登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

安達太良山・石筵ルート

2017年09月10日 06時16分38秒 | 安達太良・磐梯・吾妻
H29年9月9日、石筵(いしむしろ)口から安達太良山を歩いてきました。

今週末は好天の週末、飯豊の予定であったが取り付き口の林道が崩落し通行止めとのこと。
前日に分かったもので急遽中止、さてどうしようか。
好天が期待できそうなのでどこか歩きたいが・・以前に歩いたことがある安達太良山石筵ルートを久しぶりに。
石筵口からはH11年に、実に18年前。銚子ヶ滝を覚えているくらいでその他は記憶がない。

駐車場6:25~車道~和尚山(銚子ヶ滝)登山口6:40~7:05銚子ヶ滝(往復)7:30~和尚山9:40~三角点(往復)10:00~11:20安達太良山(昼食)11:40~船明神山12:10~石筵分岐13:20~東屋14:05~林道~石筵登山口14:20~車道~和尚山(銚子ヶ滝)登山口~14:30駐車場
約8時間の山散歩でした。

山行記録一覧   地域別山行記録一覧  安達太良山記録一覧

自宅4:00発~水戸IC~阿武隈高原SA(朝食)~磐梯熱海IC~銚子ヶ滝駐車場6:15着 180Km

往路を和尚山ルートで、復路を船明神山ルート。反時計回りの周回


母成グリーンライン沿いの銚子ヶ滝駐車場


銚子ヶ滝遊歩道入口。
ここからが和尚山へ向けてのルートとなる。


銚子ヶ滝までは整備された遊歩道、木々の緑もいいですね~


銚子ヶ滝分岐着。名瀑を見て来ようと寄り道。遊歩道から標高差80m下る


名瀑百選の”銚子ヶ滝”。落差48mの銚子の形をした名瀑。おお~これは見事だ!


分岐まで登り返し和尚山方向へ。この階段上りで一汗かいた。


ロープがかかる石筵川徒渉地点へ。
流れが速いし、深みがあり、岩は滑るし・・下流部、上流部をウロウロするが簡単に渡れそうな所はない。
川底の石を寄せ集め足場をつくり何とか渡りきる。


石筵川渡渉地点(標高900m)を渡ると、和尚山(1,640m)まで標高差700mの登りです。
朽ちた猿岩の指道標。左手の矢印の案内坂は何だろうと思ったが安達太良山頂に登り着いて分かった。


展望がない樹林帯の緩やかな道を抜けると一転して開けた場所に。磐梯山~西吾妻連山の山並みが見られる。


大岩がゴロゴロとした所もあり慎重に石伝いに超える。

 
安達太良山・三角点の分岐。山名板がないが地理院の地図から推測すると標高は約1640m、和尚山の山頂かな・・
ヤブっぽい尾根を300mほど南にあるので三角点へ向かう。


灌木の藪を漕いで進む。さらに進むと大岩が立ちはだかる。この岩を越えていくと間もなく三角点の場所となる。
三等三角点:前嶽 1601.8m 


三角点から戻る途中の大岩の上から安達太良山頂の乳首岩が遙か遠くに見える、左は和尚山


この大岩から東に前ヶ岳、小前ヶ岳


三角点の場所から和尚山山頂まで戻り、今度は本峰を目指す。
安達太良山へS字状に尾根が続いている。安達太良山は遠いな~


本峰までは眺望の主脈縦走で気持ちがよいが、足もとは岩あり木の根っこあり、ヤブで隠され危なっかしく展望を見ながらとはいかない。


ガスが出てきたが何とかもってくれ~


急な降りはこの附近で終わった。ガレ場を目指して。左には船明神山も




鞍部から和尚山を振り返る。結構な急斜面でした。


尾根には秋の花が。リンドウは花盛り


安達太良山が近づいてきた。山頂にいるハイカーも確認できるが、ここからが結構長い


ハイマツを抜けると山頂前の広場に飛び出す。残念ながらガスがかかってしまった。


安達太良山頂。駐車場から5時間かかった。二等三角点:大関平 1699.7m


広場で昼食とする。多くのハイカーで大賑わいです。それもそのはず今日は安達太良トレランが開催されてました。
矢印の案内板はトレランのためでした。


老若男女300人ほどが参加されたとか。安達太良トレランは50キロのロングコース。


沼ノ平火口を右に見ながら。火口はいくぶん白っぽくなったような・・


石筵分岐への急登ザレて歩きにくい


船明神分岐。石筵登山口まで10キロ、下山路も長いな~


川桁山方面を前方にみながら穏やかな斜面を降る。


人なれしているのかホシガラスが近場に


ガレ場を下りきると雑木林の中を下るがぬかるんでいる。


ブナ林の気持ち良い樹林帯に入ったと思ったら


また藪道へ


母成峠への分岐。峠方向(直進)への道は廃道のようです。


朽ち果てた牧場作業道終点に出る


東屋。ここが安達太良山への登山口か?


荒れた林道沿いの牧場最上部へでました。


車道に合流。駐車場へ戻る。下山路もロングでした。


久しぶりの石筵ルート、往路復路ともハイカーと出会うことがなく静かなものでした。
ヤブっぽい所やぬかるんだ所もある自然がたっぷりのロングルートでした。