今から24時間前、小松の航空ファンを始め北陸そして全国の航空ファンを震撼させるニュースが、入ってきました。
それは小松空港の展望デッキを、現在の金網からアクリルへと変更する案が県議会の予算委員会で、石川県知事から述べられました。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/E20140617003.htm
新幹線開業後の小松空港の活性化で、展望デッキからの眺めを見てもらおうとデッキの入場の無料化と共に、強化ガラス(アクリル)への変更も述べられました。
入場料無料化は嬉しいですが、問題はアクリル化
前面が透明になるアクリルは一見素晴らしいものですが、時が経つにつれて傷や汚れが目立ち、さらに劣化によって最初は透明でも次第に偏光が起きてくることが懸念されます。
また日常においては、アクリルへの雨や雪そして黄砂などが付着することも考えられます。見学者側は自分たちで拭くことができますが、ヒコーキ側を拭くことは不可能でワイパーのないフロントガラスのようなものです。
以上の事からデッキのアクリル化は短期的には良いですが、長期的に見れば眺望の環境を損なうことになるのが、私の考えです。
私個人の希望としては、現在の金網を維持する代わりに現在スペースが限られている展望台の拡張する、願うなら金網ではなくワイヤーフェンスへの変更を希望します。
かつて空港はヒコーキに乗る交通の施設でしたが、現在空港自体が観光施設・アミューズメント施設と旅の通過点から旅の目的地とする動きが、全国的に進んでいます。ぜひセントレアを始め、羽田、新千歳、関空などを参考に小松空港のデッキの今後を考えてもらいたいと思います。
なお以上の私の考えは、石川県のHPにある知事への意見・提案からも書き込まさせていただきました。
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/chiji/index.html
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