岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

立山3山 縦走

2009年09月22日 | 岳と登山
8月31日午後 曇り時々晴れ

剣岳を終わったら時間が中途半端なので立山を縦走!

剣沢キャンプ場から別山に向かいます。
こっちへ来たのは誰もいません。皆、剣御前に向かっています。皆さん帰るんですね?

ガスは相変わらず濃いです。

一応、コースタイム

剣山荘12:30 ⇒ 別山頂上14:05 ⇒ 大汝山16:00 ⇒ 雄山17:15 ⇒ 室堂18:10 ⇒ テント19:00

突然、別山の頂上です。剣山荘からひたすら1時間30分も登っています。
ガスっていて写真を撮っても無駄なので途中は撮らなかった。




別山頂上の祠です。
誰もいないので寂しい!
これでも標高2880mですから!




立山3山と言いながら、別山と大汝山の間に真砂岳があります。
ここでも標高2861mです。




明日以降に行く後立山が雲でまったく見えません。
天候は回復傾向!



白馬岳や鹿島槍ヶ岳が見えそうで見えない。
残念!





大汝山の手前ですが、やはりガスっている。
さすが,3000m級、残雪がある。



大走りです。
歩きやすい稜線歩きです。
ここから、下ってキャンプ場に降りられますが、折角なので稜線をいきます。





内蔵助沢です。雪渓が大きい!



ここのところは歩き安い。
まだまだ、稜線歩きです。




大汝山に近づいたら、枯れ場になってきました。
別山から2時間歩いているから、チョッと疲れてきたヨ!



本当に枯れ場で登りもきつくなって来た。
相変わらず、晴れたり、ガスが上がってきたりで景色を楽しむというよりは体力勝負!




漸く、大汝山に到着。一応、小屋があって泊まれるみたい!
立山3山で一番高い!標高3015m




突然、雄山の頂上3003mです。
明るい内に帰れるか心配だったので1時間ひたすら歩いた。




日本3霊山の一つです。ここも人気スポットで参拝者がものすごく多い。
この写真の場所に行くには500円の参拝料を払わなくてはならない。
チョッと癪なので写真のみ!




雄山頂上から一の腰を望みます。
一の腰までは革靴であがれます。最初の日には行列ができていた。
一の腰から頂上までは1時間弱だが、登りは結構きつい!



一の腰から室堂までこの石畳を30分程歩きます。
こういう下りは自分は大嫌いです。
下りが中途半端で、登山靴では膝に変な負担がかかるし、つま先が痛くなる。
今回はここが一番辛かった。


室堂平へ向かうが今日は一日こんな感じです。



ガスで展望があまり得られなかったが、雲の合間で見える景色が素晴らしかった。

今日は14時間歩いたよ!初日だから体力あったな。剣岳、立山縦走、完歩!

次は後ろ立山3泊4日の縦走だよ!  見てね!


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剣岳 登山

2009年09月22日 | 岳と登山
8月31日 曇り

いよいよ剣岳登山です。曇っています。今年の登山は天候に恵まれない。

キャンプから朝5時出発。

テントは張りっぱなしで、食料と雨具、カメラ以外は置いていきます。

ちなみに前回、福島でカメラが故障して写真がなかったため
とうとうデジ1レフを買ってしまいました。

もちろん前回のデジカメももって行きましたが!

御前剣小屋に6時到着。
ガスっていて周りがよく見えません。昨日の天気はどこへ行った?

剣山荘へ行きます。




7時、剣山荘です。新しく立派です。
剣岳へはここから登ります。




剣山荘の裏手から裏山を登る要領で登ります。




剣山荘から15分で一服剣です。
まだ、疲れはありません。




前剣です。やはり曇っています。
大概の人は剣山荘や剣沢キャンプ場に前泊して登っているので今から登る人は少ないです。
白い筋が登山道ですが人はあまり見えません。




前剣の頂上に人が2人立っているのがわかりますか?
前剣に登り始めたら下りの人と会いました。
午前3時にヘッデンを点けて登ったそうです。
生憎の天候で残念だといっていました。



8時 前剣頂上です。
結構狭く、休憩者が多いのでプレートを撮るのに苦労しました。
ここから登山者が急に多くなったので追い越しにかかります。



いよいよ崖のぼりです。
危険な箇所は登りルートと下りルートが分かれています。
絶壁を鎖で渡ります。
足元は靴1個分しかスペースがありません。
下は数百メートル切れ落ちています。



前の若者5人グループにひたすら付いていきます。
彼らは余裕ですが、すぐ引き離されます。
彼らが写真を撮っている間に追いつきます。



待ってくれ!!
置いていかないで!




垂直に登るところもあります。




蟹の縦バイです。20m程、垂直に登ります。
鎖があるので問題はありませんが、
おばさんグループが登れず、大渋滞です。
後ろもおじさん、おばさんグループが20人ほど待機しています。

自分はそのグループを追い越させていただきました。





蟹の縦バイの上です。まだ鎖場です。
ここから20分ほどで頂上です。



9時20分 漸く、頂上です。(^。^;)ホッ
結構、狭いです。20人くらいで満杯です。
ここでしばし休憩です。食事もとります。

ガスっていて景色はありません。残念です。(;´д`)トホホ 




途中、追い抜いた韓国人グループ20人程が来ました。
彼らは常に何かしゃべっていて五月蝿いので降りることにします。




下りは蟹の横バイですが、最初の一歩の足の置き場所が難しい。
当然、絶壁上なのでビビルがそこを過ぎれば特に難しいところはありません。
あとは登ったコースをひたすら下ります。
下りも渋滞がありました。
やはり団体の中のおばさんが3名ほど岩場をうまく下れないので渋滞を起こしています。


山に登るには誰にも権利はありますが、周りに迷惑をかけないでほしい。
この一級の山に来るにはそれなりのトレーニングをしてきてほしいと思います。
登山ブームだから仕方ありませんが?

ということでとっとと下りたので、剣山荘に12時30分に着きました。

さてと時間もあるので立山3山縦走しますか!










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立山に移動

2009年09月22日 | 岳と登山
北アルプス 2009年夏 第1段

8月30日 立山に移動

盛岡から立山に移動は一日がかり。

朝5時半出発

高速を乗り継ぎ700km超

東北道 ⇒ 郡山(磐越道) ⇒ 新潟(北陸道) ⇒ 上信越道 ⇒ 長野道 ⇒ 豊科

遠いな! でも、高速料金 1000円は安い。

扇沢へ入ると午後3時半。

予定ではここで車中泊し、明日から後ろ立山縦走の予定だが天気が続かない予報。

急遽、立山、剣岳に変更。

立山へのアルペンバスが午後4時にでるのでそれに飛び乗る。

慌てたので眼鏡を忘れてしまった。不便だったな!

扇沢のバスターミナル。室堂まで往復 8800円 高いね
荷物10kg以上は310円取られる。テント、食料ぎっしりなので10kg超!





環境に配慮して電気バス。良い事だと思うよ!
初日なのでまだ汚れていない自分。



15分位で黒部ダムに到着。ケーブルカーの時間がわからないので先へ急ぐ。
眼鏡がないのでパンフレットが読めない不便さ (;´д`)トホホ



ケーブルカーの黒部湖駅
時間が遅いので人はあまりいない。それでも20人くらいは乗っていた。




ケーブルカーに乗ってる時間は5分間。
ここでも荷物料金400円取られる。バスとは会社が違うかららしい!



大観峰到着。
雲があるけど針の木岳がを顔を出した。カッコイイ山だ。
この時点で針の木岳は予定にないっていないけど心の中で登ることに決定。




大観峰の売店で宇奈月ビールが
飲みたいけど我慢!



もう一度、針の木岳。手前がスバリ岳、赤沢岳は雲の中。



室堂到着!
この景色。最高!!思わず歓声があがった。周りからも!
立山がくっきり!感動!(^-^)



立山の湧水。冷たくて美味しい。
ここで水を補給。もちろん駅の自動販売機でビール(500ml)2本調達。



これが雄山(立山主峰)です。
観光ならこれで十分です。
この美しさに嵌ったんです。北アルプス登山に!
しばらく室堂平でウロウロしていました。
明日は行くぞ!待ってろよ!




みくりが池と向こうに御前剣(真ん中)と別山(右端)です。
左端の向こうに剣岳が見えます。




剣岳をアップにしてみました。
明日、いくからな。待ってろよ!




雷鳥沢キャンプ場です。
ここにベースキャンプを張ります。
初日からスケジュールを変更しているので予定を練り直しです。・ (・_・")?


マイベースキャンプです。
今晩はビールを飲みながら明日の予定を立てるつもりです。


次のスケジュールが凄い。以下、1日で周る予定。

剣岳登山 ⇒ 立山縦走(別山  ⇒ 真砂岳 ⇒ 大汝山 ⇒ 雄山) 雷鳥沢

こうご期待!









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飯豊山登山(その2)

2009年09月16日 | 岳と登山
飯豊山登山その2です。下山模様をレポート。

カメラが壊れたので写真はありません。

飯豊山 下山 (2009/8/7)(曇りのち雨)

切合小屋出発 ⇒ 三国小屋 ⇒ 横峰 ⇒ 川入キャンプ場
5:30       6:35     8:00   9:30


朝起きたら雨が降っていないので早速テント撤収。テントは濡れていると収納しづらいし、
重くなるので露のみでラッキー。夜も降っていなかったようです。昨日、飲みすぎたか、
お腹がすいていなかったけどおにぎり1個食べて出発。


雨が降るかもしれないので、勢いをつけて下ります。といっても登りも或る訳で普通に登山です。

三国小屋までの中間から雨がこぼれてきました。ザックにザックカバーをかけます。

ザックは濡れると極端に重くなりますし、中のものが濡れると書類関係は最悪な状態になります。
レインコートは汗で中から濡れて意味がないので着ません。


すたこら降ります。朝なのでまだ元気があって登りよりは時間短縮です。三国小屋でポールを収納します。

これから剣が峰の岩下りなのでポールは邪魔になって危険です。バナナを1本食してパワーを補充します。

やはり岩は雨で滑ります。慎重に下ります。ようやく岩場を下りきりました。ほっと一息です。

水場を目指します。雨が強くなる気配に前にいるグループをどんどん抜いていきます。

水場で一息入れて下りますがこの頃から登りの人たちがどんどん上がってきます。

雨なのにたくさんのグループが来ます。養老院から抜け出てきたようなグループが2グループもありました。
この雨の中、剣が峰を登れるか心配です。岩が滑って危険だよ!といって注意しましたが、
誰も引き返すとは言いません。去年、剣が峰で事故があったようですし、特に年寄りグループは心配です。
70歳男性の単独も来ました。注意したんですが、登ってっていきました。

高校生のグループ 20数名が中十五里でバテテいました。暑いし、雨が降っていてなぜか
荷物が異様に大きい。自分の倍近い感じです。そりゃバテルでしょう。このグループも
剣が峰を超えられるか疑問です。引率の先生は早めの決断が必要です。

今回の山行で一番の美人さんが来ました。若くて山には似つかわしくない美人さんです。アベックでした。

人気の山らしく、雨が本降りでもどんどん登ってきます。雨が激しくなってきました。

集中豪雨に近い状態です。前には一人歩いています。下十五里で抜かします。
競争しているわけではありませんがこれで下山1番のりです。

車について、全部、着替えます。着替えてほっとしました。とりあえず、アブがすごいので山から離れます。

喜多方に近いので喜多方ラーメンを食べて帰ることにしました。「まこと」というラーメン屋さんが
雨にもかかわらず、行列でしたのでそこに並びました。ラーメンマップに乗っていませんが、
行列なので美味しいだろうと期待して。

中華そば(600円)を頼みました。煮干だし汁で結構、濃いだし汁で中太ちじれ麺です。
大変、美味しい。さすが行列の店。納得。帰りに土砂降りだったのでお店の人が返さなくて
よいかさをくれました。超親切で感激。

次に、コインランドリーで洗濯しながら次の作戦を考えます。今回の日程はあと2日余裕があります。
だけど雨が強い。側溝から水が溢れて道路が冠水しているぐらいですので、動きが取れません。
南に向かうか北に向かうかとりあえず郡山に向かって郡山で考えることにして移動。

ラジオで天気予報を確認すると、関東北部、東北南部は大雨警報と雷警報がでている。
南は無理だなと判断。山形どうかな?山形も天気が悪いとのこと。天気が悪いときに
山に登っても意味がないので、今回はこれでやめることにして帰途へ。

ETCは優れものです。郡山から盛岡まで1000円ですので安い。

これで今回の夏山登山 第1弾終了です。

次回はいよいよ北アルプスへ行きます。楽しみ!
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飯豊山登山(その1)

2009年09月16日 | 岳と登山
忙しさに感けてブログのアップがデキナカッタヨ

前回の福島集中登山で残っていた飯豊山をUP!

飯豊山 登山 (2009/8/6~7)  1泊2日

深い山だったな!頂上まで10時間かかるからすごい!


川入キャンプ場 ⇒ お杉 ⇒ 下十五里 ⇒ 中十五里 ⇒ 上十五里 ⇒ 何とか平
5:40        5:48   6:20     6:25      7:05    7:50

横峰 ⇒ 水場 ⇒ 剣が峰 ⇒ 三国小屋 ⇒ 種蒔山 ⇒ 切合小屋 ⇒ 草履塚
8:05   8:50   9:50    10:17     11:20   11:53(12:50発) 1:20

一王子 ⇒ 本山小屋 ⇒ 頂上 ⇒切合小屋(テント泊)
2:18    2:35     2:45  4:25

川入キャンプ場を3番手くらいで出発。アブがすごい。集団で襲ってくる。







ガイドブックはあまりきついことは書いていないしこの時点ですごい山だとはわからず。
最初は順調に各ポイントを通過。




暑い。曇っているがとにかく暑い。ウェアは汗でびしょびしょ。水はがぶ飲み。
上十五里で500mlボトル空になる。この調子で水が持つか心配。






会う人毎に水場はあるか聞いて回る。横峰の先にあるようだ。
そこまでがんばろう。
水場があった。とても冷たい水がたっぷり流れていた。しばし、休憩と水をたっぷり飲んで、
ペットボトルに水を補充。ほっとした。






次が剣が峰。岩場登りである。多少、自身はあるが、結構、きつい。鎖場が数箇所あるが
大きな問題ではない。

カメラが汗で故障。せっかく晴れてきたのに写真が取れない。残念。


ここから写真なく、レポートのみです。

三国小屋到着。既に出発から4時間近く経っている。この山は奥深い。普通の山なら頂上でしょ!

雄大な景色と残雪。絵になるが目に焼き付けるだけ。バッテリーとメモリの予備は持ってきたが
本体が壊れてはどうにもならない。今度はカメラは2台もつことにしよう。

先は長い。これから山を登っては下り、登っては下りの連続です。次の切合小屋までは
1時間半、登り下りを3回。


漸く、切合い小屋まで到着です。ここまで7時間かかっています。昼食と大休憩です。

次の山が高いので頂上かと思ったら、そうではなくてここから2時間はかかるとのこと。

深い。深すぎる。

明日のことを考えて、ここにテントを張り、道具を軽くして出かけます。

また、登っては下りを数回繰り返します。途中、ミニキレットがあります。北アルプスの
数分の1くらいです。ここの名前がお秘所です。意味深なネーミングです。

お秘所を一旦下って大きく上り返すと一王子です。ガスってどっちが頂上なのかわかりません。
マークを頼りに移動すると本山小屋に着きました。これでも頂上ではありません。

ここから一寸登り15分ほど行った先が頂上です。感動です。ここまで9時間かかっています。

こんなに深い山は初めてです。飯豊山連邦とはよく言ったものです。山の連続ですもの。

ガスの切れ間から見るととても雄大です。こんなにきついのに登山者が切れません。
とても人気の山です。素晴らしい。写真がないのが悲しい。

早くビールが飲みたいので、切合まで急いで戻ります。また、登り下りを繰り返して
登りは2時間でしたが、下りは1時間30分で戻りました。ビールの力は偉大なり。

早速、ビール(350ml 800円)を飲みます。一寸、温いがビールです。最高です。早速、
一人宴会です。
日本酒の紙パック2合持ってきたので、ハムやらチーズで飲み食いまくりです。
一気に酔っ払ってきました。

どうせ、後は寝るだけさ!曇っているので星も見えないし。

今年の装備は万全。エアマットもあるので背中が痛くない。

ぐっすり寝たはずが、夜中に起こされる。隣のテント(3人組)が大いびきの合唱で眠れない。

自分も大いびきをかくが今回は負けた。

こうして1日目はくれたのでした。

次は下山レポートヨ!

コメント (2)
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