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1年を振り返り、どんな強い嵐も打ち壊せないような夢を抱こう &大腸ポリープを切り、夢の実現へ前進

2015年12月29日 | よしなしごと

2015.12.29     
 今年もあと3日、定年の身だから、年末も年始も平日も休日もさほど変わりはないが、やはり生活を生き生きさせるには、ハレ・ケのようなけじめは必要だ。
 今朝、声優熊倉一男氏の思い出を放送していて、ひょっこりひょうたん島の一シーンだろうか「どんなに強い嵐が来ようと、子どもの夢を壊すことはできない」といった意味のせりふが、熊倉氏特有の言い回しで流れた。
 子どもだけではない、大人も年よりも、どんな強い嵐が来ても打ち壊せないような夢を抱かなければ、若々しさを失ってしまおう。生きている意味すら消えてしまう。
 1年を振り返り、嬉しかったことを思い出し、来年はもっともっと嬉しいことを目指そうと思う気持ち、
 1年を振り返り、悲しかったことを思い出し、来年は悲しさを繰り返さないようもっともっと人生に向き合おうとする気持ち、
 1年を振り返り、先だった人を思い出し、その人の夢も追い求めようとする気持ち、
 1年を振り返り、失敗の辛さを思い出し、失敗の原因を見つめ直して大きな成功へつなごうとする気持ち、
 1年を見つめ直すことは、どんな強い嵐が来ても打ち壊せないような夢の実現に近づくと思う。
 じっくり、1年を振り返るつもりである。

 夢の実現には健全な心身が基本である。今年もいろいろな症状が出たが、何とか乗り越えてきた。いくつかはすでにブログで紹介した。
 以下は大腸ポリープ切除の顛末。皆さんの健康の参考になれば幸いである。
 60を越えてから、数年おきに大腸の内視鏡検査を受けている。今年は9月に検査を受けたところ、ポリープが見つかった。一昨年はなかったから、この2年のあいだにできたことになる。
 小さなポリープが4つ、いずれも目視では良性だが、悪化する前に切りましょう、ということになった。悪化するとはがん化することだから、即座にお願いします!、となった。
 すぐ手術かと思ったら、先生曰く、すぐに悪化することはないから、急ぐことはないですよ、というので、予定していたスペイン旅行を楽しんだあとの11月に予約を入れた。

 大腸検査もポリープ手術も大腸を洗浄しなければならない。前日の朝食・昼食は消化の悪い野菜、肉を避ける。夕食は具のないおかゆにした。水分は取った方がいいが、アルコールは脱水症状を起こすので止めた。
 夕食後、まず下剤を飲む。
 検査、手術ともに5時間前ぐらいから、ニフレックと呼ばれる洗浄剤を飲む。2000ccを2時間以内に飲まなくてはならないので、これがなかなか辛い。
 5時に起きて、20分おきぐらいごとにコップ2杯ずつ飲んだ。やがて用足しが始まる。トイレに行く、トイレから出たとたん、またトイレへ。これを6~7回繰り返し、一段落。病院へ向かう。
 検査の場合は、20分ほどの検査で終了、帰宅となるが、今回の手術は、念のために経過を診るので1日入院となった。
 検査台で横たわる。内視鏡を入れてポリープを確認していく。4つのうち、小さなポリープ2つは次回=来年にして、ちょっと大きいポリープ2つを切ることになった。
 担当医も助手も私も、おなじディスプレイ画面を見ているし、担当医は助手への指示をしたり、私に話しかけるから、私も経過がよく分かる。
 はい切りますよ、と言うと、細い管から輪っかが出てきた。向きを変えながら、ポリープの周りにかぶせ、輪っかを絞ると・・微少電流が流れて焼き切るそうだ・・、ポリープが切れて血がにじみ出す。そのときも大腸は痛みをまったく感じないと気づかされた。
 次に、細い管からクリップのような物が出てきて、切ったあとをパチン・・大腸の中の音が聞こえるはずがないから、担当医が手元で押したスィッチの音かな?・・と止める。3ヶ所に止めていた。これで血が止まる。
 同じことをもう一つのポリープで行い、手術は無事、成功裏に終了。
 ありがとうございました、と言って立ち上がろうとしたら、65才以上はリスク該当者だからと、車椅子に乗せられた。
 入院室に戻り、点滴と水だけで一晩過ごす。刺激物は一切禁止だから、茶やコーヒーは駄目、あめ玉やチョコも駄目、ひたすら水を飲み続ける。傷みはないがベッドから動けないので本とテレビで過ごした。

 翌朝、経過良しということで、普通の朝食が出た。完食。支払いを済ませ、退院となった。
 生活は普段通りでいいが、しばらく激しい運動は禁止・・腹部に力がかかると出血することがあるらしい・・、刺激物や酒は控える・・手術部位の出血を避けるため・・。
 10日後ぐらいに、担当医を受診した。細胞診の結果は良好、手術後の経過もよしということで、日常に戻った。

 健康に感謝し、日ごろの生活に気を配り、この経験を広く伝え、来年も次の夢に向かって一歩一歩である。



 
 

 

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