よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

ふくおかウオーキング協会「旧勝田線跡地を歩く」

2017-05-19 18:46:28 | ウォーキング

5/17は、ふくおかウオーキング協会の「勝田線跡地を歩く」ウオーキングに参加しました。このコースの一部は、今年2月にJR九州ウオーキングで歩きました。

JR旧勝田線は、かつて福岡市博多区の吉塚駅と同県糟屋郡宇美町の筑前勝田駅とを結んでいた、日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線(地方交通線)である。

1980年の国鉄再建法施行に伴い翌年9月に第1次特定地方交通線に指定され、1985年4月1日に廃止された。(ウィキペディアより)

集合場所は、糟屋郡須恵町にあるJR須惠中央駅。※歌手の郷ひろみさんは、ここ須恵町の出身です。子供の頃、東京へ引っ越しされました。

9:30須恵中央駅をスタート。

  

九州自動車道のガードを潜ると、「志免町」に入ります。すぐ目につくのは、「旧志免鉱業所竪坑櫓」です。

旧志免鉱業所は、周辺の須恵町、宇美町と共に、粕屋炭田と称し、艦船の燃料確保のため海軍が開発したという特色があり、それらは海軍直属の海軍採炭所、通称で海軍炭鉱と呼ばれていました。

今では志免町のランドマークになっています。

  

志免鉄道公園。志免町には、1985(昭和60)年まで石炭輸送のために作られた鉄道がありました。香椎線の引き込み線と、勝田線です。

香椎線は、1909(明治42)年から開通した博多湾鉄道旅石線(後に博多湾鉄道汽船から西日本鉄道、日本国有鉄道へ変わった香椎線引き込み線・1984(昭和59)年12月31日廃線)のことです。

勝田線は、1919(大正8)年に開通した筑前参宮鉄道(後に西日本鉄道から日本国有鉄道へ変わった勝田線・1985(昭和60)年3月31日廃線)のことです。

石炭景気の需要による開通で、当時の一日乗客数は300名、石炭は750トンと、石炭輸送が主でした。現在、勝田線は緑道として公園整備され、志免駅は志免鉄道公園となり、

レリーフが当時を偲ばせています。(志免町HPより)

 

 

何かの本か何かで読んだのですが、勝田線は、途中に宇美駅があり、宇美には、「宇美八幡宮」、筑前勝田駅の先には、「太宰府天満宮」があります。

勝田線を太宰府まで延伸し、宇美八幡宮や太宰府天満宮を参拝できる鉄道計画もあったようですが、この計画も戦争によって立ち消えました。

私が高校生の頃までは、この勝田線はありました。ただ一日7往復という少ない本数で利用客も減り、ついに廃線となりました。

現在、旧勝田線の廻りには、福岡のベッドタウンとして住宅が建設されています。存続していたら一日7往復で無く、30分に1本ぐらいのダイヤになっていたのではないでしょうか?

 

 

緑道途中には、「光正寺古墳」があります。この古墳は、魏志倭人伝に出てくる「不弥国」の国王の墓ではないかと言われています。

  

宇美川を渡ると右側には、清酒「萬代」の小林酒蔵があります。

その先には、「宇美八幡宮」です。

  

御祭神 

  • 應神天皇(おうじんてんのう) 神功皇后(じんぐうこうごう)
  • 玉依姫命(たまよりひめのみこと) 住吉大神(すみよしおおかみ) 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)

御由緒

神功皇后が三韓征伐より御帰還され、産所を蚊田の邑(蚊田は宇美の古名)に定め、側に生出づる槐(えんじゅ)の木の枝に取りすがって、應神天皇を安産にてお産みになられたこの地を宇瀰(うみ)その後、

宇美(うみ)と称されました。御産舎の四辺に八つの幡を立て、兵士に守らせた故事が、「後世八幡大神と称するは此故なり」とも伝えられています。八幡大神御降誕の聖地として、

敏達天皇の御宇(西暦570年頃)に創建され、先ず神功皇后と應神天皇の母子神をお祀り致し、後世に至りて上記の五座としてお祀りされました。(宇美八幡宮HPより)

   

境内には、天然記念物の「湯蓋の樟」があります。

 

境内の奥宮には、応神天皇の胞衣(えな)ケ浦があります。※胞衣とは、胎児が生み出されたのち,排出された胎盤・卵膜など。後産(あとざん)です。

  

宇美八幡宮から須恵町に入ります。

須恵町新原(しんばる)には、「海軍炭鉱創業地」の石碑が建っています。当時の海軍艦艇の燃料であった石炭の確保を目的として、海軍自身によって開発されました。

1898年(明治21)に新原の地が予備炭山に指定され、翌年には第一坑及び第二坑が同地に開坑しました。

  

11:47 スタート地点の須惠中央駅にゴールしました。須惠中央駅からか博多駅に行き、昼食は、鯖中心の海鮮丼を頂きました。

   

5/17のGPSです。

 

 

 

 

 

 

 


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