今朝の新聞記事にありましたようにシルクウェイ・ウエストが、24日から小松空港への乗り入れを開始するとのことです。
シルクェイウェイ・ウエストは、中東のアゼルバイジャンの航空貨物専門会社であり首都のバクーにヘイダル・アリエフ国際空港を中心に欧州・アジアへの貨物便を運航しています。
新聞報道では日曜と木曜日の午後に到着し、他のアジアの国を回ってバクーに帰る運航だそうです。
そこで現在公表されているダイヤから推測するに、日曜と木曜に運航されているバクー→上海便(AZG 041・031)をバクー→小松→上海→バクーにするのではないかと思います。
機材は2機のB747-400Fと3機のB747-8F、ですが400Fは一機しか運航していないとの情報も。
そこで注目すべきはB747-400F、レジは4K-SW008。この機体、実は小松とゆかりがある機体なのです。
かつてはLX-PCVとしてカーゴルクスに所属し尾翼とウイングレットにだけロゴを入れた、あのグレージャンボなのです。ちなみにこの塗装になる前は、完全ホワイトでLX-PCVのレジのままシルクウエストに出向していた履歴を持つ機体なのです。
残念ながらこの機体は近距離便で運航されておりアジアの方へ来ていませんが、もし小松に来ることがあれば里帰りとなることになるでしょう。
この乗り入れは定期便ではなく、あくまでチャーター便としての乗り入れなので春以降の継続は実績次第となります。
暗い話題が多い小松空港に久しぶりに明るい話題、これを機に新たなステージに行ってほしいと願います。