岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

何時から高齢?婆さん達の戦略

2021年09月14日 | 百姓

令和3年9月14日(晴れ)

今日はお天気も良くて、風もあって意外と涼しい。

昨日はネギの出荷場がお休みなので、ねぎの掘り起し以外は小田道Dに防除して、小田道Cのねぎに土寄せなんかしていました。

次にコンバインの点検も終わって、稲の刈り上げの爪も交換しまして、更に各チェーンにオイルを注油してコンバイン試運転は万全です。

その後は、作業場の清掃なんかして籾摺り機と乾燥機は動作確認は時間が無くてしませんでしたが、次のねぎの出荷場のお休みが17日なんでそこで試運転したいと思っています。稲刈りの開始は9月22日頃から始めようかと思っていて準備作業的には順調ですね。

今日はネギの出荷も出荷量は一寸、希望通りではありませんが、概、順調でA品率も高いので気分的には上々です。

 直売所も春の時と野菜が違い「ねぎ」「ニンニク」「ジャガイモ」が主なんで春ほどの売れ行きはありませんがコンスタントに売れています。ところが、このところ、直売所では無くて自宅にまとめ買いに来る人が多くて一寸、如何なものかと思っています。大量に売れるのは嬉しいのですが大量に商品化加工するのって時間がかかるんですよ。ニンニクは外皮をエアーで吹き飛ばしてきれいにして、根をカットして重量を計測して袋詰めするんで結構、稼働が掛かるんですよ。ネギは根切り葉きりした後に数本を束ねて重量測定して本数を決めて野菜テープで束ねます。此れも時間がかかります。ジャガイモは比較的に大きな芋を中心に取り揃えて重量計算して袋詰めします。という事で意外と作業時間はかかるのです。そこに、追い打ちをかけるように近所の婆さん達が来て、ニンニクのまとめ買い、別の婆さんも来てジャガイモのまとめ買い、更に土ネギの注文が有って米の出荷用の袋8袋分も注文していきました。近所の場さん達にはほとんど自分がねぎの苗を売ってあげて栽培もしているんだけど、子供や親戚に送るという事でした。買ってまで送るのってどうなの?

此方、一人百姓なので本来の水稲農業+簡単な直売所で第2の人生を楽しむはず?だったけど、なんで一人百姓、フル稼働なのかな?会社定年後は第2の人生で大農家を目指していたんですが、心臓病を患ってからは大農家は諦めて残りの人生を楽しむことに方向転換したんだけど、一人百姓でもフル稼働ですね。此れは、想定外だって!なのでもう2~3年は一人百姓を頑張りますかね。

春に販売した自分のブロッコリーが頗る立派で感激且つ町内の噂になっているらしい。なので90歳前後の婆さん達が家の近くで栽培して勉強させてほしいという事で来年は家の傍でブロッコリーを一畝ほど植えようかなと思っています。だって、立派なキャベツ、ブロッコリーは本宮圃場に栽培して出来たんでベースは本宮圃場でしょう。

さらに、畑の耕起を自分にやってほしいという。自分の子供もいるし、トラクターもあるのに何故か自分に依頼(サツマイモ1本で!笑!)してきた、自分の息子に忖度して俺に依頼してくるなんて強か過ぎる。まあ、10月上旬にトラクターにロータリーを装着してニンニクを栽培する畑を耕起する予定なので大して稼働も掛からないんでOKはしましたけどね。

ちなみに90歳前後の婆ちゃんたちは来年もやる気満々ですが、世間的に考えたら90歳前後で畑をやるって凄すぎるよね。秋口には「もう、歳だから来年は畑が出来ないと思う」と言って冬眠に入っていく婆さん達が春になると喜々としては畑に来るんですよ。10年前から同じこと言ってるよ!

自分のブロッコリーの栽培を勉強したいっていう向上心は一体何処から来るの?さらに90歳の爺さんが普通自動車の免許更新で合格して93歳まで車に乗れることになったと言ってました。次は更新しないと言ってましたが、当地の90歳代、恐ろ過ぎる。ちなみに70歳代の爺様たちが痛んでいて90歳代より早く逝ってしまう気がするのは自分だけだろうか?

くそ!負けてられない!彼らは逝くという雰囲気は全くないので100歳まで生きるかもしれないが、自分は少なくても80歳までは生きてやるぞ!ちなみにニュースによれば100歳以上の高齢者は全国で86510人いるという事でした。長生きな人が多いね!

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