岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

南アルプス 赤石岳下山の軌跡

2022年07月29日 | 岳と登山

令和4年7月29日(当地は薄曇り)

今日は朝のうちに畑の草を刈りましてその後は自宅に居て、ネットしたり、明日は狩猟免許「罠編}の受験日なので一寸、テキストを読んだりしてマッタリしています。受験内容はそんなには難しくないけどテキストは一通り目は通しておきたい。

明日は受験後に北海道に行くので山道具を車に積み込みます。今回もテントは使わない予定なので今回はテントそのものを持って行かないことにしました。シュラフも夏用にしてザックは幌尻岳登山用に中ザックにして、トムラウス山用に日帰りザックを持って行きます。ポールを持って行くかはちょっと悩んでいます。要らないかもしれないですね。今回は極力、荷物を減らしていこうと思っています。

では掲題について、赤石岳からの下山風景を上げていきます。7月24日です。

朝起きてみたら又もやお天気が最高です。朝焼けや雲海と富士山が美しい。美しすぎる。

此方は西方面で赤石岳の旧頂上方面ですが、山域全体が朝焼けです。多分、各地の山に登っている何万人という登山者がこの景色を感激の思いで見ていることでしょう。特に富士山に登っている人たちは週末でもあるので登山者の数は計り知れない程でしょうね?ご来光が中々、上がってきませんでしたね。

漸く、ご来光が上がり(4時40分頃)ました。歓声が上がります。ご来光が上がると直ぐに辺りは明るくなります。赤石岳の頂上でご来光を見ている人たちがいます。暗いうちに見ていたら、登山道でヘッデンの明かりが何個も揺れていましたから他の小屋から朝早く出てきたんでしょうね。荒川小屋から朝の2時半に出てきた若者は頂上にたどり着く前に日の出を迎えてしまって残念だったと言ってました。避難小屋の予約が取れなかったので仕方ないと言ってましたが、小屋番さんに会いたいのと小屋のグッズを買いたかったので来たと言ってました。

自分は朝は胃がムカついていて、飲み過ぎ(ビール500ml×1、350ml×1)?、つわり?そんな訳ないか!こりゃ、高山病だな。年取ると高山病になり易いのか?此れは下山しないと治らないので朝食は食べる気分では無いので摂らないで下山します。

小屋番の榎田さんにお別れして下山します。彼は今年一杯で小屋番を卒業すると言ってましたからもう会えないですね。元気でいてほしいものですね。本当に良い思い出を頂きました。

今日もお天気が良くて下山日和ですね。赤石岳を登り返します。今日も富士山を見ながらの移動で最高です。

小赤石岳方面に下って行って赤石小屋への分岐迄下ります。下山道はかなり急で赤石小屋までは2時間かかります。途中。水場があります。良く解らないけど水場で道迷いしている単独の小母さんが居ました。明らかに変な場所に居たので登りですか下りですかと声を掛けたら登りで道が解らないという。自分が歩いて来て登山道がしっかりしているのに道が無いところに何故行くのだろう?これが遭難のパターンですね。道が無いところにはいり込まないことが鉄則なんだけど、道が無い所を勝手に歩き回るから遭難してしまうんだよね。急斜面だから滑落するかもしれないし落石を起こす可能性も有るし、怖いですね。

程なく富士見平(2701m)に到着です。赤石小屋まであと30分ですね。頂上から約400m下ってきましたが胃のムカつきは収まりません。此処には40歳ほどの男性がいて食事していましたが、余り社交性が無いようです。先の避難小屋に赤石小屋からワザワザ上がってきてグッズを買いあさっている小柄の女性がいたのですが、薬指に指輪を填めていたんで旦那さんはどうしたんですか?と聞いたらそこいら辺を登っているんじゃない?と言ってたので状況から其の男性が旦那さんらしいですが赤石岳登らずに下ったみたいですね。それにしても女子は元気だね!

漸く赤石小屋(2564m)に到着です。此処の小屋は2棟あるようです。綺麗な小屋でした。胃のムカつきは収まりませんけどエネルギー不足で歩けなくなるので無理して何か食べたいと思います。抹茶アイス(300円)が有りましたので即購入です。山の中で乾いた喉には抹茶アイスは最高過ぎるでしょう。併せてエネルギーチャージでゼリー(300円)も併せて頂きます。此れで下山迄体力は持つでしょう。ここでもドラマが有りました。先ほどの女性がひょっこり現れて荷物を纏めていました。と言って見晴らし台に行きましたが、やはり先の男性と女性はペアでしたね。自分は彼等より早く出立したんですが躍動感のある身軽な小母さんだったので直ぐに抜かされると思っていましたが、道標1/5までは抜かされることはありませんでしたね。想定通りに旦那さんが余り身軽でなかったらしい。

という事でこの後は只管、下ります。登山道は急登も少なく歩きやすい登山道です。途中には道標があって赤石小屋(5/5)から椹島(0/5)までありましたので凄く参考になりましたが、1/5までは順調に歩けていて、下山では誰にも追い越されなかったのですがここで自分の膝が踏ん張れなくなってペースが超スローダウンです。一気に4名の方たちに追い越されてしまいました。体力の限界です。そろそろと降りていきます。漸く、椹島に到着です。すかさずソフトクリームとコーラを頂きました。商品の値段は山小屋と同じでヘリコプターでの搬送でもなく陸送なのに超高いです。胃のムカつきは収まっていました。やはり高山病だったようですね。

帰りのバスでは先の御夫婦が隣の席でずーーと話しかけて来てしばらく話していましたね。お陰で眠れなかったです。乗客のほとんどが疲れて眠っているし、旦那さんは思いっきり寝ているのに小母さんが只管話かけて来て眠れない。避難小屋の話を聞きたがっていたので昨夜の話をしてあげましたが、やはり彼女らも避難小屋に泊まりたかったらしいです。自分て何で予約が取れたんだろうか?それも3日前に!

という事で赤石岳の下山風景を揚げてみました。今回の山旅は予想外の軌跡と言えるものでそれを整理して次回、掲載したいと思います。また、椹島であるご夫婦(名前も知らない)に話しかけられて住所と名前を教えてと言われたんで小屋で話もしていたんでメモ帳に書いて上げたら昨日、南アルプスの山写真のカレンダーが届きました。どういう事?此れも不思議です。一期一会?今回は奇跡と想定外が多すぎて纏めきれるかな?

明日は狩猟免許(罠編)の試験なので頑張ってきます。受験勉強はほぼ終わったので大丈夫でしょう。その後、自宅に戻って山道具を車に積んだら北海道に出発します。百姓爺にしては忙しいな!

現地はお天気が悪そうだな?自分の運気で雨を吹き飛ばすぞ!

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南アルプス 赤石岳登山(日本百名山 96座目)

2022年07月28日 | 岳と登山

令和4年7月28日(晴れ)

今日も当地は朝からお天気が良くて暑いね。今日は予定通りにジャガイモ堀をします。画像はありませんが今日は「男爵」と「トヨシロ」を収穫しました。男爵は定番のジャガイモでまん丸いのですが今年のジャガイモは若干、球が小さいですね。今年は収穫コンテナ5個取れました。「トヨシロ」は凸凹が多くて余り姿は良くないですね。大きさもバラバラで野菜コンテナ2個収穫できました。ところが今年のジャガイモは腐敗しているのが多くて2割ほどは腐敗しています。雨の影響ですかね?自分はマルチして植えているんで関係ないようにも思うけど、隣の家のジャガイモ(マルチ無し)も球が何時もより小さくて腐敗ジャガイモが3割強あって最悪だって言ってましたから今年はそういう年なんでしょうね? 自分は残り7畝残っているんですが樹が未だ緑でこれからもジャガイモが太るような気がして、腐敗は気になるんですが北海道遠征の後に掘ることにしました。                                   

では掲題について、掲載していきます。

7月22日 小赤石岳から赤石岳に向かいます。ガスがかなり撒いています。山は午後になるとガスが湧いてきますから止むを得ません。偶に赤石岳の頂上が見えたりします。未だ、もう一寸先ですね。この先に赤石小屋からの登山道と交差します。荒川小屋に向かう人や赤石岳小屋に向かう人はそこにザックをデポして身軽で登っている人が沢山居ましたね。

此処が頂上だと思ったら、その奥だった。山は深いね。疲れてくると勝手に解釈してそこがゴールと認定してしまうから悲しい。またしばらく登ります。

漸く赤石岳頂上(3120m)です。自分の日本百名山 96座目 登頂です。バンザイ! 人は2名ほどいましたけどセルフでパチリです。ガスが多くて展望も無いのであまり感動が無いですかね?疲れすぎていて直ぐにビールを飲みたかったので頂上から1分の赤石岳避難小屋に直ぐに向かいます。

これが赤石岳避難小屋です。余り古くもないです。小屋にはストーブが焚かれていて、炬燵もありました。チェックインして直ぐにビールを飲みました。頭が回っていなくてもうこれからは登ることは無くて下る一辺倒になるんでそれが超嬉しい?

此処からドラマが始まります。小屋の内外で賑やか、大盛り上がりです。この小屋は超人気小屋らしくて予約が取れないことで有名らしいですが、何故か自分はすんなり予約が取れましたけどね。賑やかの一部を、画像掲載の許可が得られたので掲載します。エプロンしているのが小屋番さんです。奥の髭ぼうぼうの人がサブ小屋番さんです。最初はご夫婦かなと思ったのですがそうでもないようですし、自分は小屋番は逆だと思っていたんですがそうではなかったです。登山者はこの2人の有名人に会いたくて、写真を撮りたくてここまで来るようですね。奥に居る人は色んなお手伝いをしていたので従業員かなと思ったらもう3泊もしている方で登山者でした。

小屋番さん2人はとにもかくにも明るい。山に詳しい。登山者のどんな要望にも応えてくれる。若い女の子(アラサーかな?)は富山湾から太平洋までの縦走登山をしている方で「日本一苛酷な山岳レース「トランスジャパンアルプスレース」」の予選会に出たけど落ちたので自分で同じコースを走っているという事でした。レースのコースがこの小屋の近くをとおるらしくてNHKのスタッフの方が挨拶に来たと言ってましたね。この女性の方も明るくて話してみたら今晩の宿はここでは無いけど、有名な小屋だし小屋番の二人に会いたくて来たと言ってました。未だ、先(4km程先)があるのに喉乾いたからとビール飲んでましたね。もう、自分の想定を超えてびっくりです。富山湾で出てから北アルプス、中央アルプス、南アルプスの縦走し、今日で7日目で明日には駿河湾に行って太平洋にゴールするという事です。凄すぎる!

その前にもトレランで若い男の人が居て盛り上がっていましたが、そちらの方は本選出場する超有名なランナーだという事で写真撮られまくりでした。自分も写真を撮って於けばよかった。

という事で、この小屋に着いてからドラマが有り過ぎて書ききれないので今回はここまでです。此処の小屋は避難小屋なので食事は出ません。レトルトは売ってます。夕食は自分で持って行ったドライフーズで「ドライカレー」を頂きました。なんか胃がムカつくので高山病にかかってるかもしれません。此処の空気は平地の75%しかないので高山病は久々です。頂上が綺麗に見え始めました。小屋の位置関係はこんな感じです。

という事で今回はこれで終わりです。明日は今回の山旅の軌跡(奇跡)物語を記載してみたいと思います。

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南アルプス 悪沢岳から小赤石岳まで

2022年07月27日 | 岳と登山

令和4年7月27日(薄曇り後晴れ)

今日も朝から暑いね。当地は今日も30度越で百姓仕事は辛かったですが、自分は山ばっかりに行っていられないので百姓もやりました。

先ずは朝から水稲に追肥(穂肥)をやりました。この追肥のやり方も大事で多くやり過ぎると稲の倒伏になるし、少ないと穂が短くなって収量に大きく影響する。更に追肥のタイミングも大事で追肥タイミングによっても収量に大きな差が出るのです、なので自分的には今が良い低ミングで追肥肥料(nk-68)を4kg~6kgの範囲内で散布実施しました。この量の追肥では倒伏までは行かないと思います。

その後に小田道Cと小田道Dにツユクサ対策として新たな発想で「岳仁スペシャル4」を散布してみました。「岳仁スペシャル3」を南アルプスの山に行く日に散布したんですが散布後に雨が降ったみたいでスギナと広葉雑草は枯れていましたがツユクサは枯れていなくて余り効果が出なくて残念な結果でした。ネギには特に影響は出ていませんでした。今回のチャレンジの結果は如何かな?

夕方にはジャガイモの試し掘りをしたら、芋の成長は程々で良かったんですが、腐敗のある芋がかなり出ました。原因は判りませんが何か要因はあるでしょうね?明日はジャガイモ堀をする予定です。

その後、圃場整備事業の地域会議が有りまして参加してきたんですが、事務局の報告がメインであまり進展はしていませんでした。そして圃場整備の地域除外(山間部等)の理由について取り纏めることになっていたんですが、他所の集落からは事由も資料も何も上がってこなくて、当地域分について自分が資料作成したんで報告したんですが此れが良いという事で事務局に提出しました。各集落から何も報告も資料も出てこないので皆、当事者意識が無いのだと思います。この事業って成就するのか心配です。

では、掲題について、記事を揚げていきます。

悪沢岳を後にして次に向かいますが、雷鳥がお見送りです。雷鳥って傍まで行っても人懐っこくて逃げないんですね。人間て信頼できる動物なんですよ!

次は中岳に向かいます。縦走路が危険個所も無く綺麗で最高の山行になりました。気分ルンルンの歩きです。お天気良すぎでしょう!

中岳頂上と避難小屋です。頂上には誰も居ませんでした。皆、先に行ったんだろうな?爺はメタボの腹は見せたくなかったけどセルフでパチリ!避難小屋は新しくて綺麗でした。一寸、覗いただけで通過しました。

では次に向かいます。前岳経由で荒川小屋に向かいます。この縦走路最高です。爺の歩きでもルンルン歩きです。途中植生保護の場所を通過していきます。

植生保護の場所から荒川小屋まで30分という立札がありましたが、自分的には視覚上、10分かなと思っていて県の職員さん盛り過ぎと思っていましたが、実際、トラバースが多くて立札どうりでした。県の職員さん、ごめんなさい。荒川小屋に着くとお天気が良くて寝具の日光浴をしていました。今晩の宿泊する方達は至福ですね。この小屋も新しくて綺麗でした。この小屋はテント泊の方にも良くてテン場が水場の側でトイレにも近くて周りが開けていて景色も良いんですよ。最高です。テント泊の人はこの小屋を利用してください。只、このコースのテン場は何故か1名 2000円に値上がりしていますので他の小屋の常識からしては高過ぎますね。この山群はある企業の私有地ですからやむを得ないのかな?

自分は荒川小屋で水を汲みなおして次に向かいます。向こうに見えるは小赤石岳の方です。雲が湧き始めました。頂上はここからは見えません。それよりも縦走路が素晴らしいし、youtubeなどやsnsでよく使われる景色ですね。振り返ってみても綺麗な縦走路です。

小赤石岳に登ります。此処からはガス(雲)が湧いて来て只管の登りで山は甘くないと気づきます。大聖寺平です。ここまでは穏やかです。此処からはほぼ登りになります。

此処からはあの頂の先が頂上?と思って登るんですが、最低3回は裏切られて下山する人たちに「もう一寸頑張って」と言われて何回も心を折られます。心が折れたら振り返ります。「あんなところから来たんだ俺」

という事で今回はここまでにしておきます。明日は赤石岳登頂とその後に繰り広げられる赤石岳避難小屋のドキュメントです。予約が取れない避難小屋らしくて、何故、自分が前知識もなくこの小屋の予約が取れたのか軌跡です。今山旅のクライマックスを明日語ります。記事は少なくても2回にはなります。すべてが奇跡でした。

明日の百姓はジャガイモ堀をやります。何処まで掘れるかやれるところまでやります。

山も百姓も人生にとって最高ですね!

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南アルプス 悪沢岳登山(日本百名山 95座目)

2022年07月26日 | 岳と登山

令和4年7月26日(晴れ)

今日は朝からお天気が良くて気温が高くて(32度超)外の出られません。そこで16時30分頃には暑いけど田んぼに出かけ、中干してある田んぼに入水して回りました。明日には追肥(穂肥】するつもりです。遊びまわっていますがやる事はやります。

ねぎ畑は岳仁スペシャル3を散布していきましたが、ねぎは死んでいませんでしたが、ツユクサも多少枯れていましたが効果が今一でしたね。薬剤が雨で流れたかもしれないので明日にも岳仁スペシャル3を再度、散布してみたいと思います。効果はお天気が良ければ北海道に行く前にも効果は判るかもしれません。

では、山旅の記録です。登山日は7月23日 千枚小屋からスタートです。お天気は最高です。初めての小屋泊で周りに気を使いつつ寝たんですが周りのいびきの嵐は凄いものでした。自分もいびきはメッチャ掻くんで自分はマウステープを付けて寝たんで余り迷惑を掛けていないんじゃないかと思ってますが自分のいびきは自分で分からないんで朝起きたら周りの人たちはにこやかに話しかけられたので大丈夫だった気がします。

周りの人たちは朝4時前には起きていたみたいで、自分も4時過ぎに起きました。お天気は最高で景色も最高でした。暫し、朝の景色を楽しんでください。富士山は綺麗だし、雲海も凄く綺麗です。

この景色を見るために山登ってるんです。自分の山人生でもここまで綺麗な朝を迎えたのは久しぶりです。

ご来光も綺麗に見えました。皆小屋前に出て見ていますが、ご来光が見えた瞬間、歓声が上がります。出来れば富士山にご来光が掛かれば最高ですが、富士山にかかるのは9月頃だという事です。

朝食が4時30分に予約していたので直ぐ食べます。では、朝ご飯ですが、朝にしては結構なボリュームです。起きたてで胃も多少ムカついていて食欲は無いけどこれから7時間以上歩くので頑張って無理して食べました。美味しかったですね。

今日は常に富士山と赤石岳を見ながら縦走します。千枚小屋から暫くは急登で尾根筋に向かいます。尾根に出ると後は稜線歩きになりますが、暫くは岩壁のアップダウンの連続になります。

程なく千枚岳(2880m)に到着です。写真に写り込んでいる人は自分ではありません。外人かな?という感じの人でなかなか退けてくれなくて仕方なく他人を入れて写しました。此れから岩場歩きになります。

急な崖下りになります。梯子で降ります。このコースで此の個所が一番キツイところかもしれませんね。自分はこういうシュチエーションは結構好きですけどね。

富士山も雲が無く、富士山も登山者でにぎわっていることでしょうね。雲海も綺麗ですね。

この先は余り崖はありません。稜線の歩きになりますので本当に楽しい縦走になりました。もう最高の景色と山旅になりました。もちろんアップダウンは結構ありますよ。

次に荒川3山の悪沢岳(3141m)に到着です。日本百名山登頂 95座目です。爺の登山スタイルです。

悪沢岳の頂上直下で雷鳥の親子がお出迎えです。写真を撮ってくれというばかりにポーズを決めてくれています。雛は4羽いました。山はいいなーーー!

という事で最高の山旅を満喫しています。

今回はここまでです。次回は赤石岳までを揚げます。

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南アルプス 悪沢岳登山前日

2022年07月26日 | 岳と登山

令和4年7月26日(当地は晴れ)

昨日、7月25日 24時に今期の山旅 第一段から帰ってきました。途中で車中泊も有だったけ車中泊は蒸し暑いし自宅の方が体が楽だし、くつろげるから強行して戻ってきました。帰ってきたのは夜中だったけど、無事帰還を祝って即、ハイボールで乾杯です。どうせ翌日は寝不足、体全体の筋肉痛で仕事にならないと思ってガッチリ飲みました。昼過ぎまで寝ていようと思ったけど体内時計は狂わなくて寝不足なんだけど朝になったら目が覚めましたね。起きてしまったらもう眠れないですね。農作業はしません。

当地は朝から晴れで梅雨明け宣言していないのが不思議なくらいの良いお天気です。

では、登山記事を書きますかね。登山日は7月22日です。

先ずは前日からの流れから書いておきます。

7月21日は静岡市から現地に入ったのですが、途中、井川という集落があって、そこは大井川鉄道の井川線の終着駅なので食料を調達できるかなと思ったら古びた雑貨屋しかなくて50Km程の凄い峠筋を静岡市街まで戻るのは嫌だったので井川で近くの市街地を聞いたら静岡ではなく三島方面は峠感は少なくて三島にはスーパーマーケットなどもあるからという事で移動したんですがそこもそこそこ遠かった(40km位?)。途中、想定外に面白い景色があったのであげておきます。

途中、大井川鉄道の千頭駅に出ました。まったく予想していなくて一度は乗ってみたかった大井川鉄道の終点です。

ひなビタ田舎の駅です。ところが超びっくり。機関車トーマスの駅でもあるんですね。想定外の景色に慌てて写真を撮ってみました。イヤー、良いものを観られて感激です。この駅は後でまた出てきますが登山の終わりにまた記事になります。自分的には井川から走ってきた山道や山肌を縫って走る井川線がスリル感がありそうで乗ってみたいと思いましたね。蒸気機関車は居ませんでしたね。日程的に余裕があれば電車に乗っても良かったんですが、今回はスケジュールがキっチキチで余裕がなかったので此処にはいずれ、乗りに来ます。

千頭駅に来る途中に長島ダムというところがあって、放水していました。こちらも想定外の景色で感動です。

このコースから一寸入ったところには寸又峡というところがあって今回の山の汗をそこの寸又峡温泉で流しましたがそれは別途ですね。

それでは山行前日から静岡県の畑薙ダムの夏季臨時駐車場で車中泊です。夜から朝にかけてザンザン降りでこの雨の中を山に登りたくないなと思っていてもここまで来てしまったら登るしかないので翌朝、雨カッパ着て送迎バスに乗り込みました。ところが登山口の椹島までは畑薙ダム等の落石が凄く多い護岸道路を送迎バスで通常1時間ほどかかるらしいですが、今回は運転手からバスに乗る前に今日は1時間半はかかるよって言われていてマイクロバスに乗っているんだけど全員、ヘルメット着用って一体、何があるのって感じでしたね。確かに何回も運転手はバスを止めて落石を処理してから運行していましたし、一人で動かせるの?というような石も道の真ん中にあって手伝わなくて良いのかなと思ったりしましたが、運転手さんは慣れたもので何とか路肩に寄せていましたね。椹島に着いたら雨が上がってお天気が急に回復してきました。今日は良い登山日和になるぞ!

という事で、今回は道中が長いので椹島から千枚小屋までです。此処は椹島ロッジ前です。ロッジはかなり綺麗です。では9時スタートです。舗装道路を10分程歩いて行くと千枚小屋方面の吊り橋があります。高さもあって一寸、揺れるのでへその下あたりがザワザワしてきます。

吊り橋から直ぐ急登になります。雨は止んでいるんですが自分の足で40分程でしたが此処でウェアが汗でドロドロになります。気持ち悪いけど登山なので我慢して登っていきます。このコースはほぼ樹林帯の中を登っていきます。途中、10時20分に一寸だけ樹林が切れました。遠くに赤石岳が見えました。明日にはあそこまで行くんだと思うと遠いなという感じでしょうかね?

今回の旅は想定外が多いのだけれどもこのコースは樹林帯の中をダラダラ、取り付け以降、急なところは無くて只管、ダラダラ登っていきます。此れがメリハリが無いし、自分がこの工程の何処いら辺を歩いているかもほとんど立札も無いのでメンタルを遣られます。清水平という水場も平らではなく斜面でしたが沢山の人が休んでいたので自分はスルーしました。

一寸、気が付いたのですが、この山には東海電力のメンテナンス道路(車が走れる)が作られてあり、何処まで続いているか判りませんがその道路を歩いたら幾らかは開けていて楽できるかもしれないと思ったのですが、この時はとんでもない場所に付いたら最悪なんで我慢してダラダラと千枚小屋を目指します。あとで山岳ガイドさんから聞いたら千枚小屋周辺まで続いているらしい。この道を歩けばよかったな?登山しているとこういうケースは何回かは経験ありますね。ガイドさんも単独の場合はこの道路を上がるそうです。まさかお客さんをこの道路を歩かせるわけに行けなくて山ん中を歩くそうですけどガイドアルアルですね。後でガイドさんと親しくなったので別のアルアルも後で記載してみましょう。

久々に空を見ます。見晴台(スタートから5時間ほど)に着きました。地図は持って行ったけど眼鏡を忘れたんで細かい字が見えないので地図は意味なかった。あの山様は赤石岳と荒川三山のようですね。明日、登ります。

コースタイム7時間で自分も7時間(16時着)でしたから、まあ、そこそこ頑張りましたね。しかし、皆、口をそろえて言うには急登は最初だけで後は地味にダラダラ登る道で7時間は凄くメンタルに来ると言ってました。自分も同感です。一日に10時間以上も歩く縦走登山を何回も経験しているけど今回は体力も落ちていることもあって凄く辛かったですね。丹沢山の馬鹿尾根も長いけどここはそこ以上に長い。小屋は新し目で綺麗でしたね。聞いたら前の小屋は火事で燃えたので新しく建て替えたらしい。

着いたら先ず、ビールでしょう!!旨い、美味い、最高です。お天気もすっかり回復して富士山も綺麗です。明日が楽しみです。

山小屋泊は人生初めてなのでどうなのか期待感と怖さもあります。

寝る場所は3階というか、屋根裏みたいなところで一人のスペースは畳1枚分です。隣の人とはアクリル板で仕切られていますが超密ですし、効果は無いでしょう。一応、対策していますってアピールですね。小屋の食事は一寸、期待しましたが、ハンバーグと大きなシューマイ2個がメインでしたね。茶碗のご飯見たら一寸しか入ってなくてガッカリでしたがご飯とみそ汁はお代わり自由でした。実は残飯を出さないために疲れて食べれない人も居るし、高山病で食欲が無い人も居るので最初は少なくしてあるそうです。また、ビールを飲みたかったけど夜中に外のトイレにヘッデンを点けて何回も行きたくないので我慢しました。

夕日に映える富士山は綺麗でしたね。20時消灯なので夕食後のマッタリ感は至福の時間でしたね。明日はあの富士山を見ながら山を縦走するわけです。

今日はあんなに苦労したのに山は未だ登っていません。明日が楽しみです。

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