登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

霧降隠れ三滝と大山

2020年11月05日 11時54分52秒 | 日光連山
R2年11月4日、霧降高原を歩いてきました。

天気も良さそうなので滝と眺望、あわよくば紅葉もと霧降高原へ
隠れ三滝はいづれ訪れてみたいと思っていた。紅葉の時期がベストかと出かけてきた。

霧降の滝駐車場(ツツジ平)6:45~丁字滝7:15~玉簾滝7:25~マックラ滝7:50~8:25猫の平8:30~9:15大山9:35~合柄橋10:15~ツツジ平分岐10:25~戊辰の道~11:40マックラ滝(昼食)12:00~12:50霧降の滝駐車場
約6時間の山散歩でした。

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ツツジ平からスタート、ヤマツツジのトンネルです。


まずは丁字滝へ


河原に降り立つと炭窯跡地があった。この付近には炭窯が多くあったとか


河原にはまだ綺麗な紅葉がみられる。


丁字滝
滝の落差は10m程、マックラ滝や玉簾の滝に比べると小さいが、左手の岩壁含め、雰囲気のある滝


丁字滝を後にする。


霧降川にかかる丸太の橋を渡り、玉簾滝を目指す


玉簾の滝 
大きな岩を隔てて、右と左に美しい流れ




玉簾の滝の川上流部の紅葉が綺麗だ


マックラ滝
落差は約30m、幅約10mの滝で、隠れ三滝で最も大きい滝
水量たっぷり見応えがある滝だ




川沿いから離れて山道へ、牧場管理地へ入る。
急な山道を登りマンゲートを潜り展望の開けた猫の平へ。東屋があり小休止
絶景だが赤薙山山頂付近は雪雲がかかっている。


低い笹原の中を大山へ向かう。左奥のなだらかなピークが大山


左手には絶景が広がり赤薙山、女峰山、男体山が一望できる。


大山の斜面は紅葉した樹が点在し、これはこれで綺麗だ


大山山頂
東屋があり休憩


山頂からは赤薙山から男体山、茶ノ木平、薬師岳から夕日岳など素晴らしい展望地だ。


ズームし筑波山も、その手前の山並みは古賀志山かな


そうこうしているうちに赤薙山にかかっていた雪雲が流されてきたのか雪がぱらついてきた
慌てることことないとコーヒータイムとする。


わずかな時間で陽が射し出発する。
ここから牧場内は踏み後不鮮明、良く見ると柵に古びた登山道の標識(写真右側)が打ち付けられている。
ここからだと赤薙山を正面に下っていくが、ガスっていると分かりにくい要注意


遠くからでは分からないが苔むした丸太の階段道が続き目安になる。


右手遠くには大笹牧場が広がり大笹山も見える。


牧場から抜け高原ハウス方面へ


この山道沿いにもヤマツツジの森が広がる。花時期には綺麗でしょうね


合柄橋の道標


合柄橋からわずかで分岐の道標。ツツジ平方面へ、戊辰の道と言われているとか


途中の尾根から大山を


標高を下げるにつれ紅葉が綺麗になる。


カラマツ林も光り輝く


六方みねの石祠
「この道は、古くから大笹峠を経て、日光と栗山をむすぶ間道で六方尾根や六方越えと称され、交易にも利用されました。かって、このあたりは『六方みね』と呼ばれていました。」と。
この説明文を読んで、想像の世界が広がりました。大きな荷を背負った馬がこの道を進んでいたのでしょう。


早咲きのツツジも


赤が綺麗ですね


心配していた渡渉か所、水量も少なく一安心


標高が下がり紅葉はさらに鮮やかに


マックラ滝に寄り昼食とする。


往路を坦々と下り霧降の滝駐車場へ。
朝方はガラガラであったが多くの車であった。


出会ったハイカーは数人、静かなものでした。
展望もまずまず、紅葉は終盤の様相だったが綺麗なものもみられ良い一日であった。