けてきました航空祭シリーズも次回で最終回となります。2年ぶりに行なわれた小松基地　航空祭2012を振り返りまとめたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。

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Let's GO! ブルーインパルス!

　お待たせいたしました!いよいよ(いや、ようやくと言うべきかな)ブルーインパルスによる展示飛行をご紹介いたします。

機体は改良を加えられたブルーインパルス仕様のT-4、予備の１機を含めた6機の内の5機での展示となります。

さあいよいよショーの開幕の時、多くの観客の見送りを受けてランウェイ06へ

ここで羽田からのJAL1279の到着のため待機。ちなみに後続のJTA・IBEXは展示飛行が終わるまで上空待機。機内ではどんな説明があったのか気になりますなぁ。

観客を少しお待たせしてダイヤモンド・テイクオフ、雨も上がり陽が射し始めた空の下 It's Show Time!

演目などはあまり詳しくないので、写真と差しさわりのない程度の文でお送りいたします。

前日取れなかったクロスも鬼の連射で、何とか撮影しました。

青みの曇りのおかげでスモークがくっきり見えてよかったです。午前中の灰色の雲だったら、同化してしまったでしょう。


天候不良のため、予行で行なわれたスタークロス、ハートは行なわれませんでした。

素晴らしい飛行を見せた機体達に、観客は大きな拍手も持って出迎えます。

あまりにもの人混みにカメラを頭上に掲げ、ライブビューを駆使してなんとか撮影です。

そしてフライトを終えたクルーに対して、小松市のマスコットキャラクターのカブッキーより花束が贈呈されました。

ということで航空祭の目玉であるブルーインパルスの展示飛行でした。一日でも早い松島基地への帰還を祈ります。また来年!

さていよいよ佳境になって来ました航空祭シリーズ、次回は小松は自衛隊機だけではない!民間機をお送りいたします。

ブルーインパルス2012サポーター’s DVD 価格：￥ 1,000（税込） 発売日：2012-08-25

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半世紀に渡って日本の空を守り続ける翼

　長々と続けております小松基地航空祭2012シリーズ、今回はF-4EJ改 RF-4E

の2種類のファントムをお送りいたします。

まずは迷彩塗装は施されたファントム

偵察型のファントム RF-4E、機首の機関砲の変わりにカメラを搭載し戦術偵察を行う偵察機。

今回の航空祭は、このRF-4Eによる機動飛行が実施されました。

あいにくの天候の中、やはり会場からは腹ばかりでした。

そして着陸時のドラッグ・シュート(減速のためのパラシュート)を撮影したかったのですが、残念ながら人混みという鉄のカーテンに遮られ、その姿は見れませんでした。

そしてもう一機、

F-4EJ改、空対空から空対艦までこなすマルチローター。今回は展示飛行はありませんでした、しかし航空祭が終わった後も、小松に居残り訓練を行なっているとのこと。ならばぜひとも飛んでる姿を撮りたい!そこで本日撮影に行ってきました。

イーグルとペアでの訓練を行なっていました。そして本日の午後、約1週間の滞在を終え百里へ帰っていきました。

さてまだ続いてしまう航空祭シリーズ!次回は、いよいよブルーインパルスが登場します。果たして今週中に終わるのか?このシリーズ・・・

航空無線ハンドブック 2013 (イカロス・ムック) 価格：￥ 1,800（税込） 発売日：2012-09-28

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俺の翼を見ろ～!! 観客を驚愕させる機動飛行

　おまたせしました。航空祭の2大メインの一つ、F-15Jによる迫力満点の機動飛行です。

まずは306飛行隊が、観客にF-15のパワフルな機動を披露。

旋回の機動がメインのジーンズですが、会場からではお腹ばかりで予行で背中を撮影しておいて良かったです。

ここで動いてる機動飛行が見たいという方にオススメ!こちらは私がお世話になっている、乗り物ビデオ作家であるwhitewing681氏が撮影された306の機動飛行の動画作品です。

この方は富山を中心に活動され、空は旅客機・軍用機から軽飛行機・ヘリ、鉄は特急から路面電車(2014年には北陸新幹線も)、船も豪華客船から護衛艦と幅広くジャンルの動画作品を制作されています。この機動以外にもブルーインパルスの予行・本番など今回の航空祭でも多くの作品を制作しておりますので、皆様ぜひこの魅惑の乗り物動画の宝庫へ一度足を踏み入れてみてください。

http://www.youtube.com/user/whitewing681

さて続いては303の機動飛行、ここで今回の航空祭の特色であるアニソン祭りの選曲はマクロスFメドレー!(ここで知らないという人に、マクロスFはアニメのトップガン的なものだと思ってください)

303は予行どおりハイレートがメインの機動飛行、ただし雲があったためハイレートの高さは制限されていました。

このイーグルの機動をマクロスと共に見れるとは思いませんでした。ちなみに曲は「射手座☆午後九時Don't be late」　トライアングラー（fight on stage）「ライオン」などでラストは、娘々スペシャルサービスメドレー（特盛り）で閉めるというこのセットリストを考えた隊員に心から賛辞を送りたいと思います。

もうF-15J イーグルがVF-22に見えてくるwww

http://www.macrossf.com/movie/tv/mechanic/mecha01.html

ほかにはマクロスから「私の彼はパイロット」、劇中に航空自衛隊のF15が登場する「Fate/Zero」oath sigh、石川県が舞台の「花咲くいろは」など考えられた選曲でした。ちなみに他の航空祭でも、このマクロスを始めとしたアニソンは多く使用されているとのことです。

とここまで話が二次元に領空侵犯したので、三次元の機動飛行に戻ります。

こちらも旋回はお腹の撮影とばかりになりました。まだ晴れていれば光が当たって良い画だったのですが、まあこれが小松の航空祭のお約束ですから・・・

ということであいにくのお天気でしたが、306・303飛行隊により機動飛行でした。来年も迫力の機動を期待しております。

オマケ：306飛行隊の30周年記念の垂直尾翼を用いた記念碑

さあ次回は、「まだまだ若い者には負けんぞ」幽霊だけに機体年齢なんぞ関係なし、RF-4Eファントムによる機動飛行をお送りいたします。

AIRLINE (エアライン) 2012年 11月号 [雑誌] 価格：￥ 1,300（税込） 発売日：2012-09-29

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KOMATSU AIR RESCUE

まだまだ続く航空祭シリーズ(←いつまで続くんだよ)、今回は小松救難隊により救難展示です。

小松救難隊には、

U-125A捜索機、レーダーや赤外線装置を使い広大な洋上などで救助対象者を捜索します。

UH-60J救難ヘリコプター、昼夜問わず飛行できる全天候型の捜索・救助ヘリコプター。この機体は空中給油装置を備え、C-130Hからの給油が可能。

救助はまずU-125Aが捜索活動を行い、要救助者に向けてマーカーを投下。それを基にUH-60Jがアプローチ、

上空でホバリングしたUH-60Jから2名の救難員が降下し、救助対象者を吊り上げて救助し、無事任務完了となりました。

さあ次回は小松のイーグルが、大観衆の目の前で性能を披露する機動飛行をご紹介します。

空へ─救いの翼 RESCUE WINGS─ 通常版 [DVD] 価格：￥ 3,990（税込） 発売日：2009-04-24

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祭りの始まりを告げるオープニング飛行

　航空祭は飛んでなんぼ、今回からは飛行展示をご紹介します。

前回にも述べたように当日は、朝から本降りの雨で視界・雲低とも低く飛行自体が危ぶまれていました。まあこの本番は雨というのが、小松の航空祭のお決まり?なのですが・・・しかし皆の思いが天に通じたのか、天候は徐々に回復しフライトが可能になりました。ちなみにこの日は、目が苦しくランチェンを繰り返す一日でした。

オープニングはイーグルのフライパスとヒーローのパラシュート降下という内容でした。

ちなみにこの時の会場BGMは、夢想花でしたw

イーグルは飛行状態と着陸形態での会場をフライパスでした。

地上に戻って来たイーグルは、観客の前でスピードブレーキを展開して声援に答えてました。

さて次回は、小松はイーグルだけではない!小松救難隊による救難展示をお送りいたします。

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ぶら～り、エプロンさんぽ

　航空祭シリーズ第一弾は、迫力の機動飛行！と行きたいところですが、処理が終わってないので地上展示の記事となります。

地上展示の魅力はなんと言っても、機体を間近に撮影できることです。なので普段見えない機体の注意書きが見ることが出来ます、結構多くのことが書かれていますね。

C-130Hのひょとっこ顔を正面から一枚

数年後にはこの機体に変わりF-35が、この場所に展示される時が来るのでしょうか。

いつもは岐阜のF-2が来るのですが、今回は三沢のF-2が飛来しました。帰投の際は見事なハイレートで上がりましたが、でも24では・・・24エンド側で構えていたので遠めに眺めました。

陸自のヘリでは珍しくUH-60が飛来し、救難の機体とのツーショットでした。海自さんオスプレイを持ってきてくれたら、陸海空が揃ったのに・・・

ペトリオット!いえいえ、陸自の中距離対空誘導弾(中SAM)のランチャーです。まさかペトリではなく、陸自の中SAMが来るとは思いませんでした。なんならホークも持ってきて欲しかったな、まだ残っていればの話ですが。

ということで一部ではありますが地上展示の機体・車両でした。残念ながら米軍とE-2Cは中止になりました、まあ事態が悪化していれば航空祭自体が中止されていたでしょうから、これぐらいは仕方がないですね。

さて次回はいよいよ地上から空へ離陸、フライトしている機体をご紹介します。

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小松基地航空祭 2012、さあ祭りの時間だ!

ついに9月23日の朝を迎えましたが、天気は朝から雨・・・しかも視界・雲低とも低く、飛行自体が中止になるような天気でした。それでも回復することを祈りつつ空港へ年に一度の自転車出勤とあいなりました。自転車だと空港の広さを実感します、こんなに広かったのね小松空港。

そして雨は降り続きますが、オープニングフライトが行なわれて小松基地航空祭　2012は無幕を開けました。

共用空港の航空祭らしくイーグルとB777-200を基地側から絡めた一枚

303・306飛行隊とRF-4の機動飛行、編隊飛行、そしてブルーインパルスなどの飛行展示は、あいにくの曇り空の下ですが10万人の観客を魅了しました。

ということで2年ぶりとなる航空祭は無事に開催されました。

各フライト・展示機などのご紹介は、画像処理がすみ次第UPさせていただきます。

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小松の空にブルーインパルスが舞う

　というわけでブルーインパルスの予行日がやってきました。今日はこれまでとはレベル違いに混みますので、余裕を持って8時前にターミナルに行きました。そして予想通り9時過ぎ頃には、すべての駐車場が満車となりターミナル内外の道路も渋滞で、出ることも入ることも出来なくなりました。

さて肝心のブルーの予行ですが、午前中はお客さんの対応なので行なわれず待ちぼうけに終わりました。そして待ちに待った13時に予行がスタートしました。

あまり演目などは詳しくないので写真でお送りいたします。

スモークは右エンジンの排気口から噴出していますね。

これで何人の心を射止め、ブルーファンにしたのでしょうね。

スターはあまりにもデカすぎて広角にも入らなかったです。魚眼が必要だった・・・

ということで青空の中でブルーの舞を撮影できました。

さて明日はいよいよ本番!しかし肝心の天気が、午前中を中心に雨もしくは曇りという残念な予報、やっぱり小松の航空祭の天気は期待できないですね。

ということで明日は開門からブルーまで基地内で撮影を予定いたしております。18時ごろまで撮影するので、明日の更新は22時過ぎになるかもしれません。

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いらっしゃいませ！外来機様！

　今日から本格的に外来機がお越しなると言うことで今日も朝から・・・と行きたい所でしたが、土砂降りの雨と所要で自宅から動けず、昼過ぎのブルーインパルスのアプローチは自宅から眺めるだけに

そしてようやく一段落したので空港のデッキへ出勤？

飛来した機数は6機、明日の予行が楽しみですね。

ちょうどメーガスさんが降りてきたので絡めてみました。パイロットの皆さん明らかにブルーを意識して見てましたね。「いつかは座るぞ、あのシート」ですかねw

そしてC-130Hも到着、「お、今年の展示機は迷彩色か」と思いましたが輸送フライトでした。

とここで浜佐美公園へ移動しようとドライブしていると、ジミー（F-4EJ）がアプローチ！急ぎましたが間に合わず、車内から眺める破目に・・・

公園に着いて、まず来たのは静浜基地のT-7練習機。なんとまあユルい機体ですな、スピードも遅くフラフラしながらアプローチして行きました。普段は戦闘機やジャンボ機が降りている小松だと、こういう機体は違和感を抱きますね。

そして当初は予定になかったF-2ですが復活しました。今回は岐阜ではなく三沢基地のF-2でした。

続きまして美穂のC-1、よくお越しなっているので特に感動もなく・・・

ちょっとブレイク。今日は大きな積雲が沸く夏空だったので、その積雲の壁と06上がりの鶴丸を絡めた一枚

こんどこそ展示のC-130Hが飛来、空中給油装置の機体でないのが残念。なんならヒーローとデモフライトが見たかったなぁ。

今日の予行は、救難が夕方にフライトをしました、浜佐美でも1・2番の06からのローアプローチへのターニングが見れますね。

そして空港周辺の臨時駐車場・案内看板も設置され、後は明日のブルー予行・残りの外来機を残すだけです。明日はターミナル側からのブルーの画を撮ることにしましょう。

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