令和7年3月16日(雨と霙)
先週、確定申告してみたら、夏場の体調不良でねぎの出荷が出来なかったけど、成果は例年になく農業経営状況が良い結果で一安心です。要因としては米の収穫量も多かったし、米価が高騰したことと、主食米が市場で不足したようで加工米が一部、主食米に変更になり単価の差益があったのも幸いしていますね。一人百姓としての成果は十分でした。
米の収穫量が上がった要因は除草剤ワークが上手くいったので雑草が少なくて収量が上がったんですね。昨年は田んぼが例年になく綺麗だったため、近所の農家さんからは除草剤名を散々、聞かれたんだけど特に特別な除草剤を使用した訳でもなく普通にJAで売っている除草剤を使用しているけどね。ただ、除草剤散布の時期を早めただけなんだけど効果があったね。水田の除草剤ワークは田植え後、1週間以内に一発剤を散布すると除草剤の効きが良いみたいです。田植え後にノビエが見えてから慌てて除草剤を散布しても効きが悪く、その後、何度、高価な一発剤を散布しても無駄に終わっていたのが一昨年までです。メーカーの「ノビエ2.5葉まで効きます」何て謳い文句は嘘ですね。
今週の週末は播種作業三昧でねぎと葉物野菜の播種は概ね峠は越えました。トマト、ナス、ピーマン類も概、峠は越えました。一人百姓としては十分な量の播種したんですが、3月上旬に気温急上昇の日があってバイトに行っている間にビニールハウス内の温度が50度を超えたみたいで葉物「キャベツ、白菜、ブロッコリー」の芽出しが終って数日の苗が体力が無くて全滅したので再播種はしていますけどね。今は、バイトに出かけるときはハウスの側面と入り口のドアは開放して、トンネルマルチも剥がして出かけています。なので葉物野菜は2週間ほど遅れてしまいましたね。
此れからは、豆類とカボチャやスイカ苗などを作っていきますが、当地は遅霜の関係でカボチャ類は5月20日に畑に定植なのでまだ播種は出来ません。来週あたりに播種すればよいタイミングかも知れませんね。
昨年は何故か、カボチャ苗に萎縮病が蔓延してほとんど売れなかったのですが、今年は防除の徹底と育苗方法を一寸、変えてやってみたいと思います。また、葉裏に害虫が付くのでその対策もしていきます。
農業って、毎年、「反省と対策、工夫とチャレンジ」なので勉強は怠れない。
年度末に入り、色々な事業の総会が目白押しです。JAの総代会、改良区の総代会や農地水の総会などこの時期に集中です。余りに役が多すぎるし、忙しいので一時、全ての役を辞退してスッキリしたなと思っていたんですが、何故かまた増えて来てまた忙しくなった。どういう訳か?人材がいないのか?自分を巻き込みたい人達が多々いて、まだまだ要請が沢山あって断るのに苦慮している。
「自分はもう十分に高齢だし、一人百姓だし、余生を楽しみたいと思っているんだけど何故巻き込む。もうほっといておいてくれ!」
岳仁 心の叫び‼
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