登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

女峰山・霧降高原ルート

2017年09月04日 21時03分27秒 | 日光連山
H29年9月4日、霧降高原から女峰山を歩いてきました。

当初はニッコウキスゲ咲く時期にでもと思っていたが、暑いので涼しくなってからと先伸ばしていたもので今となってしまった。
今日は晴れ間が見られる予報であったが曇りがち、ロングルートでもあり涼しく歩けると思えばと出立。
このルートは6年ぶり、レポは⇒こちらから

霧降高原P6:05~小丸山(キスゲ平)6:40~7:35赤薙山7:40~奥社跡8:30~ヤハズ8:45~9:10一里ヶ曽根9:15~水場9:25~10:15女峰山10:30~11:20一里ヶ曽根(昼食)11:40~ヤハズ~奥社跡12:15~赤薙山12:50~13:45霧降高原P
7時間40分の山散歩でした。

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霧降高原P~赤薙山~女峰山の往復


まだ人も疎らな、キスゲ平園地。小丸山に向けて高低差240m、1,445段の「天空回廊」。
女峰山へは、まずこの階段を登るところから始まる。


階段脇にはワレモコウ


天空回廊はまっすぐ小丸山(キスゲ平)まで登っていく


お疲れさま~1445段ゴールです。 背後には高原山が雲海に浮かんでいる。


階段登り切って、鹿避けの回転扉をくぐった先が小丸山(キスゲ平)。目の前には、赤薙山への稜線が。


赤薙山へは400mほどの登り。最初の200mは、笹とツツジの中、展望の尾根を歩きます。
登山道は深く掘れていて、脇道もたくさんある。露を含んだササを避けながら


鳥居と祠のある赤薙山に到着。
三角点のある山頂は、木々に囲まれて展望ナシ。
ちょいと腹ごしらえして一息ついたら、さくさくと出発


赤薙山からは、しばらく岩場が続く。
そんな急なところや危なっかしいところはないが細かなアップダウンが続く


岩や木の根がごつごつと絡み合った道もある。


展望が得られない尾根には早くも秋の花が見られる




そんなこんなで標高2,203mの赤薙奥社跡に到着。
昔はここに祠があったんでしょうね。


ヤハズです。
しばらく歩きやすい尾根道になります。。


明るい尾根からは、木立を透かして女峰山が見え、気持ちいい道です。


奥社跡から一里曽根までは、シャクナゲの中の緩やかな稜線歩き。花時期は綺麗でしょうな~


一里曽根に到着。(『曽根』は会津地方では「小尾根」を指す言葉であり、ここは独標と呼ぶのかな)


一里ヶ曽根(独標)ここで展望が一気に開けて、目の前には目指す女峰山が!
ここにザックをデポし、サブザックで往復する。


ここでいったん50mほど下って250mほど登り返す


コル部に水場分岐あり標識からわずかで水場。しっかりと水量があり冷たい水で喉を潤してきました。


残雪期には雪庇が張り出すガレ場。女峰山が近づいてきた。


尾根から歩いてきた稜線を振り返る。奥社跡からの尾根が見られる。


三角点ピーク(二等三角点 女峯山 2463.7m )。女峰山の北西約100mのピークに三角点がある。


ハイマツに囲まれた頂上には滝尾神社の奥社があり、「田心姫命」が祭られている。


女峰山山頂。日光連山をはじめ会津、越後の山々、那須、筑波、遠くは富士山と、展望をほしいままにできるはずであるがあいにくのガスで何にも見えない。


西の帝釈山への尾根は「剣ガ峰」といわれるやせ尾根が通じている。


ガスがとれるのではとネバって見たがとれそうにないので下山とする。
下山路から左手に延びる先の三界岳。気になるピークであるがクライマーの領域、自分が訪れることはないでしょう。


一里ヶ曽根(独標)に戻り、昼食とする。
ザックを回収し下山する。

赤薙山付近からガスが出て、キスゲ平に戻ると真っ白、まさに「霧降」状態です。


無事に予定通りに戻れた。
花の少ない時期でもあり眺望期待であったが・・雨にもならずこれで良しとしよう。