なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

空振り三振、これも人生の1ページ…

2022年06月21日 | 

温泉と一言で言っても

様々な泉質がありますね

 

その中で“とある泉質”に目を付けた男の

恥を忍んでの物語を綴ります

 

あんたまで下に見るのか…(当たり前か)

 

おはようございますZUYAさんです

水曜日まで3連休となり、身体を休めることに専念しようと決めた3日間、閃いたのは「湯治」です

昨年5月に再発した原因不明の四肢の疼痛。近所にある日帰り温泉施設でのタイ健式マッサージは効果があり、料金は高かったのですが2ヶ月に1度施術してもらっていました。が、素晴らしい施術者が突如の勤務地移動になってしまい、他の人にやってもらったらとても残念な結果だったので、もうその施設での施術を受けるのは止めました

一般的な“タイ古式”を日本風にアレンジしたとのフレコミでしたが、まぁZUYAさんの病気と相性が良かったようなので重宝していたのですがね。施術を受けた後の1週間ほどはとても楽だったのに…

 

そこで目を付けたのが、温泉の泉質とその効用です 

首都圏を遠く離れなくても、奥多摩や得意の秩父に行けば自然に囲まれた良い湯は沢山ありますが、より“治療目的”でと考えた時に思い浮かんだのが、「ラジウム(ラドン)」でした

3年ほど前に偶然訪れた日本3大ラジウム温泉の一つである山梨県・増冨温泉。その時、泉質の違いと言うのを目の当たりにしたような気がします。とは言え増冨はかなり遠くて…

そこで調べて見ると、同じ山梨県内でもう少し東京よりにもラジウム温泉があることがわかり、連休初日に訪れることにしました(仮に上手く行かなくてもあとの2日間家で休めるからです)

早めに起きて朝の分の薬を早めに服用しました。効き出すのも早かったので、ささとリュックに荷物を詰め込んで電車で新宿を目指しました

 

 

「新宿バスタ」、久々にやって来ました。この施設が出来てから数年経ち、中がわかりにくいからと何度か改修されたと聞いていましたが、それでもバスの発着場にある4階へ行くのは複雑でした(おそらく新宿駅のどの出口から行くかを考えておかないと…)

バスが入って来る寸前にツマミと缶ビールを購入(←やっぱり呑むのか...)。もちろん湯治(療養)に行くのが第一の目的なので、1本だけにしました(←それでも呑むのか)

 

 

 

ZUYAさんが乗る「甲府行」のバスが発着場に現れました。京王や富士急など数社による共同運航路線のようですが、やって来た山梨交通のバスは時代を感じさせる。最近はバスの快適性が昔とは違うとよくテレビ等で取り上げられていますが、この車両は中もレトロ…未だに灰皿も設置されていて(もちろん車内は禁煙で使用不可能)、wifiもない…

まぁ甲府までたった2時間(しかも2,000円ジャスト)なので、つべこべ言わずに乗ることにしました

 

この「行先表示板」が全てを語っているような…

 

車内は4列席で各列に2人ずつほどの乗車率。でも缶を開けるプシューと言う音をさせていたのは、ZUYAさんだけだったのは書くまでもございませんね

中央道をひたすら走るバス。文字通り山を越え谷を越え進むのですが、大好きな緑が右にも左もあり心が弾む。が、甲府盆地に入ると…あれ?チョイス失敗したかな

 

JR甲府駅前

 

武田信玄が鎮座する

 

“本線”なのにローカル線風情が漂います

 

バスは定刻通りJR甲府駅南口へ。ここからは電車で一駅だけ乗って、お隣の甲斐市を目指します。最近都心の駅にある立ち食いそば店が統一されて来て風情を感じません。ならばこの甲府で乗り換えの時間を利用して…と思っていたのですが、ここも「いろり庵 きらく」だったので止めました

さて降り立ったのは「竜王駅」。そこから10分ほど歩いて最終目的地を目指すのですが…この辺り意外と町かも。過去に何度も訪れている山梨県ですが、あまり市街地には立ち寄らなかったのですが、意外や意外ですね~

 

 

 

ラドン温泉ホテル

入口の自動発券機で700円の日帰り入浴券を購入していざ中へ。“昭和”そのまんまです…

ホールの壁沿いに立ち並ぶ「ラドン発生装置」…ショッカーの秘密基地を思わせます。ここから大浴場にある「ラドン吸入室」なる謎の湯船に運ばれているようです。ロービーの対面にあるお土産コーナーも、まぁレトロ…なぜ中古CDが売られているのかはよくわかりませんがね

 

 

 

 

さてラジウムをご存じない方のために少し書いておきましょう。人体に無害な放射性物質ですね(当たり前だ!)。そしてそこから変化して発生するのがラドン。入浴するとわかりますが、30℃前半の低めの温度でも浸かっていると10分と絶たず汗が出て来る驚異の発汗作用が有名です。そして体の中に入り込んだラドンが体中の血液に入り込み活性化させてから、自身はその汗と共に体外に排出されてプテラノドンとして世に出るわけです(←半分は冗談ですからね~)

天然のラジウム温泉は首都圏には少ないのですが、全国的には鳥取の「三朝(みささ)温泉」とか、兵庫の「有馬温泉」とかは有名ですよね。確かにお風呂を出てからも、汗がなかなか引きませんでした

 

 

1時間ほどの滞在(入浴は30分)で、ラドン温泉を後にして電車で甲府に戻ってランチを食べることに

もう午後1時を過ぎていたので、早くしないと「中休み」になってしまうので、手っ取り早く目に付いた店に入って席に着きました(危険は承知の上で)。わりと老舗のようですが、“観光客相手”と言うのが丸わかりな豊富なメニュー、接客レベル、そして味でした

 

甲府名物「鳥もつ煮」

 

右側は鶏皮ぽん酢ですが、こんなにでかいのは初めてかも…

 

かぼちゃほうとう。野菜がどれも…

 

先日ブロガーの「呑み人」さんが美味そうなほうとうを食べていたのを読んで以来、ずっと心の中で食べたい気持ちで一杯だったのですが…ZUYAさんも数え切れないほど食べたことがありますが、この店のはワースト…

 

舞鶴城公園にて

 

舞鶴城公園より

 

さて食後は駅から歩いて直ぐの舞鶴城公園へ。上からの景色はなかなか良かったのですが、この日は雲が多くて富士山を含めて遠くの山々は拝むことが出来ませんでしたね

ちょいと呑み過ぎだったので、駅前からバスに乗り武田神社へ。歴史に明るい方ならご存知でしょうが、甲斐国と言えば武田信玄。その信玄は他の戦国武将のように城に住むことはせず、「躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)」と言う平屋に住んでいました。その跡地に今の武田神社があるのです

 

 

 

 

2度目の訪問ですが、信玄の墓地が少し離れたところにあると今回知ったので行ってみることに。とは言え戦国武将達は掘り起こされたりすることを恐れて、全国各地に同じ「◯◯の墓」と言われる所が多数あり、この信玄も甲斐の地にあると言うだけで本物かどうかはわかりませんけどね

そこへ行く途中で疲れてしまい、護国神社の境内のベンチで居眠りをしてしまいました。目を覚ますと猫たちに囲まれていました

 

 

 

さて結局、信玄の墓までは行くのは止めて駅まで歩くことにしました。その道中、久々に仔猫たちに出逢ったのですが、迂闊にもピンボケばっかり…いつもなら載せませんが今回は特別に

 

 

 

駅に着き2時間ほどの余裕をみて、帰りのバスを予約しました。そして今度こそ美味しい物を食べて帰ろうとウロウロしてみました

敢えて“甲州名物”と掲げられた暖簾には目もくれずに探索していますと、シンプル・イズ・ベストな看板に目を奪われて、焼き鳥屋さんに入店。料金設定も味も素晴らしかったです

 

 

 

ほろ酔いでもう一度「舞鶴城公園」に登ってみると、うっすらと富士山が見えました。目的達成です。そしてカラフルな服を着たカップルがいたので(許可をもらって)珍しく人物写真を撮りました。バスの中で頂く〆の弁当を買って乗り込んだら、富士急バスは「車内食事禁止」…(何故同じ路線で運行会社によって差があるのだ…)、 新宿までの2時間眠ることに…

おっと大事なことを書くのを忘れていました。結局、温泉の効果はどうだったのかと言いますと、数時間“気分的に良かった”だけで、問題の解決に向かいそうにはなさそうですね

 

電波塔の左側にうっすらと…(写真では厳しいかな)

 

 

 

ZUYAさんの終わりの見えない旅…いやいや旅じゃなくて闘病はまだまだ続きそうですね。今日は自宅療養です(多分)

Have A Good Day,Folks!

 



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tyebu)
2022-06-21 20:01:35
湯治といえば、
万座温泉もおすすめです。
新宿→万座温泉日進館
直行バスが出てます。
私はひどく肌が荒れた時があって
むかしお世話になりました。
痛みに効くかはわかりませんが
気になったら行ってみてくださいね😃
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tyebuさまへ (ZUYA)
2022-06-21 22:04:45
万座温泉…その名はよく耳にします。実は草津温泉もそうなのですが、未だ未踏(未訪問 )

理由は簡単でメジャーで人がわんさかいる所が苦手なもんで...(もはやそんなこと言っている場合ではないのですがね~)  

私の自己免疫疾患、二つのルート原因が考えられ、いつも書いている膠原病からなのか、あるいは自律神経のバランスが崩れることによって起こっているのか...

それらに評判の良い泉質を探してみたわけですが、昨日のラジウム温泉は次の日になってもどことなく硫黄臭いだけですね(体の中にまだラドンが残っているのでしょう)
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Unknown (tyebu)
2022-06-21 22:24:56
草津温泉は観光地って感じでしょうが
万座温泉(日進館)は行けばわかります。
湯治って感じの宿です。
ぜひ一度はおすすめしたいです。
山の上なので
むしろ周りに何も無さすぎて
風呂入ってゴロゴロして
また風呂入って…
風呂しかありません(笑)
ただお湯は良かった!
お身体に効くかはわかりませんが、
日常から離れて
リフレッシュするには良い宿ですよ。
本当に何もありませんが(笑)
ないのが良かったりします。
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tyebuさまへ (ZUYA)
2022-06-21 22:31:45
追加情報、感謝いたします

正しく湯治ですね。本来当時とは最低数日間は滞在しないと効果がないと言われていますね

いよいよダメになって療養休暇を取ることにでもなったら、その時は参考にさせて頂きますね~
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Unknown (呑み人)
2022-06-22 18:54:16
ZUYAさん、こんばんは。
確かに見た目も残念そうな「ほうとう」ですね。
それでも鳥もつ煮に鶏皮ぽん酢、ラガーから甲州へと流れて、風呂上がりを堪能。
さらに二軒目も鶏、ホッピーで流して、只者ではないことを語っていますね。
冴えない空模様が続きますが、なんだか私もムズムズして来ました。
ご機嫌な音楽と、旨い肴で呑みたいですね。
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呑み人さまへ (ZUYA)
2022-06-22 19:20:04
写真を通して伝わって嬉しく思います(←残念なことなのですが...)

まず最初にビールを注文した時のホール係の受け答えで、“あ!外れ引いた!”と思いましたから、その後の展開はある程度予想していましたけどね

まぁ2軒目で総て帳消しに出来たのは良かったです

ワインも“ワイン王国”にいるはずなのに、グラスワインを頼んだらまさかの山形産…(山違い…)

※今回は増冨ではありませんよ~
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