2014-0915-man1489
万葉短歌1489 我がやどの1355
我がやどの 花橘は 散り過ぎて
玉に貫くべく 実になりにける 大伴家持
1355 万葉短歌1489 ShuD529 2014-0915-man1489
□わがやどの はなたちばなは ちりすぎて
たまにぬくべく みになりにける
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌参照。
【編者注】題詞は、「大伴家持惜橘花歌一首」。「夏雑歌」三十三首(1465~1497)の第25首。
【訓注】我がやど(わがやど=吾屋前)。散り過ぎて(ちりすぎて=落過而)。玉(たま=珠)。