よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

2011 ひらどツーデーウォーク

2011-09-27 11:06:37 | ウォーキング


9/25ひらどツーデーウォーク30kmコースに参加しました。
我が家から平戸まで約110km。当日は朝3時半に出発。
ひらどウォークは、昨年は生月コースに参加しましたが、平戸の風景が
たまらなく好きになり病み付きになりました。
今回は、平戸から田平のコースですが途中、田平天主堂も通ります。
また、9/20には平戸オランダ商館がオープンしました。
オランダ商館は約400年平戸に設置されその後長崎・出島に移転しました。

私と平戸の出会いは今から約37年前仕事で平戸に来てからです。
あのころは橋もかかってなく田平からフェリーで平戸に渡りました。
フェリー代が高かったという記憶があります。
ただ、海がきれいで魚もおいしく異国情緒もあり一遍で好きになりました。

このウォーキング大会は、下関よりMさんご夫婦も参加されておりスタート前しばし歓談しました。
8時半地元の太鼓とMさんご夫婦に見送られながら(Mさんご夫婦は別なコース)ウオーキング開始です。

先ずは平戸城城内にある亀岡神社を廻り、平戸大橋に向かいます。
平戸大橋は車ではもう数えきれないくらい通っていますが、歩いて渡るのは初めてです。
橋の上から何枚も何枚も写真を撮ります。本当にきれいです。


橋を渡ると田平(たびら)です。
ここは以前北松浦郡でしたが、平成に入り平戸市と合併し平戸市田平になりました。
平戸大橋が架かる前はこの田平からフェリーが出ていました。

田平の町中に入るとジャズの音楽が聞こえてきます。
地元田平中学校吹奏楽部の方が歓迎(激励?)の音楽で迎えてくれます。


田平から左折すると上り坂になってきます。
昨年の生月コースもアップダウンがすごかったなと思いながら登っていきます。

次のチェックポイントが中瀬草原。
ここからは、平戸の的山(あずち)大島、呼子の加部島などが見えます。
写真をパノラマにしてみました。



コースは海岸線に別れを告げ山道に入ってきます。

久吹ダム、田平東小を通り里田原支石墓(しせきぼ)へ。
支石墓は、福岡・糸島にもよく見られる墓です。
この支石墓は、弥生時代朝鮮、中国からきたものです。
支石の上に大きな石を据付けます。大きな石の下には石棺、甕棺などの埋葬品があります。
ここで見られるとは思いもしませんでした。
ただ、この支石墓に誰が捨てたか知りませんが弁当の殻が捨ててありました。
折角の文化財なのに情けないです。

20kmと30kmの分岐点がこの里田原です。
20kmはここを右折、30kmはここからまた山手の方に行きます。
途中田んぼがあり稲穂が頭を垂らしています。収穫はもうすぐのようです。
田んぼには彼岸花が咲いています。満開のもあればまだ蕾のものもあります。
色んな所を歩いていますが今年の彼岸花はちょっと遅れ気味みたいです。


山道はまだまだ続きます。
平地では係りの方が案内されますが山道には案内の方もいなければ矢印の印もありません。
果たしてこの道で合っているのだろうか?
近くの人に聞こうとしても人がいません。
峠を降りたところにウオーキングの幟が立っていました。
この道で合っていたんだ・・・・・

12時半昼食会場の西荻田公民館に到着。
お弁当の中身はこれです。
さすが平戸です。あご(飛魚)が入っていますね。


30分ぐらい休憩し再びスタート。
すぐ案山子君のお出迎え。
今回のひらどツーデーウオークは、休憩場所などで地域の皆様の接待が非常によく
疲れもいっぺんで飛んでしまいます。

大椎の木、保育園、昆虫園を通り、田平天主堂に到着しました。
この田平天主堂は大正7年(1918)の建造で平成15年には国の重要文化財に指定されています。
赤レンガ造りの建物で設計、施工は教会建築の専門家鉄川与助氏です。



この天主堂の裏には、墓石に十字架が付けられたものがあります。


田平公園を通り平戸大橋に戻ってきました。
アップダウンで疲れたのか橋から眺めを見る余裕もなくただただ足を運ぶだけです。

14時30分ゴール。所要時間6時間(休憩時間を除くと5時間半)かかりました。
やはり今回もアップダウンがきつく疲れました。
然し山頭火も書いているように「平戸は日本の公園である」の通り美しい光景が
印象に深く残るウオーキングでした。






接待の数々