これを読まれる読者にとっては
もう分かり切ったことだと思うが
太古における神の象徴の二つの世界的パターンには
蛇の場合と角のある牛となる場合があるようだ。
このブログでも蛇についてはかなり述べてきたが
牛の場合については説明が少ない。
正直日本で牛といえば天満宮の牛ぐらいしか思い浮かばない。
強いて探せば広隆寺の牛祭りや四天王寺の牛祭りなどもあることはあるのだが
メジャーではない。
しかし旧約聖書やヒンドゥー教で登場する聖牛伝説は
その地域だけのものではなく
やはり世界的な広がりをもっているようだ。
『旧約聖書でアロンが創った金の牛』
モーゼの頭光はまるで角のように見える。
仏教では頭光は放射状でありキリスト教でも天使の輪の光輪が一般的だと思うが
なぜ角のような光なのか疑問があった。
アレクサンドロス大王は東方世界ではイスカンダル・ズルカルナインと呼ばれている。
ズルカルナインとは双角王のことだ。
『ナルメル王のパレット』
さらに古い時代の伝承でも角は権力の象徴として出てくる。
ナルメル王(Narmer)は前32世紀頃に古代エジプトを統一した
最初のファラオだそうだが、その遺蹟であるナルメル王のパレットの頂上部に位置するのが
角がある人である。
角に対するあこがれは人類に共通するものだということは分かる。
しかし基本的に角は草食系の動物の象徴であることも事実であり
ライオントラなどのネコ科の動物や熊やゴリラやカバなど最強を争う動物には角がない。
これはどういうことを意味するのだろうか。
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もう分かり切ったことだと思うが
太古における神の象徴の二つの世界的パターンには
蛇の場合と角のある牛となる場合があるようだ。
このブログでも蛇についてはかなり述べてきたが
牛の場合については説明が少ない。
正直日本で牛といえば天満宮の牛ぐらいしか思い浮かばない。
強いて探せば広隆寺の牛祭りや四天王寺の牛祭りなどもあることはあるのだが
メジャーではない。
しかし旧約聖書やヒンドゥー教で登場する聖牛伝説は
その地域だけのものではなく
やはり世界的な広がりをもっているようだ。
『旧約聖書でアロンが創った金の牛』
モーゼの頭光はまるで角のように見える。
仏教では頭光は放射状でありキリスト教でも天使の輪の光輪が一般的だと思うが
なぜ角のような光なのか疑問があった。
アレクサンドロス大王は東方世界ではイスカンダル・ズルカルナインと呼ばれている。
ズルカルナインとは双角王のことだ。
『ナルメル王のパレット』
さらに古い時代の伝承でも角は権力の象徴として出てくる。
ナルメル王(Narmer)は前32世紀頃に古代エジプトを統一した
最初のファラオだそうだが、その遺蹟であるナルメル王のパレットの頂上部に位置するのが
角がある人である。
角に対するあこがれは人類に共通するものだということは分かる。
しかし基本的に角は草食系の動物の象徴であることも事実であり
ライオントラなどのネコ科の動物や熊やゴリラやカバなど最強を争う動物には角がない。
これはどういうことを意味するのだろうか。
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先程別のブログを読んでいて「牛耳る」という言葉が目に止まりました。なぜ牛の耳?
本日、香川一の宮の田村神社にはじめていったのですが、八咫烏や顔は女性体は蛇、龍、牛などの彫刻がいっぱいでした。異形の姿のものを神として崇めているのをこちらでは当たり前ととらえている感覚に関東暮らしが長かったせいか純粋に不思議ダナと感じました。
とりとめもない文ですみません。
博学の吉田さまにぜひとも謎解き願いたいです(^-^)
宇和島市には一度しか行ったことがないのですが
なんかやけに国道が渋滞するという記憶があります。
熊本には加藤清正公由来のボシタ祭りがあるのですが
この牛鬼まつりも清正公由来となっていました。
同じ時代背景があるようですね。
今回の記事の結論はまだ解っていないのですが
牡牛族が龍蛇族を日本まで追い詰めていくような
簡単な結論にはならないのではないかと思います。
原点ともいえるメソポタミアでは
エンリルは「牡牛神」で
女神ティアマトは子供にムシュマッヘというの「七岐大蛇」もいるし
ニンフルザグ神も大地の女神だそうですが
どうもしっくりときていないので
何か隠された秘密がありそうです。
牛族龍族の分布を調べたらおもしろいだろうなぁと思いました