2021-0326-man3912
万葉短歌3912 ほととぎす3636
ほととぎす 何の心ぞ 橘の
玉貫く月し 来鳴き響むる 大伴家持
3636 万葉短歌3912 ShuI078 2021-0326-man3912
□ほととぎす なにのこころぞ たちばなの
たまぬくつきし きなきとよむる
○大伴家持=03-0403参照。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第23首。橙橘霍鳥歌三首の第2首。第3913歌左注参照。
【訓注】ほととぎす(保登等芸須)。橘(たちばな=多知花)。響むる(とよむる=登余牟流)。