2014-0920-man1494
万葉短歌1494 夏山の1360
夏山の 木末の茂に ほととぎす
鳴き響むなる 声の遥けさ 大伴家持
1360 万葉短歌1494 ShuD535 2014-0920-man1494
□なつやまの こぬれのしげに ほととぎす
なきとよむなる こゑのはるけさ
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌参照。
【編者注】題詞は「大伴家持霍公鳥歌二首」、その第一首。「夏雑歌」三十三首(1465~1497)の第30首。
【訓注】夏山(なつやま)[下記注]。木末の茂(こぬれのしげ=木末乃繁)。ほととぎす(霍公鳥)。響む(とよむ=響)。
【編者注-四季の山】集中の表記用例は次のとおり。
「春山」=01-0016、-0052、08-1421、-1451、09-1684、10-1829、-1890、-1892、-1923、-1926、13-3234(計11回)。
「夏山」=08-1894(計1回)。
「秋山」=01-0016(3回)、02-0092、-0106、-0137、-0208、-0217、07-1409、08-1516、-1584、09-1703、10-2177、-2179、-2184、-2218、-2232、-2243、13-3234(計19回)。
「冬山」=0回。