2021-0327-man3913
万葉短歌3913 ほととぎす3637
ほととぎす 楝の枝に 行きて居ば
花は散らむな 玉と見るまで 大伴家持
3637 万葉短歌3913 ShuI078 2021-0327-man3913
□ほととぎす あふちのえだに ゆきてゐば
はなはちらむな たまとみるまで
○大伴家持=03-0403参照。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第24首。橙橘霍鳥歌三首の第3首。左注に、「右四月三日内舎人(うどねり)大伴宿祢家持従久迩(くにの)京報送弟(おとひと)書持」。
【訓注】ほととぎす(保登等芸須)。楝(あふち=安不知)。花(はな)。玉(たま=珠)。