では日曜日に熊本空港で行われたジャンボさよならチャーターフライトの模様です。
"Touch & Go, Water salute"さよならチャーターフライト ANA Boeing 747-481D JA8961 in KUMAMOTO Airport
当日は7時に空港入り、まだジャンボの到着まで5時間もあるのにデッキ・外周ポイントに人々が集まり、ジャンボの到着を固唾を呑んで待ちわびました。
![P31681932 P31681932](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/22/fc395cb1fc98d868f5413a72593348b5.jpg)
ANA2001 NRT→KMJ Boeing 747-481D JA8961
成田空港からチャーター参加者をを乗せたジャンボは、定刻より少し早く到着し多くの人々が見守る中、国際線ターミナルの8番スポットに入りました。ターミナルの脇のでは間近でジャンボの姿を見ようと、多くの人がフェンス越しにそのジャンボの巨大な機体を眺めたり記念撮影を行っていました。
そして熊本遊覧フライトの時間、予定時間より30分ほど遅れましたがCF6の四重奏を奏で熊本の空に舞いあがりました。
約一時間の遊覧を終え、ランウェイ07に着陸。一旦T5から滑走路に入り、T4に待機していた消防車による放水アーチによる出迎えを受けました。
そしてメインのタッチ&ゴー、空港のデッキ・外周には詰め切れないほどの人々が集まり、この日のピークを迎えました。空席のジャンボは、ランウェイ25を翼を振りながら軽やかに離陸。そして軽やかにライトベースから25へ進入、接地後、フラップを着陸から離陸へ、スラストレバーが入れられ四発のCF6-80Cの四重奏が、ジャンボの巨体を再び空へ舞い上げらせました。
そして着陸は、滑走路の中間地点までノーズを接地させないウイリー滑走を披露し、最後まで集まった人々にサービスしました。
そして夜の帳が下り、いよいよ熊本に別れを告げ成田に帰る時。辺りが暗くなり、寒さが身に沁みる状況でしたが、多くの人々が残りジャンボの最後の離陸を見守りました。ジャンボもそれに答え、離陸時に翼を振り熊本に感謝と別れを告げました。
こうして熊本空港の歴史上、最も長い一日は終日熱気が冷めぬ、まさしく火の国。日本でも有数の撮影環境に恵まれている熊本ですが、さすがにここまで人々が集まると場所の確保でも一苦労でした。でもそれが人々にとってジャンボが、他の旅客機とは違うことを表しています。
現地でお世話になりました皆様、関係者そして主役のJA8961ありがとうございました。
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