なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

Gretsch Duo Jet、 只今メンテナンス中...

2013年02月02日 | Music & Life 

『 Jam Session (ジャム・セッション) 』


音楽に携わるもので知らない人はいないだろう。もちろん“ブルーベリーやらイチゴやらのジャムを裸になって身体に塗りたくり馬鹿騒ぎする”と言った類のものではない


まぁ簡単に言うなれば、所属するグループや演奏ジャンルに捕らわれずに集まって基本的なルールだけをを決めて即興演奏するわけですな。例えば“キーはAで3コードで~”とか“Em一発で~”と言った類でやるわけです(最近はしっかり曲を決めてやるところも~)。


利点と言えば、こう言う場で新しい交友関係が出来たり、或いは何か音楽的に目覚めるキッカケが出来る場合も稀にある。逆に単なる“雑音会”にしかならない場合もあるわけでして

そして、行われるライブハウス等の店側にとっても難しいところではなかろうか。(ボリュームのバランス等)統率の取れないセッションほど惨いものはないし、そんなものでまさか一般客から高額な料金は頂けない。そこでセッション参加者から徴収するわけだが、ほとんどが飲まないし食わない(笑)。せいぜい一杯飲んで一品頼むかどうかってところではないかな

まぁZUYAさんの音楽人生はカナダに渡って、積極的にこのセッションに参加したことにより大きく変貌を遂げたわけだが、北米と日本ではこれまた色々と事情が違う。例えば“シールドは持参する”(日本)とかだ

まぁんなことは今日はどうでも良いのだが...



本題に入りますと~


先日、駒込駅前のライブ・スポット 『 K2O 』 でのセッションに久々に顔を出したわけです。1年以上ぶりと言うことで見ない顔が多い中で以前にも良く見かけた“ロカビリアン”を発見(笑)。彼は小柄な身体にいつも 『 Gretsch 6120 』を抱いて幸せそうにステージで演奏するのが印象的。大好きなんでしょうな

今日はその彼に感化されて、久々にZUYAさん所有の 『 6128 Duo Jet 』 を引っ張り出すことに



実に雑な状態でメンテナンス中...


このギターについてはこのブログで何度か取り上げているが、ZUYAがギターに興味を持ち出した頃にビートルズのジョージ・ハリスンが使っているのを観て一目惚れしたものだ。ジョージはデビュー前からいわゆる初期にかけて使用。その後ソロになって『 Cloud 9 』 のジャケットで久々に表舞台に登場するわけだが。20才の頃に最初の自分で購入するギターとして狙いを定めお金を貯め始めたが当時は25、6万はしたので、途中で断念して 『 Epiphone Casino 』 (10万円もしなかった~)を購入してしまったわけだ(笑)。

5年程前に定期的にカントリー・バンドを手伝っていた時に再び想いが再燃して“今度こそ~!”と、その時のパチでの“あぶく銭”で購入したものだ


ZUYAさんのモノは比較的近年の再生産品で、1998年の愛知県の寺田楽器製になります。

“えっ 何で“Gretsch”なのに日本製なの~?”

と思われる方も多いだろうが、80年代に再建されてからのグレッチは日本で作られるようになったのだ。フェンダー傘下になってからはさらに仕様が変更になったり、一部の限定品や高級品はフェンダー社のカスタム・ショップで作られています。

70年代、80年代の日本の楽器製作技術は非常に高く、次々と完成度の高いコピー商品を作られいたのを目の当たりにして焦ったF社やG社も慌てて日本ブランド、“F・ジャパン”や“オービル・バイ・G”を作ったわけです。


さて、メンテを終えてアンプに繋いでみたが...

“全然ブルージーな音がしない...”


そう、ZUYAがこのギターをあまり持ち出さないのは全然ブルース向きな音が出ないからなんですよね~。カントリー・バンドやオールディーズ・バンドをやってたときは良く使ったのですが。昔、 Robert Jr. Rocckwood がグレッチを使っていましたが...やはり当時のモノと現行品では違うんでしょうな  



細かった頃...いやいやギターを見て~




そう言えばジェフ・ベックがクリフ・ギャラップに捧げてこんな企画アルバムを作っていましたね ( ↓ )

Crazy Legs
クリエーター情報なし
Sony



全曲“モノ本”のグレッチ・サウンドです。そうかぁ...これももう大昔だ(笑)。でも数年前の故レスポール氏に捧げたライブでもロカビリー・ナンバーには使ってましたね~


Cloud Nine
クリエーター情報なし
Capitol



ジョージ・ハリスンの80年代の力作です


体調は回復傾向...そして心は...

2013年02月02日 | Music & Life 

『 あんたは...仕事に行かなくて良いとなると本当に元気やな! 』


今朝だけでなく休日にもよく嫁に言われる言葉ですが


決して“褒め言葉”ではないですな




そうそう“インフルエンザ騒動”でバタバタしていたが


ふと気付くと禁煙期間1ヶ月以上




これはもう完全に抜けたかもしれません 


次はいよいよ大本命、 『 減量 』 ですな




そして今月はセッションに積極的に参加して


崖っぷち人生を再び活性化させます (←何か変な言い回し?)



        



今日は珍しくビートルズの3作目『 A Hard Days Nights 』 

当たり前ですが皆、“声が若い”(笑)。この頃はまだメンバーの芸術性が完全開花する前ですが、ビートルズらしいコード進行を聴いていると自分がビートルズに夢中になった10代を思い出します。と言ってもZUYAさんの10代は80年代ですけどね

よくねぇ巷にビートルズ批判をする人達がいますが、もちろん同時期には彼ら以上に溢れる才能を持ったミュージシャンが溢れていたことは間違いないですが、“ビートルズの登場”そしてメディアへの影響力がなければミュージシャンなんてただの“楽器弾き”で終わっていましたからね。それはエルヴィス・プレスリーがアメリカを中心に中途半端にしか出来なかったことを、遠く離れた小さな島国から世界的に変革したのですから。これは間違いなく偉大なこと

もちろん彼らを見出した元マネージャーである故ブライアン・エプスタインの能力、そして理論的に彼らの音楽的センスをまとめ上げたジョージ・マーティンの存在の大きさもまたは否めないですな

 
A Hard Day's Night - ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
クリエーター情報なし
EMIミュージック・ジャパン