なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

Tomorrow Never Knows ~生きると言うこと~

2021年06月16日 | Life

※とても長い文章になっています。真摯な気持ちで書き綴った結果です。お時間の許す時に読んで頂ければ幸いです。

 

おはようございますZUYAさんです

一粒万倍」と言う語がありますね。それを暦に当てはめて“行動の規範”にしている方もいれば、宝くじ売り場ではそれをフィーチャーして“誘い文句”にしていますね。ただこの語は悪いことに関しても使われると言うことを頭に入れておかねばなりません

こうしてブログを書くことが出来るのも、ネット社会の恩恵です。そしてそのネット社会は時々牙をむくこともあります。ネット社会が蔓延る以前はテレビ番組等に関する感想・クレーム等も、電話や投書だけでしたが今はネットにさらされる時代。結果としてその番組を観たことがない人、或いは興味のない人にまで情報を擦り込ませようとする...

良いことなら問題ないのですが、本当に恐ろしい時代になったものです。“常識”というものは普遍的なものだと思っていましたが、こんなにも変化していくものだったとはね。今の30代ぐらいまでの方々はその怖さを理解しているのでしょうか。それとも生まれた時からそう言う社会(世界?)なので、あえて考えることもないのですかね

 

悪いことすれば罰せられるべきだ”と、ZUYAさんは思います。しかしよく耳にする「私刑」と言うのはいかがなものでしょうかね。コメント欄やら投書欄に書き込んで“気分上々の側”は良いですよ、それで。そしてその多くは次の日には(或いは数時間後には)書き込んだことすら忘れてしまう。しかし、書き込まれた側はそうはいかないものです。それにより心を汚されて心を病んでしまったり、不幸にも人生が大きく変わってしまうこともあるわけです

職場で直ぐに「死んだ方がマシ」とか「僕、死にま~す」と言ったことを口にするあんちゃんがいるのですが、ZUYAさんは正直好きではありません。その言葉の持つ重要性を理解して欲しいですね、30歳も越えているのだから

あ、これは私刑には当たりませんよね?

 

          

 

ちょっと息抜きを

 

 

Paul Butterfield's Better Daysの99年頃に突然公式発売された1973年のライブ音源。素晴らしい作品です。昨日手に入れた元The BandのメンバーであるRick Dankoのアルバムにも収録されていた「Small Town Talk」も良い。メンバーみんな職人芸を披露していますね~

 

          

 

さて前置きが随分長くなりましたが、そろそろ本題について書こうと思います

突然ですが、皆さんは「自死(自殺)」について考えたことはありますか。断っておきますが、当ブログはそれを助長したりするブログではございません。あくまでも自身の考えをつぶやいているだけですので、気に入らない方は今後立ち寄らなければ良い、ただそれだけです

ええ、今夜は「」がテーマです。あの某人気ドラマでセリフで言葉の終わりの「~です」と英語で死を意味する「death」を掛け合わせる場面があり大好評だったそうな。ZUYAさんはぶっちゃけ不快に感じましたけどね

東京と言う街に暮らしていますとほぼ連日のように、若くして自分の人生を終わらせてしまう人々のニュースを目にします(もちろん東京だけの問題ではありませんが)。通勤途中や急いでいる時や旅行等の目的がある時に、不慮の事故ではなく上記のような事情で列車を止められてしまうと困りますよね。そしてそれに対してまた短文投稿サイト等では恐ろしいやり取りが繰り返される...

ZUYAさんはそう言った短文投稿サイトは普段は利用はしていません。ところが「yahoo!の路線情報」を使うと、罵り合いと言うか、実に低レベルな自己中心的なメッセージが無限のようにリアルタイムで更新されているのが目に入ります。そう言うのは無視して、自分に有益な運転再開情報や有効なルート情報等だけ得るようにしていますけどね

 

若くして自らを殺める方々の多くはZUYAさんは、「彼らの多くはこの先、生きていても結局同じ結果になるであろう」と考えています

警視庁のデータによると昨年だけで20,000人以上の方々が自殺されている(あくまでも書類上のことであり、遺体が発見されないケースも多いようで)。今年は先月5月末の集計で、8,000人以上いるそうな。年齢別に見ると、「40~49歳」「50~59歳」の年代層が多いのは昔から変わらないが、問題はやはりそれよりも若い世代でも常に一定数いると言うことです

 

いじめや周りからのプレッシャーに対する考え方(心に受ける度合い)と言うものは個人差があり、いくら周りが“わかるわかる!”と言っても、そう簡単には分からないものです。本当に分かることが出来れば、死を選ぶ人ももっと減ることでしょう

この世の中には五体満足ではない人、頑張っても頑張っても報われない方、その他様々な苦しい局面でも生き抜いている人達が数多くいますよね。ZUYAさんが言いたいのは、

自分だけが特別だと思わないで欲しい

自分の周りだけで世の中を判断しないで欲しい

自分のいる場所が苦しいのなら外に飛び出して欲しい

そう言うことなのです

 

そして(人間を除く)動物の世界でも、一生親が面倒見てくれるなんてことはそうそうありません。いくら最初は母親が側にいても、自分で生きて行く術を教えられ、学んでいき、そのうち家族や群れから独り立ちしていくものです

 

2018.7. Winnipegにて

 

2018.7. Winnipegにて

 

今回のテーマはとても繊細な話題であることは重々承知しています。ただ「繊細」と「タブー」を一緒にしないで頂きたい。繁華街のビルの屋上から飛び降りて全く別の人生を歩んでいる人を巻き込んだり、自死の現場を見てしまった人達のPTSDなんて、とんだとばっちり以外の何物でもないと思います(まぁその反面、事故現場を馬鹿みたいに写メしている輩も多くいますが、彼らはその写真をいつどのように使うのでしょうかね...)     

こう書くと“お前は非情だ!”、“弱い者の立場がわからない!”、“残された家族のことを考えたことがあるのか!”なんて書き込まれそうですがね。ZUYAさんが言いたいのは、

壁や苦難を乗り越えてこそ、人間は成長する

と言う本質の話。毎日携帯ゲームに夢中になっていても、毎日ディズニーランドに通っていても、毎日キャバクラに行っていても、人間的な成長なんて望めません。それらの行為を馬鹿にしたり、弱者を見下したりしているわけではありません。苦しいことを避けていては、未来を力強く生きられないと言うことです

最近テレビ等で著名人の自殺報道をする時は、かならず「命の電話」のような相談窓口の情報も同時に流すように取り決められていますね。“後追い”や“摸倣”、そして“引き金”とならないために対策でしょうが、あくまでも“ニュース番組”だけであり、ほとんどのワイドショーのようなクズ番組は次の視聴率が取れる事件・事故が起きるまで、骨までしゃぶりつくしていますがね

 

豊島区・自由学園明日館にて

 

今回は思い切って書いてみました。死者に対しての発言・意見は「タブー」とされる社会。音楽の歴史においても、早く死んだお陰で美化され過ぎているミュージシャンが多いですし、そのフォロワーの思い込みも凄まじいものです

もう一度書いておきますね~

まぁ色々あるわけですよ、生きていますとね。でも良いことだけの人生なんてないし、悪いことだけの人生なんてないのです。あるとしたらそれは自分の責任であり、自分で修正しなければなりません。もちろん周りが助けてくれることもありますが、全てはあなたの心次第。

わずか10数年で人生を悟ったと思わないでください

あなた達は、まだ入口にすら立っていないのですから

 

たまには社会問題に対して考えも示しておかないと、ただの酔っ払いブログのイメージが定着しちゃいますからね

さて今日は休日です。東京も梅雨入りしてしまい、天候不良の日が続きそうです。良質な音楽を聴いたり映画を観たり本を読んだり、気分が滅入らないようにして乗り切りましょうね。良質な飲酒も心掛けないとね~

Have A Good Day,Folks!

 

 



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2 コメント

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Unknown (エル)
2021-06-17 06:28:53
ZUYAさんへ、めっさ反省です。独り言が「もう○にたい」で、仕事でミスする度に言ってしまい、たまに若者に聞かれてしまいます。彼等は私よりずっと大人で「感想がイチイチ重たいわ!」と言ってくれるので助けられてます←駄目な大人。
命の電話は昔、関東に住んでた時かけました。取って貰えた時「もしかして、この瞬間にも電話が繋がらずに死んでる人がいるかも?」と申し訳ない気持ちに。あの時の電話の方には感謝しています。結局、東北へ逃げ帰りました。
長いコメ失礼しました。
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エルさまへ (ZUYA)
2021-06-17 20:56:06
コメントありがとうございます

あくまでも私の考えですけどね。私は苦しい時や辛い時はいつもそう言う風に考えて乗り切って来ました  

五体満足だし不治の病を持っているわけでもない、親が作った巨額の負債を背負っているわけでもない、仕事も住むところもある...世の中にはもっともっと苦しんでいる人達(子供を含む)がいるのです
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