しっかりしなさい、スリランカ航空
2017年7月8日、朝、スリランカから帰国。7日のコロンボ発は予定より1時間ほど遅れて離陸した。ところが、日本の近づくころ、機内の時計を確認したら、成田着が予定より1時間近く早くなっていた。偏西風のせいか?、機長がフルスピードで飛ばしたのか?。ところがところが、成田の時計は9時ごろだった。つまり、1時間半ほどの遅れになっていた。スリランカ航空の時計は狂っていたらしい。
ついでながら、機内食も不満。通常メインは2種類以上がメニューに記載されている。往路でヌードルのメインを選んだが、すでに品切れでチキンライスしかなかった。我慢して食べた。復路でもヌードルを選んだらやはり品切れで、チキンライスになった。同行の仲間に聞くと全員チキンライスが配られていた。ひょっとするとヌードルはもともと用意していなかった、と思われても仕方ない。食べ物の恨みは怖い。スリランカ航空の私の評価は一気に急降下。
家には12時ごろに着いた。スーツケースを開き、洗濯や片付けをしてから、そばをゆで久方ぶりの日本の味を楽しんだ。夕食時には納豆をお供に日本酒も楽しんだ。
食習慣の革命、納豆は夕食時に食べる
納豆は子どものころから好物である。いつも朝方食べた。
いまのマンションに移ったあとは、隣のスーパーマーケットYを中核とするショッピングセンターで食料品などを買う。
Yには10種類以上の納豆が陳列されている。一通り購入して味を確かめた。添加物もチェックした。その結果、国産大豆使用のY製納豆がお気に入りになった。5%引きの日に大量に買い込み、冷凍保存して、毎朝食べている。
納豆はタンパク質が豊富で、ビタミンKが含まれ、食物繊維も多く、健康維持に有効である。
ところが、先だってのモーニングショー?で納豆に含まれるナットウキナーゼは血栓を溶かす作用があるが、この作用は食べてから4~8時間のあいだ有効で、その後は効果が減衰すると紹介していた。血栓は就寝中につくられやすいそうだ。とすると、朝食べたのでは血栓予防にはあまり効果がないことになる。ナットウキナーゼは熱さに弱い。となると、熱々のご飯にのせるとやはり血栓予防にならない。つまりは、夕食のとき、冷ましたご飯と食べるのが血栓予防に効果が高いことになる。
さらに納豆には骨や歯を形成するビタミンK2 が含まれているが、骨・歯は寝ているときに形成されるので、夕食のときに納豆を食べると骨・歯の造成により有効ということになる。
これを聞いてから、それまでの食習慣を変え、納豆は朝用意するが、朝は1/4ほどにして、夕食時に3/4を食べることにした。
ついでながら、私は納豆1パックを器に入れ、すった胡麻を一匙、チリメンをひとつかみ、鰹節も少々、薬味を加え、大葉やミョウガがあればそれも加えて、国産大豆使用の吟醸醤油を控えめにかけてかき回す作り方だ。添付の醤油や辛子は添加物が多いので使わない。
2~3年前から、血糖値を抑えようと、朝のご飯は90g少々、昼は100g以下にし、晩酌のときは夜ご飯は食べないことにした。そば、うどん、パンの炭水化物も同じである。ご飯には、毎回、玄米酢をかけて食べる。日本のお米はおいしいし、酢をかけるとおかずなしでもおいしく食べられる。
ということで、晩酌時にはご飯を食べないので納豆3/4が晩酌のお供になった。豆腐があれば納豆に加え豆腐納豆にする。なかなかいける。
気づいたときが吉日、いいことは即決断+決行である。
7月7日・金曜、コロンボの海岸は晴、6時に起きる。今夕の飛行機で帰国。
昨日、6日も朝6時に起きた。イギリス植民地時代の面影を残すヌワラエリアのホテルは石造りで、天井も高く、かなり涼しい。なんと湯たんぽが用意してあり、一晩中暖房が入っていた。それほど冷え込む地域である。
9時に小型バスで山を下る。霧に包まれている。この霧が紅茶にいいようだ。
紅茶ファクトリーを見学。ゴールデンチップス、シルバーチップス、OP、ピコー、BOP、BOPEのランクがあるそうだ。
同行者は紅茶を爆買いしていた。私は日ごろコーヒー党だから、のんびり紅茶畑の風景を眺めていた。
山を下り、ツアーコンダクターのLさんの家へ。兄さんがパイナップルなどを栽培しているので、パイナップル畑でもぎたてのパイナップルを頂く。
甘い。柔らかい。香りがいい。一人でおよそ半分ほどを食べた。
コロンボのホテルに着いたのは夜の8時近く。12時間の車の旅、疲れた。
最終日なので大いに盛り上がり、夜の12時近く散会。
ぐっすり寝る。
今回は一度も雨にあわず、観光には恵まれた。
いずれ、旅行記をまとめたい。
7月5日・水曜、朝5時起き、キャンディの山の上の見晴らしのいいホテルを出発、仏歯寺に向かう。
今回のツアーコンダクターはLさん、現地では義兄のJさんが手配してくれている。
Jさんには各地に知り合いがいて、仏歯寺の高僧も知己で、高僧の誘導で普段入れない奥に案内してくれた。
そのため朝が早い。本堂ではすでに多くの参拝者が祈りを捧げていた。
高僧の案内で、本堂2階の奥の間に祀られている仏陀の犬歯を収めたパゴダに参拝する。その後、貴石を彫った仏像に参拝する。Lさんも初めてだそうだ。
仏歯寺参拝後、ホテルに戻り朝食。高級ホテルのため、今日は2組の結婚式があるそうで、朝から賑やかな音楽に包まれていた。
スリランカは宝石でも有名、始めて参加の方のため宝石店へ。2度目、3度目の方も、高価な宝石を購入していた。
ペーラデニア駅からヌワラエリアに向かう列車の乗る。1~3等車があり、私たちは展望のいい1等車。ランチを食べたり、ビールを飲んだりしながら4時間の列車の旅を楽しむ。
ヌワラエリアは山岳地帯、キャンディではすぐに汗が出るほど暑かったが、標高が上がるにつれ風が冷たくなり、ヌワラエリアでは上着を重ね着する。
かつてイギリス領だったころ、イギリス人の避暑地として開発されたところで、イギリス時代を忍ばせるホテルが建ち並んでいる。その一つ、ヒル・クラブが今日の宿。イギリスを彷彿させる出迎えを受けた。
今日、6日はイギリス時代の紅茶プランテーションの見学からスタート、夕方にはコロンボ、明日は帰国、もう旅も終盤である。
ニュースでは大雨で被害が出ているそうだから、気持ちの隅では申し訳ない気がする。速やかな復興を祈る。
7月4日・火曜、シーギリヤロックが真っ正面に見えるホテルで朝食をすませ、8時にホテルを出る。
最近は世界中からの観光が増えたので、少しでも空いているうちに上ろうと出発が早い。
ガイドは日本語の上手なRさん、高さ200mの岩山のほぼ垂直な石段を上る。夜でも明かりを反射できるようにと・・王の権威を見せつけるために、大理石でできているが、すり減っているため、つるつるになっている。
フレスコ画のシーギリヤレディはいまや撮影禁止、その分、間近でじっくり観賞できた。
今朝も出発が早い。続く。
7月2日、日曜の朝、スーツケースを押して成田空港へ。国際交流・宮あじ会の面々はすでにスリランカ航空のチェックインカウンターに集まっていた。
総勢13名の旅である。団長はSさんにお願いし、ツアーコンダクターはLさんである。
けっこうな混みようで、スリランカ航空はほぼ満席だった。私の後ろの窓側の二人は新婚旅行でモルジブに行くそうで、同じような若いカップル、人生経験豊かな人々のツアー、帰国するスリランカ人、そのほかの国の旅行者が多い。
ほぼ定刻通り、現地時間の夕方5時過ぎにコロンボ国際空港に着いたが、ビザのミス?に引っかかった人がいて、およそ1時間足止めになった。
空港を出ると、宮あじ会で日本に招へいしたSさん、N君、Kさん、Uさんが待ち構えていて、レイをかけてくれた。みんな一段と成長していた。
迎えのバスに乗り合わせてコロンボ海岸沿いのホテルに向かい、再会と成長を祝い、盛り上がる。
皆さんは家が遠いので帰宅、その後も初日を祝う。
解散後、部屋で歓談して初日を終える。
時差が-3時間半なので身体の負担は少ないが、外はかなりの蒸し暑さ、ホテル内は冷房が効いていて、寒暖差で疲れた。
7月3日、月曜、朝6時近くに起きる。コロンボ海岸の波しぶきが見える。
問題発生、時計が止まってしまった。電池切れのようだ。万歩計にも時計がついているし、カメラにも時計が内蔵されている。とりあえず急場はしのげるが、先行き不安。帰国したら、ソーラー式の時計を買おうと思った。
9時出発、いまや高速道路の整備が進み、移動は便利になった。それでもピンナワラまで3時間近くかかった。
ピンナワラは象の施設があり、水浴びや食事の風景、象のショーを観光することができる。着いたときがちょうど水浴びの時間だった。間近で何頭もの象の水浴びを見ることができる。なかなかの迫力である。
観光後、水浴びを見下ろせるレストランでランチをとる。ライオンビールも楽しんだ。
これからシギリアホテルでディナー、続きは後日。