岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

トマト 簡易雨よけ栽培を見たよ

2011年10月31日 | 百姓
平成23年10月29日 
栗駒山登山の後、横手市に向かっていたら、見たことないビニールハウス群が!

百姓予備軍がつい気になって寄ってみました。
場所は秋田県東成瀬村です。



何を栽培しているか覗いてみたらトマトでした。木も青々としてまだいけるような感じでしたね






その一角に見たことないハウス(?)があります。





これが噂に聞いた簡易雨よけトマトハウスでした。




構造はとてつもなく簡単です。屋根にはアーチの金属で橋脚はイボ棒です、
その上にポリエチレンが被せてあって、簡単にハウスが完成です。




組み立ても簡単そうです。




丁度、オーナーさんが来ましたのでいろいろと質問させていただきました。
さらに時期が過ぎてしまったので、撤去が始まったところを見せていただきました。
構造体はポリエチレンをはがすだけでなく撤去するんですね。




撤去は超簡単です。




オーナーさん曰く、イボ棒はいくらでもあるが屋根になるアーチの金属は製造されていないので、もう買えないとのこと。
この形でやるにはアーチの部分を特注するしかないそうです。
この簡易雨よけ栽培は秋田県でもこの地域だけだそうです。
簡単そうですね。






無人直売所もやっておりましたが、目立たない!工夫が必要ですね。
出荷はJAとかがメインなようです。




こんな感じで販売しているんですが、車で走っていたら気がつかないよ!



オーナーさんにいろいろ質問しちゃいました。

収入は?
ハウス面積は13アールって言っていましたが、植栽している面積で実際は60アールぐらいの面積でした。300万円って言っていました。カメラ持って行ったので、一寸警戒されて
半分くらいの額を行ったんじゃないかと想う。規模からして300万円じゃないよね、
自分は税務署じゃないよーーー!

簡易雨よけ栽培について
ハウスは簡単に作れるけど、病気が発生すると、伝染が早いので予防が大変とのこと。
雨の日に作業ができない難点があるということ。
普通のビニールハウスは雨でも作業ができるのでできれば普通のハウスがいいよとのことでした。
畝立てもしっかりやり、潅水装置もいれてやるのでそんなに簡易ではないよということでした。

トマトは終わりだよとも言っていました。実がなっているけど、寒くて赤くなら無いそうです。

こういう栽培方法もあるんだ。農業は奥が深いね!

飛び込みで見学に行っても、仕事の手を休めて教えてくた、おじさん!ありがとう!


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宮城県 栗駒山登山

2011年10月31日 | 岳と登山
平成23年10月29日(土)快晴

久々の山行です。岩手県、須川温泉駐車場から登ります。登山口は宮城、秋田、岩手からなど沢山あります。




お天気は快晴で最高です。一寸、肌寒い感じですが。登山道の脇から蒸気が吹き上がっています。
活火山ですね。




お花畑到着です。木道があって雰囲気最高!でもお花はありません。




遠くにも噴煙が上がっています。それなりに絵になります。活火山ですな!




登山道はこんな感じで整備されていますが、途中、結構、泥んこです。雪解けなんでしょうかね?




昭和湖到着です。水が淡いグリーン色でとても綺麗です。自分のカメラ、調子が良くなくて色がよく出ていませんが
薄みどりですよ!




昭和湖から上は一寸急登ですが、問題なく、景色が抜群です。焼石方面ですが、同定できません。
紅葉は全くありません。第一、広葉樹の葉っぱが全く無いんですよ。




残雪が沢山あります。結構、降ったんですね。




天狗平到着です。広い空き地で一息入れます。




秣岳に向かう秋田方面の山です。穏やかな良い雰囲気の山です。




では、頂上に向かいましょうか。奥に見えるのは頂上ではないです。あの頂を超えてさらに奥です。





頂上が見えてきました。綺麗な小山です。なだらかに登っていきます。




途中、宮城県側が崩れ落ちているようになっていますが、特に問題はありません。
須川温泉側から見ると潅木が茂った穏やかな山にみえますが、宮城県側はごつごつしています。




はい!頂上到着です。須川温泉から1時間14分ですね。予想より短時間で登れたんでびっくりです。
頂上は結構広いです。




記念に1枚撮ってもらいました。日帰りはこんな格好で登っています。
今回は暑くなかったので水を一回も飲まないで登りました。




祠があるんですが、何故か石が一杯詰まっています。
人も沢山いて、さらに人が沸いてくるようにどんどん来ます。





小学生の兄弟が仲良く、景色を見ながらお菓子を食べていました。仲が良いね!絵になる。
彼らの奥が宮城県側の栗駒山荘方面です。







頂上にコース地図がありました。これを見ると沢山のコースがあって、人が沸いてくるのも判る感じです。






三角点もありますね。







鳥海山が雪をいただき、綺麗に見えます。いいねーーー!




向こうの山は秣(まぐさ)岳への縦走路にある山です。綺麗な縦走路ということだったのでそこまではいきました。




奥に見えるのが秣岳です。お勧めの通り、綺麗な縦走路です。
縦走路はこちらからは下りになるので走っていけば1時間もかからないようですが、横手から来たオジサンに聞いたら、
秣岳の下りと国道を須川温泉まで歩くのに時間(40分)ほどかかるということなので、午後に予定があったので手前の山で断念です。行きたかった。
秋田から来る人たちは秣岳から縦走してくる人が多かったです。10名以上の大学生のパーティも来ましたね。






須川温泉でに戻ってきました。皆さん、足湯を楽しんでいます。観光客もものすごく多いです。





自分は内風呂に入りました。600円です。お湯は昭和湖と同じ淡いグリーンでした。かなり硫黄臭いです。




実は須川温泉はかなり硫黄臭くて、体に効くなーと思って入っていたんですが、露天風呂がかなり熱くて15分ほど入っていたら貧血を起こしてしまったよ!
意識が遠くなって、やばいと思ってとりあえず風呂の外というか、風呂の縁に腰をかけてのぼせを回復する振りをして、意識が回復するのをしばらく待っていたら歩けるようになって内風呂に戻ったんですが、救急車呼んだらシャレにならないんで周りの人に気づかれないようにしばらく静かにしていて何とか回復!
露天風呂で周りの人たちといろいろと話をていた人が、自分が急に黙り込んだので変な顔をしていましたが、意識は遠のくし、視力も無くなってくるし、声も出ないし、倒れないようにして、頭を下げて意識が戻るのを待ちます。結構、冷静じゃん!と思うでしょう。
実は失神寸前なんですよ!死ぬ時ってこんな感じじゃ無いかな?視力が無くなってくるといううか、視野が狭くなってくるし、音も遠くに聞こえてくるし、このまま、ぱたっと言っても不思議じゃないね。

デブなんですが、若いころから偶に貧血を起こすことがあって、治し方も経験済みなんで対処は適格でしたが、久々の貧血で脳溢血かと思って焦ってしまったね!

今日の登山、結構、トレラン風に走っていたんでばてたのかな?

年も歳なんで無理しないようにしますか。

あ!栗駒山 「☆☆☆」です。今度は秣岳縦走路を走りたいです!あ!歩きたいです。


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日本名水百選の思い出

2011年10月25日 | 旅行
実は百姓は着実に実施されてんですが、デジカメが故障中で写真がないのでブログアップもままならず、ご無沙汰状態ですので過去の写真をもとに揚げます。


ずいぶん前の話になりますが、伊吹山登山の後に近くにあった日本名水百選の「泉神社湧水」に寄ってみましたので驚きの経験を掲載します。
滋賀県です。由緒は写真を見てくださいね。



井戸といううか、湧水地の全景はこんな感じです。小さな東屋風です。




30分ほどいましたが、人が後からどんどん来るので切れません。





皆さん、ポリタンクを物凄く持ち込みます。凄い量です。





駐車場は満杯です。この上にも空地があってそこにも車が満杯です。
車のハッチバックを開けてあって、車内にはビニールシートが敷いてあって、ポリタックやら焼酎のペットボトルがごっそり積まれています。





この叔母さん夫婦、このポリタンクだけではないんですよ。夫婦の連携が凄い




旦那さんが水を詰めると奥さんがキャップを閉めます。それを旦那さんが車に運ぶ!
奥さん、車から空っぽのペットボトルを運んでキャップをはずす、旦那さん、水を
詰める、奥さん、キャップを閉める、旦那さん、運ぶ!
凄い連携プレイ!見ていて見事!拍手です。




他の人たちも一心腐乱に水を詰めています。





とにかくご夫婦が多いんです。それと決められたように役割分担があって、凄い!




このホースが蛇口のようになっていて、水の勢いと量が凄いんです。




このペットボトルが自分の分です。ささやかで可愛いもんです。
ペットボトルに水滴がついて曇っているのが判ります。水が冷たいんですよ。
伊吹山の伏流水です。登山後に水を飲んでなかったので1リットル位飲んでしまいました!



ただ、冷たくて美味しんだけど、なぜ、ここまで皆さんこの水にこだわるのか聞いてみました。

水道水と違ってこの水でお茶を入れるととても美味しいそうです。炊飯にも使っているそうです。もう、水道水は飲めないというご老人もいらっしゃいました!

自分家の近くにもこのような水がないかな?岩手山の周りにも結構湧水がありますが、なんか狐のおしっこが入っているような気がしていまいち、ごくごく飲める気がしないね!


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籾すり風景

2011年10月18日 | 百姓
平成23年10月15日(曇り)

百姓をやって、一番の楽しみは収穫です。

今年はどのくらい採れたかなという楽しみ、1年の集大成がここにあります。

では、籾すり風景を簡単に載せます。毎年、同じなんでね!


では、我が家の籾すり機、親の代から使っているので40年は経っています。
農機具は丈夫ですね。元は完全にとれています。




流石にあちこち、ガムテープで補強していますが、購入時、親が奮発して
スーパー機(40年前)を買ったので、こいつは米の選別がとても良いです。




前の赤い機械は玄米を籾すり機から受けて、屑米選別して袋に入れて予定の重さになったら、通知音を出してくれます。
自分は袋をはずして、口を縛るだけです。後は空の袋をセットしてまた、通知音が鳴るのを待つのです。



一人百姓でも仕事は楽ですね。

では、今年の成果を!

耕作 水稲 86アール  収穫 550kg/10a

一般的には540kg/10aですが、自分の標準収穫量は600kgなので今年は少ないです。

一寸、言い訳ですが、今年は施肥料の実験をしたので、収穫はあまりあがりませんでした。

実験結果は以下です。

☆基礎肥料 10aあたり、20Kgと40Kgを施肥して比較したんですが、基肥の影響はありませんでした。

☆追肥の影響は大きく出ました。追肥をしたところは収量が多かったですし、米粒が太っていましたね。

以下、具体的な結果です。

本田70 基肥料 20kg 追肥あり 収量 少なめ
※ここは肥料の影響というよりは、ホタルイという雑草に稲が負けて収量減です。来年はホタルイをやっつけます。

本田71 基肥料 20Kg 追肥、少々あり、途中で動噴が壊れたので追肥を途中で止め。
収量、一番多い!

本田72 基肥料 40kg 追肥無 収量少なめ。稲の見た目は良いが米粒が小さくて収量も一番少ない。

苗代 基礎肥料  20kg 追肥無 収量少なめ ただ、部分的には収量が多い部分もあった。多分、前年の残留肥料があったのだと思う。

坂の下 基礎肥料 10kg 追肥無 見た目すこぶる良し、雑草もなし。収量、若干、少なめ。ここは土がいいからね。

今年の考察

本田70の雑草は、予定以上の繁茂で減収だったので来年は雑草を極力、排除。

基礎肥料はあまり、収量には影響を与えないようだ、それよりも追肥ワークが収量の良しあしを決める。

実験をした割には、それなりの収量もあったのでホットしているが、来年は660kg/10aを採るぞ!!





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稲刈りがはじまりました

2011年10月11日 | 百姓
平成23年10月1日(快晴)

今年も稲刈りが始まりました。台風もあって、例年に無く遅い稲刈りです。

お天気も良く、田んぼもヌカルまないので作業は順調です。

毎年、同じ光景なので雰囲気だけ味わってください。毎度のこと、一人百姓です。

コンバイン、籾運搬機出動。一人なのでいちいち持っていかなければならない。




このエリア、自分家が最後の方です。





コンバイン、田圃に入ります。コンバインが入るとこや、回転するコーナーは手刈りです。





籾が胴に溜まると、籾運搬機に排出します。





一般的な稲刈り風景はコンバインの前面から撮影しますが、一人なのでコンバインの上から撮影です。
臨場感あります?





籾運搬機、満杯です。10a分入ります。ここの田圃、20aなので2回で終了なんですが、豊作のときは、2回で余ります。
今年は、実験で追肥をしなかったので、普通の収量です。





乾燥機に入れます。乾燥機の容量は30a分です。ですので、順調のときは、あっという間に1日が終わりです。
10月1日は順調すぎて、午後、3時半で終了したので、近くの温泉で汗を流しました。





乾燥機に搬入風景です。




反対側から見るとこんな感じです。





10月2日は大雨で、雹も交じっています。窓際の白いところは雹が溜まったところです。凄い量です。せっかく、田圃が乾いていたのにね!








白い筋は、降っている雹です。写真に写るほど凄い量だったんですよ。




日にちが変わって、10月8日です。若干、雲行きが怪しいですが、風もあって稲の露が払われたので刈ります。
今週も雨が降ったようで田圃に水が溜まっています。
田んぼが若干、ぬかるみましたね。でも、順調!





10月9日 とても快晴。稲刈り日和です。稲刈り、3日目です。
この田圃15aで終了です。





左が専業さん、右が我が田圃。左、草ぼうぼう。我が田圃、野稗など、1本もありません。





稲の色も奇麗でしょう。この違いはなんでしょう。心がけですよ!





自分で食べるお米はこの田圃にしています。なぜか他の田圃より美味しんですよ。
土も良いようですね。追肥もしていないんですが、なぜか収量が多いです。






田圃は、若干、ぬかるみましたが、問題になるほどではありません。






今年もあと10分で稲刈り終了です。さみしい感じです。





今年の稲刈りも終わってしまいましたね。あっという間ですね。
お米が家屋内に入ったのでもうお天気を心配することはありません。

来週は籾すりと出荷です。今年の集大成ですよ!


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