岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

想像を超えた大農場見学 その2

2018年09月29日 | 百姓
平成30年9月29日(曇り)

今日は朝から曇り空だったんですが、自分も稲刈りを始めました。写真を撮るの忘れましたが、今年は意外と田んぼが固くて稲刈りしやすかったですね。概、30アール程刈り取りして16時前には終了しまして順調でした。例年、コンバインが嵌る個所もスムーズに刈取れたんでgoodjobでした。
後はコンバインが嵌る圃場は3か所で手刈も採用して上手く乗り切りたいですね。

さて、昨日の続きの大農場ですが、農機具は当たり前のように大型機械が目白押しでした。圃場にも大型農機が何台かあったし凄い規模ですね。



敷地の一角にゴミ捨て場がありましたので見てみました。従業員さんの飲んだ缶コーヒー数が半端ないですね。



その先に農薬の空きボトルの捨て場があって、こちらも半端ない量でした。



どんな農薬を使っているかボトルを拾ってみました。自分が使っている農薬と同じで特別ではないのが安心しましたね。ただ、農薬の量が半端ないです。大型コンテナ6個程空の農薬ボトルで満杯だったので数千万円?位かな?



昼食が終わった婆ちゃんが出てきたので一寸、話を聞いてみました。
この圃場の全体面積は解らないそうです。とてつもなく広いので皆マイクロバス移動だそうです。通勤も近くの地域からマイクロバス通勤と言ってました。従業員やバイトさんは50人程だそうです。今の時期は大根とニンジンを主に栽培しているそうです。



加工場があったので一寸、覗いてみましたが、まだ、稼働していませんでした。



大根を洗う水槽なんでしょうかね?自分が入ったら抜け出せないほど深い水槽が沢山ありました。



すると突然、大型トラックが大根を満杯に積載してきました。凄い量です。婆さん曰く、10数キロ先にも農場があってそこから持って来たんじゃない?と言ってましたね。



隣の農事法人の車らしくそちらも規模が大きくて従業員は100名程いると言うことでした。事務所兼作業所の上が従業員宿舎のようでしたね。



これから加工するようですが、一寸、入りずらい雰囲気でこちらの会社の加工所までは入りませんでした。いずれ大規模農場でしたね。



畑の一角に動物捕獲罠がありましたので何かとみてみたら野猿捕獲用でした。普通だったら熊だけど野菜に悪さするサルを捕獲したいみたいですね。



サツマイモが餌として吊るしてありました。こうゆう罠が結構ありましたね。



ということで、自分の農業には参考にはなりませんでしたが、気分転換の圃場見学にはなりました。
昨日は昼頃からお天気が良かったみたいで当地では稲刈りが最盛でした。

ただ、キャタピラーオジサンが何を血迷ったのか稲刈りを始めました。稲はまだ若すぎて登熟していないし、ましてや午前中は雨降ってたんでヌカルムキャタピラーオジサンの圃場には入れないでしょう。それでも突撃しました。
予想通り、玉砕です。笑っちゃいます!



2週間ほど配水して圃場を固くしてから入ればまだ稲刈りできると思うけど、まだ無理!

暫く見ていたけど、コンバインは新しいもの(中古)に変わってました。どこから拾ってくるんだか?前は60馬力の大型コンバインでしたが、今回は50馬力でした。見た目綺麗だったので掘り出し物?だけどねーー!使い方なんだよね!

明日は雨模様何で農作業はお休みか?

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想像を超えた大農場見学 その1

2018年09月28日 | 百姓
平成30年9月28日(雨のち晴れ)

今日は夏ネギの出荷も昨日で終わり、今日から稲刈りをやる予定だったんですが、午前中は想定より強い雨で稲刈りは無理だったんで春に行った青森の舮作農事組合の農場を見学に行きました。午後からは晴れる予報だったんですが暫く休んでいなかったので休養と気分転換で行きました。




春に行ったときは雨であまり見えなかったんですが、現地はお天気が良くて圃場全体が見渡せた?見渡せる以上に広いんで結果的に見渡せなかったですね。東北でこれだけの規模の野菜農地は見たことはありません。八ヶ岳高原野菜の畑は此れ以上でしたけど1法人でこれだけの規模をやっているのは見たことありませんね。



大根畑が12haなんて見渡し限り大根です。このようは圃場が数十か所あるんですよ。想像つきます?



丁度、昼時だったんで作業員が昼休憩で飯場に戻るところでしたが、畑からは大型トラクターにキャリーを装着してそれに30人ほどの作業員が道路まで運ばれてきました。そこからはマイクロバスで飯場に移動です。いかに広いか!想像つきますか??



見渡す限り大根畑!見渡す先にも大根畑があるので日本国民が食する大根を全て栽培しているんじゃないかと思うくらいでしたね。



見渡せない大根畑!



何処まで続く

こちらはニンジン畑!こっちも凄い規模でこんな莫大な量の農産物、何処に出荷するんだろうか?



規模が大きすぎて自分の農業には全く参考にはなりませんでしたね。ただ、ただ、驚いて帰ってきました。

帰ってから本宮圃場のねぎに一寸だけ土寄せしましたが、自分の農業ってなんて小さいのだろうかと落ち込んで帰ってきました。

明日もお天気が悪そうなので小さい百姓でも一寸頑張って田んぼの排水でもしましょうかね?

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農業は難しい

2018年09月25日 | 百姓
平成30年9月25日(曇り)

今日はお天気が曇りで昨夜の雨で圃場や田んぼが濡れていますが、自分的にはねぎは一昨日に小田道A(3アール)のねぎを全て掘り起こしてハウス内に入れてあったんで雨等には特に問題なくねぎの出荷作業は進んでいます。
そろそろ、稲刈りを始めるころになっていますが、稲の登熟が今一で畑のねぎも太さ、長さも今一でこの後の作業をどうするか悩んでいます。

小田道Dの実験圃場ですが、今は「夏山一本太」の収穫に入るところなんですが、見た目、太さ、長さがもう一寸ほしいところです。実験品種「TSX-516」は太さも十分で収穫できそうですが、トラクターで掘り起こすんで夏山一本太を収穫後じゃないと収穫できません。




実験圃場ですが、残り「夏山一本太」、「TSX-516」、「TSX-511」なんですが、生育に違いがあってもう暫くは収穫しないでおきたい思いです。




そこで本宮圃場に回って見ましたら、畑の最初の場所に定植したのが「関羽一本太」で次に「夏扇4号」「夏扇パワー」にしたんですが「関羽一本太」の成長が今一で収穫のためには順番的にはトラクターは本宮圃場には入れません。稲刈り期間はねぎの出荷を停止するんで在圃性の良い生長が遅い「関羽一本太」にしたんですが、一寸、失敗でしたね。稲刈及びコメの出荷に3週間はかかるので計画的には稲刈り期間を考慮して「関羽一本太」にしたんですが、予定どおり成長してくれませんでしたね。



農作業計画は予定どおりで遅れは無いんですがねぎの成長は期待通りになっていなくて一寸、計画変更か明日考えます。




今日もコンバインで遊んでいる輩が居ます。そうです。キャタピラーオジサンです。毎日、夕暮れになると田んぼの農道をトラクターをむやみに走らせて鉄砲(籾排出胴)を上げたり、下げたりして楽しんでいます。物凄く、楽しそうです。
前にも書きましたが、キャタピラーオジサンの圃場は稲の登熟が進んでいないので稲刈りはまだまだ先です。キャタピラーオジサンは稲刈りしたくてウズウズしていて毎日、コンバインを走らせているけどまだ無理ですよね。
今日は日中に走り回ったんで写真を撮りました。



走りながら鉄砲を後ろに伸ばして上げ下げするなんて鉄砲の駆動装置が壊れると思うけどね。マッ!壊れたら自分で修理できるんで問題ないか!?

明日は掘り起こしのねぎを出荷調整(午前中で終わるかな?)して午後からは田んぼを回って、稲刈りを始めるか、何処の圃場から始めるかなど考えてみたいと思います。
バイト君には本宮圃場の夏扇4号だけに止め土を打たせます。今年は家の脇の圃場は失敗しましたけど、それ以外は計画通りに近い推移で良い状況です。

来年はある都合によりニンニク栽培することになりそうなのでこれから勉強します。この件については別途、掲載します。

農業は思う通りにならなくて難しいですね。

アッ、東京マラソンはエントリーしたんですが、今日、発表があって抽選外れでした。残念! 年齢的には来年以降はもう無理かな?

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当地でも稲刈りが始まる

2018年09月20日 | 百姓
平成30年9月20日(快晴)

今日もお天気は快晴です。本当なら山日和なんですけど、百姓はこの時期忙しいんですよね。これ以降も忙しいんですので山には行けませんね。
山行きてぇー!と作業中に行っていますが、バイト君が苦笑いです。

当地では今日から一斉に稲刈りが始まりました。当地の四天王がい一斉に稲刈りを始めたんで田んぼも賑やかになってきました。
87歳も、86歳も80歳も79歳も一斉に稲刈り開始です。皆元気だなーー!



例年に比べて1週間遅れですね。気温が高すぎて登熟が進まなかったからね。
自分は彼らよりも1週間も遅れて田植えをしたし、稲がまだ青くて登熟が完了していないんですね。自分の稲刈りは今月末開始の予定です。
急いで刈っても乾燥に時間がかかるし乾燥の灯油が多くかかるので慌てない、慌てない!

だけど稲刈りをしたくてウズウズしている叔父さんがいます。そうです!キャタピラーオジサンです。数日前からコンバインの試運転?か知りませんが圃場の農道を毎日走らせているんです。キャタピラーおじさんの田んぼは田植えは自分たちより3週間も遅れて田植えしている、数週間前まで入水していたので稲が若くて登熟していないんで刈り取るとすれば10月下旬からじゃないのかな?



皆が農作業を終わって帰り始めてから走り回るんで皆、何してんだろうな??という状況ですが本人はどこ吹く風で喜々として走り回っています。
また、びっくりしたんですがコンバインのボディの色が変わっています。今年の冬にコンバインが入っている小屋が雪で屋根が崩壊していてこのコンバインは屋根がコンバインを押しつぶしているように見えたんで使えないだろうなと思っていましたが、流石、キャタピラーオジサン、修復、修理したみたいですね。どっかから部品を調達してきたみたいでブルーボディが一部レッドになってます。もう農機具屋顔負けですね。



周りが稲刈りを始めると、自分も何かソワソワしてきますね。

明日,明後日はねぎの出荷場がお休みなんで自分は畑作業中心に作業をします。weekdayなので市役所行ったり、支払いをしたりして用事も済ませてしまいましょうかね。

明日も頑張るぞ!

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水稲損害評価講習会

2018年09月18日 | 百姓
平成30年9月18日(晴れ)

今日は朝から良いお天気で農作業日和で、当地も漸く、稲刈りが始まりましたね。自分は今月25日頃から借り始めようかなとは思ってますが、稲が何故か未だ枯れない。肥料が未だ効いてる感じだし、暫くは稲刈りは延期ですね。

今日は農業共済組合主催の水稲損害評価講習会及び検見協議会があって行ってきました。昨年は3位(努力賞)だったので今年は1位を取るべく気合を入れて臨んだんです。

モデル圃場には朝早くから選抜農家さんが集まって収量の算定しています。各地域から2名ほど選ばれているんで市全体では200人ほどになります。



こちらは1号圃場です。倒伏気味ですが穂も長くモミの付きも良くて豊作間違いないですね。



1号圃場の奥はまだ水が張っていて排水が出来ていませんでしたが、稲の出来は凄く良いです。



ただ、稲の倒伏は激しくて良い肥培管理ではありませんが自分は収量は多いと見ましたね。



こちらは2号圃場です。1号に比べて稲の出来は良くありません。稲がチャキット立ってる状況で穂も短く籾も少ないんですね。
株も太かったり細かったりしていて側条で植えてないような気がします。なので収量にはばらつきがあります。農済職員はそこまで見えているのかな?



そこで自分が出した回答は、1号反収「660kg」、2号圃場「540kg」で提出しました。
講習会は毎度同じ内容で特に目新しさはありません。検見のスキルは検見回数を増やしていけば着くと思いますね。



さて、検見結果ですが、自分ところは二井田会場です、ギョエー! 農業共済組合の出した検見結果が自分の検見と100kg/反収の乖離がある。そんな馬鹿な???昨年よりも稲は良かったんですよ。なので1位は取れませんでした。ガッカリ!何かおかしい!



地域の仲間たちとも話したんですが、全員、自分と同じで100kg/反収を多く見積もっていました。皆同じ見方で安心はしましたが、農済の検見が明らかにおかしいと皆言ってましたね。帰りに知らない人からも話しかけられて、自分は20年も稲を栽培してきて圃場を見れば反収なんか直ぐ解かる。
あの反収では農済は素人だ!と言ってました。当たり前ですよね。実際に栽培して収穫している農家さんのほうが切実なので実際に良く判るんですよ。
農済の信頼感は崩れてしまいましたね。

農済の収入保険の説明会(先月)でも野菜の価格保証制度をわかっていなくて、説明もできなくて結局、具体的に説明もできずに解散した経緯もあって信頼感はゼロでしたね。自分も収入保険は無駄だし、従来の国の価格保証で十分なので入りませんけどね。

午後にねぎを掘っていたら、農済の職員と選抜農家さんが畑の下の圃場に「穂いもち病」が付いていて農家さんが申告したみたいで損害評価に来ましたね。何割、保険金が下りるんでしょうかね。



自分は最初からこの圃場を見ていて、最初は30cm四方ぐらいのいもち病斑があったので早めに防除すれば止まるなと思っていたんですが、全く防除しなかったので圃場全体に広がり、周辺の圃場まで広がっていますが、当人はどこ吹く風ですな。本人は若干、自己中で農業はもう疲れたと言っていた78歳で体力的にも辛いらしく草刈り作業でも20分ほど作業すると10分休むという状況でしたね。保険金をもらえれば良いという考えのようで周辺農家さんはえらい迷惑ですね。



自分のねぎ作業は小田道Cが終了し、今日から小田道D(実験圃場)に入りました。今のところ、良い出来ではありませんね。

明日も頑張るぞ!

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