岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

源太ヶ岳の雪山登山

2010年02月28日 | 岳と登山
平成22年2月28日(日)曇り

今日は天気がよくないけど、源太ヶ岳(1545m)に登ってみました。
今、帰って来ました。

夏の登山口から登ります。今日は遅くて9時15分出発です。先発者はいません。
雪が硬い雪なのでカンジキは持っていきません。





スキーのトレースがあります。先先週のグループのでしょうか?
今回は迷わないはずですが!





斜面に取り付きますので軽アイゼンを履きます。
雪面が硬いので結構歩きやすい!





ここは記憶がある橋です。トレースがしっかりしています。





木の周りが解けていて、深い穴になっています。
深さが2m以上ありますので落ちたら自力では這い上がれません。気をつけましょう!




迷わないはずが、トレースが間違って進んでいます。
左の尾根が登山道のはず!トレースも戻っています。
トレースを頼りにしないで自分の感覚で尾根に取り付きます。




尾根に着いたら、新たなトレースがありました。これで安心!
岩手山も水墨画のように綺麗に見えます。
今日は裏岩手山を常に見ながら登ります。





頂上直下の雪原です。
直登もできますが、2年前に雪崩がおきて2人亡くなっているところです。
回り込んで迂回して登ります。





こちらが雪崩の起きたところです。歩きやすそうですが、自重します。





またまた、岩手山です。麓のほうが薄い雲があって幻想的ですね!





茶臼岳、安比高原方面です。
雪原を斜めに登っていきます。結構、きつい斜面ですが歩きやすい!
つぼ足なのでたまにズぼっと抜かることがあります。




樹林帯に入ります。
風のせいでしょうか、トレースが無くなりました。
頂上はすぐの筈なので安心して、登っていきます。





漸く、頂上が見えました。
雪原をまっすぐ向かいます。従走路には結構、足跡がありますが。




ここが頂上(1545m)です。2時間で到着です。
風が強くて寒い!





頂上の標識です。風が強いので着雪しないんでしょうね。
相変わらず景色が良いね!三石山、コモッコ岳や秋田駒ケ岳が綺麗に見えます。




セルフで撮りました。風があって、寒いんですよ!
でもここの景色が大好きなのでしばらく停滞していました。



今回はここまでです。次は大深岳に向かいます。

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至福のあんこ比べ

2010年02月20日 | 生活
平成21年2月20日(土)雪

今日は家族が車を使っているので山へ行けません。まあ、天候も雪なのでいっか!

自分は辛党ですが、超甘党でもあるんですヨ!

そこで思いついたのが、大好きなあんこが何処のお店が美味しいか比べることに。

まず、会社の後輩から教えてもらった団子屋さん「ふるさとや」でお勧めの大福を購入。
小さなお店です。電話番号の局番が2桁なので相当昔からあるんですね。




店の中のショーケースです。大福やお餅のケースです。同じ大きさのショーケースが隣にあって
団子はそちらです。
お店が狭いのにお客が一杯なのでまともに写真が撮れません。




おばさん、3人でやっています。値段表です。安いねーー!
ここでは「大福」「草もち大福」「豆大福」を買いました。
皆さんはまとめ買いしていくのでどんどん売り切れる!





次は薄皮タイヤキの「たい夢」でタイヤキ 「小倉あん」と苺ミルククリー夢」を購入。




お兄さん一人でやっています。手順がすごくいいですネ!
ここもお客が切れません。男の人も多い!





次に白いタイヤキに回ります。
中では結構、待っている人がいます。





白餡タイヤキと黒餡タイヤキを買います。
段取りが悪くて10人くらいお客を待たせている。
タイヤキを持つ場合、ビニールの手袋をはいていますが、テーブルの上のタイヤキのかすを
手掃きしているし、その手袋をエプロンのポケットに入れたりしている。
不衛生だよね!





さて、食べ比べです。楽しみですね!

右がたい夢のタイヤキ。真ん中がふるさとやの大福。左が白いタイヤキ。
白いタイヤキの下にあるのが、白いタイヤキの半身です。無料ですので貰ってきました。





「たい夢」のタイヤキから食べます。皮がぱりっとしていて食感が良い。あんこの味もくどくなくて美味しい。
 



まずは左の大福餅を食します。お餅が柔らかい。あんこも甘すぎず美味い。
あんこは一寸、塩味がある感じ。美味しいなーーー!





次に白いタイヤキを食します。皮がもちもちです。あんこはこれらの中で一番甘いです。




たい夢のタイヤキの尻尾ですが、あんこが詰まっています。
うめーー!



さて、判定です。

あんこの甘さ 1位 白いタイヤキ 2位 たい夢    3位 ふるさとや
食感     1位 たい夢    2位 ふるさとや  3位 白いタイヤキ
あんこの美味さ1位 ふるさとや  2位 たい夢    3位 白いタイヤキ
総合     1位 たい夢    2位 ふるさとや  3位 白いタイヤキ

あんこの美味さはふるさとやが甘すぎず良いですね。バランスがいいのはたい夢。

あ~、美味しかった。

さあ、ダイエットに散歩に行きますか。な~てね!



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寒い東京出張

2010年02月20日 | 生活
平成22年2月18日(木)東京雪

今週は東京出張だったのでチョコッとだけ状況を!

新宿駅西口です。せっかくの東京ですが霙です。
雪が積もっていないのに東京駅から中央線が6分も遅れた!なんでかなーーー?





「新宿の目」アートかな?





歩道の植え込みに雪が!雪国から来たので珍しくもないが。





都庁です。上のほうがガスっています。高いんですね!




副都心のビル群です。
自分が新入社員の頃はこれらのビルは全くなくてススキが生えていましたけどね。





今日の目的のビルの中です。
コンクリートの中に何とか癒しの空間を演出していますが、癒されないですね。
第一、都会の人は立ち止まらないからね。





仕事(研修だったけど)に気合が入って遅くまでがんばったので午後7時過ぎです。
ビル群が綺麗ですね!





新宿駅西口に戻ってきました。
ラッシュのピークは過ぎたんですが、人が一杯です。流石、大都会!




思い出横丁を覗いて見ます。懐かしいですね。若かりし頃、よく飲んだんですよ!
昔は狭くて汚かったのでションベン横丁と言ったんですよ!
戦後のバラック仕立てでおばちゃんが話がうまくて人情があって、安かったので
仕事帰りに良く寄ったものです。




今は中国人や韓国人の店が多くて、話もまともにしてくれないので入りませんけどね。
店員さんの声がかん高くて怒鳴っていてうるさいし、安くもない。つまらない横丁になったね!

宿の近くで飲みましょ!





次の日はやまびこで帰ってきました。飲み代を浮かすためにやまびこ限定切符でいったのでね!




今回は時間的余裕がなかったので、何処へも寄らず帰ってきました。もったいないね!


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遭難一歩手前 雪の八幡平 茶臼岳登山 その2

2010年02月14日 | 岳と登山
さて、続きです。

天気が良いですね!茶臼岳(1578m)も綺麗に見えています。

あそこまで行ってみましょう。




手前の山ではありません。奥の山です。
頂上付近は真っ白!

★ここで気がつけよ!直登出来ないと!



でも、行っちゃいました。馬鹿者(自分)が!
夏の登山口です。
前の山も結構危ない!





この時点で雪崩の可能性は意識していたので、雪原を登らないで左側の樹林帯を登ります。
ここは冷静ですね。





前の山の頂上です。自分の歩いたトレースが一筋あります。
気持ちいい!ここから戻るなんて気持ち一欠けらもありません。





茶臼岳です。どう見ても直登は無理です。夏でも頂上直下は崖だったはず!
ここで馬鹿者が考えます。戻るという選択肢を排除して!
この後、パニックで写真を撮っていないので、右上の雪原を注目!





直登は無理なので、さっきの右の尾根からアタックすれば頂上にいけると判断!
向こうの斜面に向かいます。
最初は雪崩を警戒して樹林帯を進みます。






さっきの斜面に到着です。
この斜面の幅は300m?やっぱり500m?位あります。ここの斜面を横断です。
雪崩が怖いな!と思いながら横断していきます。写真どころではないので写真がありません。
ばか者がまだ直登を狙って斜度がゆるい場所を探して横断しています。

3分の2くらいまで来た時に、自問します。
雪崩の条件は?

斜度、35度以上、硬い雪の上に新雪

ギャー!ここはモロに雪崩の条件ジャン!斜度、40度以上あるし、樹木も無い雪庇がある急斜面!
先週か先先週に雨が降って、雪が表面が解けて凍った跡に新雪が30cm~40cmでまさに雪崩条件。
どおりで腰まで埋まることもなく、新雪が膝くらいで歩きやすい筈だ!

ここでパニック!雪崩が起きたら確実に死!

死を意識したら、恐怖感が増殖の増殖!死の恐怖との戦い。

雪原はまだ100mから150mある。樹木が無いのっぺり急斜面。逃げ場が無い。
衣服は汗でびしょびしょ!雪に埋もれたら30分で冷凍肉。自分のウェアは白、グレー、黒なので
目立たない。
登山道ではないので誰にも探してもらえない。春になるまで遺体は出てこない。

この時の精神状態は!お腹周りがザワザワしてくるし、体中、鳥肌が立つ。
急いで雪原を抜けなくてはと思うが思うように体が動かない!目の前が暗くなる!





今までの足取りとは違い、ふらふらで雪原を越えてやっと、樹林帯に到着!
雪崩の危険は去ったのでほっと一息!
でも、気持ちが落ち着かない。
気力、体力がさっきとまったく違う。
とりあえず、樹氷の中を尾根に向かう!後で写真を見たら樹氷が綺麗だったね!
そのときは何も考えず、写真は撮ったものの尾根に向かって無我夢中!





尾根のトレース発見!一気に今までの緊張感が抜けた!トレースが古いし足跡が無い。
今日は誰も登っていないな。一番乗りか!

ここでも葛藤。
体力が限界。衣類がびしょびしょ。上に向かうか、下るか?
多分、非難小屋まで推定300m位ではないかなと想像!
このまま下るか、登って非難小屋で着替えるか?悩みに悩んだ!





上だ!このまま下っても衣類がびしょびしょだと低体温症になる可能性がある。
体力が限界。10m歩いてハーハー、ゼーゼーと呼吸を整え、じわじわと登っていく。
ここで体中の筋肉が痙攣を起こす。
下半身の筋肉が痙攣し、突っ張って痛い。屈伸も出来ない。その内、胸筋も痙攣し始めた。
しばらく筋肉を摩ったり、揉んだりして10分位停滞したら、筋肉が痛いが歩けるようになった。




やった。非難小屋だ!でも、まだ100m位ある。まだ、遠いな!





やったー!非難小屋到着!
 12時10分着。
もちろん、誰もいません。
中は結構綺麗ですね。ストーブはありません。




小屋の室温 小屋据付の寒暖計で-7度 上半身の衣類を全部脱ぎます。
そんなに寒く感じません。
早速、乾いたタオルで体を拭きます。そして着替えます。
トランクスの替えはありますが、股引の替えは持ってきていなかったので上半身だけ着替えます。
背中に乾いたタオルを入れて汗吸収用にします。
脱いだ衣服は10分でバリバリ凍ってしまいました。

今回はラッキーなことに日帰りザックだったけど、上半身の着替えは2セット、ホッカイロを2個、
ライター、ポットに熱いお湯を800ml持ってきていたので体を暖めます。

食欲が無いけど、無理やり菓子パンとそうセージパンをお湯で流し込みます。

その内に老若男女4人パーティが着ました。安比高原から来たそうです。3時間かかったとか?
早いのかはわかりません?
しばらく、話して自分は帰ることに。




最初着たときは、気持ちにゆとりが無くて、非難小屋の外観を撮っていなかったので取りました。
冬は2階から入ります。
非難小屋は助かるね!




茶臼岳の頂上です。小屋から10分くらいですが、気力が無くていきませんでした。
とにかく、気力が萎えて、体力も精神的だと思うが無くて!



帰りのルート方面です。吹雪いてきました。
途中で6人のパーティが来ました。そしたら向こうから声をかけてきました。
実はそのグループは2月11日に源太ヶ岳の登山口でキャンプしていたグループでした。
その日は、三石山に登り、昨日は源太ヶ岳に登り、今日は茶臼岳と山三昧ですね!うらやましい!
みんなスキーにシールを着けて登っています。カンジキで登っているのは自分だけです。




安比高原に向かう縦走路から八幡平スキー場に向かう分技コースでトレースがしっかりしています。




前に東京からきた男女グループがいます。
駐車場についてからしばらく話したが、毎年、この時期、一週間休みをとってきているそうです。
八幡平スキー場が大好きで閉鎖されたのが残念だといっていました。
それで山スキーで滑っているようです。景色がいいからね!




漸く、八幡平スキー場に戻ってきました。体力も回復しています。
体力も気力しだいなんですね!





下界から今日、縦走した尾根です。なんてことは無い尾根なんですが、その奥は!
漸く、生還しました。
朝、先発の3人組も丁度、戻ったとこで、「おうー、生きて帰ってきたな!」といわれてしまいました。

イヤー、今回は参ったなー!山でビバークするのも平気な自分ですが、こんなに心身ともに疲弊したのは無いね!




いやー!無事帰ってきたな!ほっとしたよ!

最後に今日履いた靴です。夏用のトレッキングシューズですが、特に問題はありません。




【お馬鹿さんの今日の教訓】
①登山情報は事前にきっちり確認しておく。
 自分はいつもアバウトだからな!

②登山道以外は歩くな
 遭難したときに探してもらえない。

③冬山の装備は充分以上に持っていく。
 雪山で軽装登山は死を招く。

④想定以外の状況になったら撤退の勇気を持つ。
 吹雪になったら、トレースが5分で無くなる。

だけど
雪山は景色が良いし、音が無い静寂の世界。


雪山登山を止めれるか? 無理だよね!


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遭難一歩手前 雪の八幡平 茶臼岳登山 その1

2010年02月13日 | 岳と登山
平成22年2月13日(土)晴れのち雲のち雪

超ヤバイ登山をしてしまった。反省!

和カンジキをゲットしたので八幡平茶臼岳(1578m)に登りにいったんですが!


今日の岩手山、いい感じ!





茶臼岳方面は雲がかかっています。





今日の道具たち。日帰りザックと和カンジキです。雪山を侮ってしまった。





カンジキを装着して出発です。結構、歩きやすいんですヨ!





八幡平スキー場入り口からスタートです。午前8時45分出発!
八幡平スキー場は閉鎖されていますが、トレースは沢山あります。





先発組みです。スキーを履いてスキー場方面に向かっています。
自分はアスピーテライン方面に向かいます。
今のところ、自分を入れて2パーティ、先発はいません。

実はここで大きな間違いを犯しています。それは後ほど!





天気は今のところ良いし、雪山は静かで夏山では味わえない良さがあるね!
だから雪山に行くってか!雪山に嵌っちゃたね!





トレースがしっかりしているから安心ね





駐車場から大分、上がってきました。しかし、後に来る人はいませんね?




小さな雪崩です。このような傾斜でも雪崩は起きるんですね。迂回しましょう!





まだ、トレースはしっかりしています。天気が良いので外気は寒いが体は暑い。
汗が滴り落ちます。サングラスが曇って用を成しません。





見晴台に到着です。駐車場から1時間です。岩手山に雲がかかり始めています。

しかし、後に続く人がいませんね。みんな山スキーでしょうかね?




安比高原方面です。見通しがあっていいですね。





アスピーテライン方面にトレースが無くて、山の直登にトレースが弱いけどあるのでいきます。





山の上に行ったらトレースが無い。




何処にもトレースが無い
前に来た人はここから戻ったんですね!





トレースが無いのに行くか?撤退するか?


行く方向は判っている。

しかし、一人でラッセルしなければならない!

時間は10時15分、時間は十分ある。

よし!行こう!だめなら途中戻ろう!と決めて!

しかし!!!!!!

その2に続く!

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