「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

一樹得て・・・・ヤマボウシ

2006年05月24日 | 園芸



毎年、この季節になると山法師の花が庭を白く染める。
そしてこの花を見るたびに、一つの俳句が頭の中によみがえる。

「一樹(いちじゅ)得(え)て、一天(いってん)を得つ、山法師(ヤマボウシ)」 

詩人 高橋睦郎さんの句だ。

もう10年以上前になろうか、NHKのガーデニングの番組の中で本人が朗読され
一度聞いただけなのに頭から離れない。

本人の説明によると「山法師という一本の樹を手に入れた事で、季節の移り変わりや自然との深い関わり
までも一緒に頂いた」という意味らしい。



私はこの山法師という一本の樹を手に入れ、下から眺めていると、その後ろにある紺碧の青空までもが
自分のものになったかの様な錯覚を起す。まさに俳句の通りである。



ハナミズキが別名アメリカヤマボウシと呼ばれるように、ハナミズキが外来種
であるのに対して山法師(ヤマボウシ)は和種である。
色は白一色だそうだ。質素でつつましい花である。

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