令和3年9月2日(晴れ)
今日は久しぶりに朝からお天気で農作業日和です。気温は低くて作業はし易いです。
昨日はねぎ畑の管理作業で小田道CとDに土寄せしました。草も酷かったけど、一応、手取りしてから管理機を掛けたんで概良い状況です。草に負けたねぎは合ったけど、どうせ、全ては出荷できないのでそこは無視して土寄せを決行しました。ネギが7月の干ばつと高温により生育が停まっていたと思っていましたが、予想より生育が良くて一寸、びっくり。草も凄くてびっくりなんですが、一応、草を無視して土寄せはしました。ただ、止め土を打つとねぎが伸びすぎるので土は半分だけかけました。太さは十分なので収穫できるのなら止め土を打っても良かったんですが、何せ、一人百姓なもので小田道CとDは10月、11月の出荷予定なので伸ばすわけにはいかないのです。ネギの畑は今のできる範囲内で管理はほぼ終わりです。明日は各畑に防除をすれば1か月は持たせられますね。
今日は農作業的なモチベーションは上がっていて、家の脇のねぎに土寄せしてから不耕作畑の草対策で耕起して次の段階に進みます。ネギの掘り起しとジャガイモの掘り起しをするためにトラクターのロータリーを外してねぎの掘り起し機を付ける作業をするために作業していたら、トラクターのエンジンが掛からない!?何回もセルモーターを回すんだけどエンジンが掛からない。其のうち、セルモーターの動きが悪くなってきてバッテリー上がりになってきた。前からエンジンの掛りが悪いのでグローランプが悪いのかなと思っていて農機屋に相談していたのですが、グローランプは超高いらしくて交換を躊躇していたんですが、とうとう、今日、エンジンが掛からなくなってしまった。そこで、爺は考えました。グローランプよりバッテリーの劣化が問題じゃないかと!農機屋に電話しても在庫を持っていないので注文しても3日はかかるので、田植え機のバッテリーを購入した会社に電話したら在庫が有るという事で早速購入してきました。ついでにブースターケーブルも購入してきました。
トラクターのバッテリーは結構、重くて装着は大変でしたが、バッテリー交換は難しい作業でもないので淡々とするのみです。古いのを取り外します。新しいのと交換です。
という事でバッテリー交換したらトラクターのエンジンは直ぐかかりました。農機具何てこんなものですよね。農機屋にお願いすれば出張費、作業費、材料費を含めて高額が請求されますので、田植え機の故障で経験済みなので出来るだけ自分で修理することにします。
次にねぎの振動型掘り取り機を装着します。作業的には一寸、面倒なんだけど1時間ほどで装着できました。ここまでが午前中の作業です。
午後はジャガイモの掘り取りを行いました。ネギの掘り取り機で畝に差し込んで畝を浮かします。草ぼうぼうの畑でジャガイモが出来ているか心配なのですがジャガイモは土の中なんで影響はないでしょう。
今年はマルチをしないでジャガイモを植えたんでどうなるかなと思ったけど、草が凄かったですね。だけど、トラクターを走らせるとマルチが無い分、トラクターがスムーズに走りました。マルチをすると草を抑制できるけど、トラクターで掘り起こすときにマルチが有ると引く憎いように感じます。マルチの良し悪しが解りました。
ジャガイモの出来はどうかと言うと、近所の婆さん達に聞くと今年は7月の高温、大干ばつで良い芋は採れなくて大きさも小粒が多いという事でした。自分の芋と言うと粒も大きくて収穫量も多くて想定に反してgoodjobでした。
今年は種芋が凍結で良い種芋が無かったし、生き残った種芋を植えたんです。そして新しい種芋を購入しようと思ったけど時期的に遅くて入手できなかったので手持ちの種芋で定植しました。畝にはマルチもしなかったし、芽欠きや間引きもしなくて完全、植えっぱなしの放置栽培でした。なので圃場は草ぼうぼうでセイタカアワダチソウが凄かったので刈り払い機で草は刈ったのですが、土の中はどうなってるのか?世間ではジャガイモが不作の話も聞くし、いろんな方からジャガイモが欲しいいと言われていたんで期待もしていませんでした。
しかし、自分のジャガイモは草ぼうぼうの土の中でしっかり成長していました。今日は品種「はるか」を収穫したんですが十分生育が良くて12mほどの畝3本で200kg程収穫できました。草の中にお宝が有りました。
明日は男爵の畝から収穫しますが、はるか以上に種芋が最悪だったのであまり期待は出来ませんが、明日、残りを収穫したいと思います。
植物の生命力って凄いですね。
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