なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

讃岐路を行く ~心の旅①~

2021年04月21日 | 

おはようございますZUYAさんです

ちょっとお待たせしましたが、先週11日から14日まで敢行された「心の旅」をシリーズ4回ほどで綴ってまいります。出発するわずか数日前に急に思い付いたわりには、中身の濃い旅になりました。あまりにも心にズッシリと響き過ぎましたけどね

BGMはWingsの1976年の傑作アルバム「Wings At The Speed Of Sound」   

 

 

Paul MaCartneyが“バンドであるイメージを強調するため”に、他のメンバーが書いた曲やメイン・ヴォーカルを彼以外にも任せている曲が収録されています。当時は前年に発表された「Venus And Mars 」を引っさげての大規模なワールドツアー中で、目玉であるThe Beatles時代以来初のアメリカ・ツアーを大成功に導くためにツアーの合間に制作されたのですが、良いアルバムだと思います

 

          

 

さてZUYAさんが子供の頃は、沖縄を除く日本全国をまだまだ網羅していた国鉄(現JR)の夜行列車。それらに乗って夜が明けたら遠い町にいるというのは、多くの方が憧れた旅の醍醐味の一つだと思います。ZUYAさんも良く利用しましたが、最後に乗ったのは「青森・函館旅行」に行った時なので、かれこれ15年ほど前...なんかねぇ15年前とか20年前を普通に語れようになった自分が怖い...(20歳で5歳の時を語れませんからね~)

その後時代の流れで高速バスやら新幹線網の拡大で夜行列車(寝台列車)は、ほぼほぼ無くなってしまいました。今回は唯一定期列車として残っている「サンライズ出雲・瀬戸」に乗り讃岐路への旅を始めました

 

 

上記の理由で希少価値が高く近年大人気の列車になっているようですが、出発の僅か数日前にも関わらず、寝台券を取れたのはどうやらコロナのおかげのようですね(コロナ禍では乗車率3割だとか~)

東京駅の出発は21時50分とわりと遅め。この列車にはシャワー室が設置されているのですが、通常は入線前からホームに並び最初にシャワールーム用のカードを販売機で買うのが、常套手段となっているようです(車両に搭載できるタンクの容量に限界があるから)。でも、みなさんご存知の通り“並ぶのが嫌い”なZUYAさんは、家を出る直前にシャワーを浴びてから駅に来ました

東京駅に着くと列車は既にホームに停まっていました。今夜の宿は「シングル」と言う1人用の個室。そう、ほぼほぼ個室の寝台車で構成されている点は流石に時代の変化でしょうか(最近は社員寮とかでも、昔のように相部屋なんて死語のようですね)。更に料金が1,000円ほど安い「ソロ」と言う個室もあるのですが、かなり狭く正に横たわることが出来るだけ。何か別の意味の“寝台車”を想像してしまいますね

 

 

出発までの時間は長く、とりあえず荷物を置いて(ドアに鍵がかけられます)ホームに出て夜食を購入したり写真を撮ったりしていると、ふと思い付きました、

朝シャンしたくねぇ? (←例によって語尾を上げて読んでください)

既にかなり時間が経っていましたが、試しに行ってみると普通に買えました~

 

 

 

列車が動き始めると、備え付けの浴衣に着替えて早速「晩酌タイム」に突入。これぞ夜行列車の醍醐味と言わずして何とやら。しかし、ここで大きな誤算が... 

なんか飲み物少なくねぇ? (←例によって語尾を上げて読んでください)

 

 

こんな小瓶ボトルではなく、普通サイズの1本を買えば良かった…

当列車には車内販売サービスはありません。これもまた時代の流れで皆さん乗車前に買い込むので廃れてしまいましたね。しょうがないのでチビチビ(しかも薄めて)呑み始めましたが横浜を過ぎた辺りで無くなってしまい、まさに途方に暮れてしまいました...どうするよ、この先?

仕方がありません。子供の頃なら夜行列車なんてワクワクしてなかなか寝付けなかったのですが、大人(しかも酒を切らした)は潔く寝ることにしました~

 

 

真夜中に何度か外を覗きました(記憶にあるのは熱海駅と大阪駅)。完全に目を覚ましたのは姫路駅(5時25分発)を過ぎた辺り。しばし車窓から景色を眺めてから、昨夜の思い付き通り“朝シャン(←言ってて恥ずかしくないかい?)”をすることに

隣の車両にあるシャワールームに行き、脱衣所でカードを挿入。シャワールームに入ると6分間使えるはずの表示が、まさかの「0:00」...

ボタンを押してもうんともすんとも言わないので、また浴衣を着てシャワー室から出て車掌室を探しました。この列車は14両編成で、次の岡山で切り離されて島根県の出雲市へ向かう編成が後方に連結されているのですが、ZUYAさんの乗っている「高松行き」の車掌が見当たらず、「出雲市行き」編成の方まで浴衣姿で探しに行く羽目に...

これって探している間に切り離されたら...ZUYAさんは浴衣姿。財布から靴、荷物などだけが瀬戸内海を渡って行ってしまうことになるのでは...と、ちょっと不安になりましたが無事に車掌さんを見つけることが出来ました

やっとこさシャワーを浴びて部屋に戻り、カメラを持って大きな窓のあるロビー室で朝日の写真を撮りました

 

 

 

岡山に着くと先述の切り離し作業のため数分間停車するので、ホームに降りて“追加のお酒か缶コーヒー”かを迷いましたが(←迷うなよな!)、泥酔で初めての地に降り立つのもどうかと考え後者にしました~

 

 

ZUYAさんは四国には何度も訪れたことがありますが、「瀬戸大橋」を渡るのは初めてなのです(観るのもね)。いつも空路ばかりだったので(数年前の徳島県訪問の時は車でした)。もう橋にかかると大興奮。凄いですよねぇ、10個の橋で島々を跨いで海を渡るなんてね。通路挟んで反対側の空き部屋と行ったり来たりして、両サイドの写真を撮りまくりましたよ~  

 

 

 

 

香川県に入りました。ええ初訪問です。風景を観ていて面白いのが、ポコポコと低いけど単独峰(山)がやたらと目に入ります。大阪の古墳のように本当に文字通り“ポコポコ”とあります。橋を渡ってから、あっという間に終点高松駅に着きました。遠い昔はここには連絡船へとつながる通路があり、さぞかし賑わったのだろうなぁと

 

 

 

 

東京を出る時は宿泊先以外のプランは全く立てていませんでしたが、瀬戸大橋を渡ってから香川県内に入ってから高松到着までの間に少しは考えてみました、

食えるだけ讃岐うどんを食ってやる

 

そんな感じで旅は続いて行きます~

 

To be continued.

Have A Good Day,Folks!

 


我、もの思ふ...

2021年04月19日 | Life

四国へ向かう列車の車窓から(岡山県内にて)

 

おはようございますZUYAさんです

旅に出てから1週間が経ちましたが、色々な思考が頭を巡っています。“心の旅”と銘打って出かけましたが、まさにそのものになりました。自分の生き方、現在の立ち位置、今後の方向性など、色々と考えさせられることに

旅日記をお待ちになっている方には申し訳ないですが、書き始めてはいるのですがどういう訳か“心ここに在らず”でなかなか進みません

 

何度も書いていますが、今のコロナ禍を逆手に取って“無駄をそぎ落とした生活に戻そう”としているZUYAさん。それには本ブログも含まれています。本来、日記とは私生活を個人でひっそり書き綴るものであり、それを公表するのはエッセイストと言った人達でしたよね

個人的なことをわざわざ不特定多数の人にさらす意味が、急に分からなくなってしまったZUYAさん。確かにコメントをしたり貰ったりするのは楽しく、他の方のブログから“ヒント”を頂くこともありますが、

それってZUYAさんが本来好きなものなの?

ネット上の繋がりってZUYAさんの一番嫌いなことだったような

ちょっと気持ちの整理がつくまでは、旅日記の掲載は控えようと思います。勘違いなさらないでください。旅はとても良いものでしたし、まさに絶好のタイミングで行けたと確信しています。そしてフォローさせて頂いているブロガーさん達はみなさん魅力的ですが、

ちょっと休憩させて

というわけです

 

“有言実行”がモットーの一つであるZUYAさん。お約束どおり旅日記は必ず綴ろうと思います。ちょうど程よい感じのボリュームになりそうなので、何回かに分けて掲載することになりそうですが、それを書き終える頃に本ブログを閉じる決意が固まるかもしれません。或いは何かを見出して継続するかもしれません

Ain't Nobody's Business If I Do

 

Have A Good Day,Folks!

 


暫くこちらをご覧下さい...

2021年04月15日 | 

香川県・荘内半島の朝

 

おはようございますZUYAさんです

とても良い旅になりましたが、しばらくは自身の心の中だけで大切に噛みしめたいと思いますので、

(まぁ今日から忙しいのも有りますが)旅日記はちょっとお待ちください 

 

心待ちにされている方に申し訳ないので、今回の旅で食べた5杯の讃岐うどんの写真をチラッと載せておきますね

 

高松・味庄

 

屋島・わら家

 

琴平・ことぶき旅館

 

三豊・三好うどん

 

坂出・がもううどん

 

Have A Good Day,Folks!

 

 


心の旅... ー 忘れ物を探して ー

2021年04月11日 | 

また愚策を打ちだす日本政府...

この一年間何をやって来たのだろう

国民の生活・命を守るためと宣う

「マナーを守り行動・生活している人」

に対する思考が完全に屈折している

 

でも一応国民(都民)ですから

従ってあげますよ

発令は明日12日からですよね?

私は今夜、東京を離れますから~

 

2021.4.7.文京区小石川植物園にて

 

こんばんはZUYAさんです

今日(日曜日)から正月休暇以来の4連休になります。昨夜は2時間残業が終わる寸前にクレームが入り、商品交換のために2往復も車を飛ばしました。ええ、文字通り”力(ちから)を振り絞って”仕事を終わらせました~

 

心身共に疲れが溜まっている所に、ZUYAさんが苦手な“季節の変わり目”がやって来る気配を感じています。まぁもう長い付き合いですが、解決方法もそれなりに心得ているつもりです。取りあえずは大幅な空気の入れ替えが必要であり効果的です

ってなわけで旅に出ます。冒頭に書いたように、このタイミングで政府・都が動きましたが今まで通りマナーをきちっとして行動すれば何の問題もない。この1年である意味“国民の方がお上より自信が付いたのでは?”と思っています

※ここまで読んで不愉快・違和感を感じる方は、この先は読まずに退出をお勧めいたします

 

2021.4.7. 文京区小石川植物園にて

 

さて当ブログでもしばしば書いていますが、ZUYAさんはカナダにいる友達の数に比べれば、国内には数えられるほど。英語で言うところの“One of my friends”のことです

その一人、「S」と出会ったのは21歳の頃だったかな

浪人して苦労して入学したのに、大学生と言う特有のふわふわとした空気感に馴染めず、たった2週間ほどで“自分のいる場所ではない”と判断し行かなくなりました。もちろんこれは両親にかけた最大の親不孝であると自覚しています。でも結果的にZUYAさんの選んだ道を応援・納得してくれています

 

初めて組んだバンドに何人目かのギタリストとして参加してくれたのが、ZUYAさんより一つ年上の「S」でした。現役で某国立大に入学。普通に卒業したが、その後は普通ではなかったのです 

彼は会社勤めは望まず、音楽活動をしながらジプシーのような生活が始まりました。暫く東京に拠点を置きながら海外へもしばしば放浪の旅へ出掛け、その後東京を離れ農場などで季節労働者として働き、「自給自足生活」に目覚めて行きました

岡山の山奥で古民家を借り畑を耕した後(この頃の年間収入は10万円ほどだった)、同じような考えを持つ女性に出逢い結婚。そして“俺、アルゼンチンに渡るわ~”と言う連絡を貰ったのを最後に、しばらく音信が途絶えたのですが数年後、ある日連絡があり香川県で暮らしていると。相変わらずの世間体云々なんて無縁の生活のようです

彼に出会わず感化されなければ、音楽を続けていたかもわからないし、カナダ行きもなく間違いなく全く別の人生になっていたと確信しています。もちろん当ブログも存在しないわけですしね~

 

          

 

先週半ばに、4連休が突然決まった時、初めは秩父の山でも登るかなぁと考えていたのですが、ワイフとの会話の中で突然閃いた、

“香川県に行くべきじゃねぇ?”

よくよく考えてみると四国四県で唯一未訪問の県が香川県。これは良いアイデアかもしれない。そして続いてアイデアが浮かび先日の散歩の帰り道に駅の切符売り場に寄り、「高松行きの寝台列車」の空きを確認したところ、すんなり切符が取れました。今や人気列車で切符の入手は困難と聞いていましたが、やはりコロナの影響なのでしょうか

いつの間にか世の中から消えた。空前の灯となった夜行列車(寝台列車)。ZUYAさんはギリギリそれを利用した旅の醍醐味を味わうことが出来た世代。それでも最後に乗ったのは今から15、6年前で函館へ旅した時に上野から青森まで利用した時ですね

 

          

 

週明けにそちらに着くよと連絡したら(彼は現在自身の携帯は持っておらず、奥さんと共用の物が一台だけ...)、彼の家に泊まれと言われたが、まだ見ぬ奥さんやお子さん達に遠慮して1泊だけ泊まることに(今回の旅程では3泊目)

さて、とにかく香川県と聞いて思い浮かぶものは、「金比羅山」、「讃岐うどん」、そして「瀬戸大橋」しかありません。“リフレッシュの旅”で行程を詰め込みたくはないので、行き帰りの移動手段と宿以外は現地に着いてから考えることに。仕事の休憩時間にスマホで検索して見つけた、素泊まりで一泊6,000円ほどの宿。翌日に「S」の家に行くのにもそう不便ではないとパッと決めました。しかしご存知の通りスマホの画面は小さく、宿の詳細をきちんと読んでいませんでした

ZUYAさんは旅行中も、普段の休日同様に夜中に起き出して“夜の静けさ”を味わうのが大好き(格言う今現在も真夜中ですが...)なので、露天風呂もある宿と言うことで楽しみにしていました。が、家に帰ってパソコン(の大きな画面)で詳細を観てみると、真夜中の時間帯は「混浴」と書かれている...

独りで静かに星を眺めて...と思っていたのに、落ち着かないのは嫌だからあっさりキャンセルしました。でもナイスな判断でした。次にヒットしたのが「夫婦2人猫1匹で営む宿」。決まりでしょ?

いつものZUYAさんの旅のパターンだと、「安いビジネスホテルに泊まり、地元ならではの店に入り郷土料理を堪能する」なのですが、流石にこのご時世では不特定多数の人々との接触は避けたいので小さな宿で食事付きにしました~

 

 

復路は新幹線か...と思い計算すると、在来線で岡山まで行き「のぞみ」に乗って5時間。約17,000円ほどかかります。う~ん、そして次の日は仕事か...

これまた昨日の休憩時間で必死に調べたらもっとも安い飛行機が20,000円で見つかりました。フライト時間は1時間20分。羽田から家までは1時間としても、こちらの方が…時間をお金で買いました~

 

          

 

ここ数日、頭の中でへヴィ―・ローテーションしているのが、「My Way」

もちろん加山雄三でもなければ、シナトラでもない(両者とも巧いですがね~)。先日聴いたElvis Presleyの「Aloha From Hawaii」のヴァージョン。今まで一番心に響いた「My Way」と言っても過言ではありません。まぁここのところ色々と考えていましたからね~

 

 

さて今夜の列車の出発は東京駅を21時50分と遅く、

あ~♪

明日の今頃は~♪

僕は汽車の中~♪♪

と言うことでとっても楽しみです~

今日の連休初日はお土産を買いに行ったり、のんびりする時間がありそうです。皆さまも良い日曜日をお過ごしください。またお会いしましょう、行ってきます~

 

Have A Good Night,Folks!


そろそろかなぁ...

2021年04月09日 | gourmet(グルメですわ)


おはようございますZUYAさんです


実はここ数日、睡眠が不安定になっております。今日も休日でもないのに午前2時半頃に目が覚めてしまいました。暫く暗闇の中でじっとしていましたが(寝床でのスマホが最も睡眠障害を起こすようですからね)、1時間ほど経ってこれは無理だと寝床を飛び出しました


やはり“旅に出る時が来た”ようです

一昨日の切符に続いて昨日、宿も確保しました。どういう形でブログで書いていこうか考え中です。こうご期待~(させて良いのか?)


皆さんお待ちかねの、「昨夜の夕飯」をさっとご紹介しておきます~


小松菜とカニカマのマヨネーズ和えをレタスの上に載せただけのサラダ


切り干し大根(水曜日に大量に作ったやつの残り)


あんまり美味しくなかった赤カブ


そ、そすて...(←だから何故に訛るのだ!?)


麻婆豆腐


昨夜も疲れて帰って来ましたが、中華鍋を加熱して豆板醤を炒めてニンニク、生姜、長葱のみじん切りを投入。そこへ豚ミンチ。油が出てきたところで、酒、醤油、砂糖、そして鶏がらスープを入れて味を調えたら豆腐をぶち込みます。ええZUYAさんは“木綿”が好きなのです。水溶き片栗粉を入れて十分に加熱して、火を止める直前に花椒を入れてごま油をかけて完成~


          


実は当然ワイフは休めないので、例によって“一人旅”になります~(※「みちのく」には行かないですけどね)。でも訪れたことのないエリアを選び、そして...おっとっと、まだですね~


Have A Good Day,Folks!