日没直前の小松空港。
夕陽の光が737の胴体、ウイングレットそして尾翼を照らし出し、美しい光景となりました。
松山二日目の最後は、再び対岸の公園での夜撮です。
抜群のロケーションのこの公園から眺める夜のターミナルは、シンプルでありながら美しさを感じさせます。
そして狙うはもちろん、羽田からANA Boeing 787-9です。
この日は受領弐号機であるJA833Aが投入されました。
そしてシップチェンジなのか?羽田からのJALはB737-8ではなく、B767-300が飛来しました。
こうして朝から夜まで挑んだ松山空港、各撮影ポイント巡りの一日は終わりました。松山空港はトラフィックも多いので、各ポイントで複数の機体・構図を狙うことができ、トラフィックが少ないので一機勝負が多い地方空港では恵まれている空港だと思います。
さて翌日は松山を後にし、ホームである小松に帰ります。
山での撮影を終えて下山、ターミナルに帰って来ました
黄昏に染まる伊予灘をバックに離発着する光景、行き交う船舶がこの海が海路であることを感じさせます。
この時間のデッキは夕陽を正面に見る逆光ですが、ヒコーキを印象的に照らしてくれます。小松のデッキとは真逆の状況は新鮮で撮影意欲を抱かせます。
そしていよいよこの日の最後、もう一度対岸の公園に行き787-9の夜撮に挑みます。
公園での撮影を終え、次に向かうは松山空港と言えばここ!というポイントである垣生山に向かいます。
公園から垣生山を見ると、空港からは近いですがそこそこの高さがある山です。
今回はターミナルから徒歩で向かいました。登山道の入り口までは20分で着きましたが、ここから墓場・ミカン畑の脇など、土むき出しの急な坂道・滑りやすくトレッキングシューズを履いて来て正解でした。
そして三脚など重い機材を担いで登ること20分、頂上の展望台に到着しました。
展望台はベンチなどの広場が整備され、木製の展望台からは空港をはじめ伊予灘が一望できます。
ここからはまるで空撮をしているかのような光景を撮影することができ、逆光に輝く海原に機体が重なる光景は松山空港の名物ショットとして知られています。
山・海・工場とヒコーキと絡める対象が数多くあるので、飽きることがない撮影ポイントです。
今回は逆光の午後でしたが、次に来るときは順光の午前にもトライしてみたいです。
ということでやって来ました、ターミナル対岸の展望公園
この公園は駐車場・トイレも整備されており、高台の展望広場からは脚立なしに空港を端から端まで一望できます。
目の前が滑走路になるので、伊丹空港のスカイパークように迫力の離発着を体験することができるのが特徴です。
また松山名物の帝人の工場もこちら側からターミナル越しに眺められ、定番のヒコーキ×工場の画を撮影することができます。
これほどの良好の撮影環境、特に伊丹とは違い端から端までヒコーキに被る木々がないのは動画撮影にとってはうれしいです。
さて次回はもうひとつの松山の定番スポットである山へ向かいます。
展望デッキでの撮影の次は反対側にある公園での撮影、しかし松山空港は2500mのランウェイを有する空港。しかもターミナルは海側にあるため、ランウェイ32エンド回りで行くと大変。
だが、松山空港には対岸を行き来する地下道があり、それを使うと徒歩(私の足)で約20分で対岸の公園に行くことができます。それでは、ぶら~り松山空港、地下道の旅です。
ターミナルからランウェイ32エンドへ方向へ、外周のフェンス沿いを歩いて行くとこの公園が見えてきます。
こ公園を過ぎると、このような地下へと続くロータリーが見えます。ここが地下道の入口です。
この地下道は軽自動車、二輪車、そして歩行者専用となっています。
地下道は狭く、軽自動車もぎりぎりですれ違いえる幅しかありません。歩行者も歩道もなく、しかも自動車・二輪車とも猛スピードで駆け抜けていくので、気をつけて歩いてください。
地下道を抜けると、そこは空港の対岸となります。公園は地下道出口から外周フェンス沿いに海側に歩いてすぐになります。なおこの外周の道も狭く、なおかつ工業地帯なので大型のトラックなどが猛スピードで走りぬけてますので、注意する必要があります。なおかつ街灯がないので、夜間はさらに危険、何か光る物を点けて歩くのが良いと思います。
こうしてターミナルから約20分で対岸の公園に到着しました。
この見晴らしの良い公園での光景は?つづく
松山到着から一夜、早朝から空港に行き午前中が順光となる展望デッキから、この日の撮影を始めました。
松山空港の展望デッキはターミナルの三階にあり、入場料は無料で20:45まで開いています。
デッキは小松のように柵上で、視線の高さにレンズ穴が横上に開けられています。
スポット運用はJALが1,2番 ANAが3,5番、ゲン担ぎ?4番スポットがないんですね。LCCなどは、その時に応じてのスポットとなっています。
松山空港では市街地への騒音のためか、なるべく海上からの14アプローチ・海上への32デパーチャーを可能かぎり行っているみたいです。
朝一のデッキでの撮影を終え、次は対岸の公園。ぶら~り外周の旅です。
ということで搭乗してきたB787-9のお見送りです。
ANA Boeing 787-9 Dremaliner JA830A
ANA598便で羽田へ帰ります。ところがフローコントロール、振替の乗客待ちで約30分の遅れ、冷たい海風吹く展望デッキで、寒さに耐えながらプッシュバックの時を待ちました。
この日はデッキで撮影しましたが、翌日は対岸の公園で789を撮影しました。その模様は、近いうちにお届けします。
ひさしぶりに遠征として、四国の松山空港に行ってきました。
今回はまだ行ったことのない空港へ行こうと選んだのが、この松山空港でした。理由はトラフィックが豊富、撮影環境に恵まれてる、そして最新鋭のB787-9の搭乗と撮影です。
多くの画を撮影することが出来、非常に満足できる遠征でした。
その模様は、処理・編集が出来次第、順次ご紹介します。