もう2か月以上前の新千歳遠征から一枚。
先に離陸したJALのB737とたった今エアボーンしたバニラの交差。
01から離陸後は右旋回して再び空港方面へ飛ぶのですが、行先・機種・重量・気象そして管制からの指示などで、コースも高さもタイミングも一機一機それぞれ。それに同じく一機一機の違う離陸と絡めるほとんど運任せ、1/1000で撮影した一枚はまさに一瞬でした。
新千歳空港、A10で撮影した白銀の大地に降り立つピーチのA320。
誘導路の増設で近い将来無くなると思われるこのA10ポイント、いずれ過去となる画です。
冬の北海道、氷点下の乾燥した空気は、空を美しく映し出してくれます。
そんな環境で撮影した日没直後のトワイライト。寒さも忘れてグラデーションが美しさに浸りました。
冬の新千歳、吹き荒れる吹雪。氷点下以下の地吹雪は、まるで八甲田山のように人から動きと思考を奪っていきます。
そんな吹雪も止めば、そこには青空が広がります。
頭上には青空、しかし目の前には次の吹雪をもたらす白い壁が近づいています。
新千歳遠征から。
今回の遠征の天候は爆弾低気圧の影響もありましたが、青空が広がる日もありました。
そこで狙ったのが月ショット。
機体に光が当たる午後、東の空か姿を現した月齢9.5の月。
ランウェイ01Lの離陸機との絡みを狙い、機体・行き先・離陸位置によりトラフィックが多い新千歳でも絡んだのは数える程度でした。
なかなか小松で撮れないショットが撮れただけも、遠征に行ってよかったと思います。