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なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

孤高の旅 ~その時君は何を見る~ Vol.3

2023年11月15日 | 

“ブルース”

“ブギ”

 

某国営放送の朝ドラで

これらの語が頻出しているそうな

 

誤解しないで頂きたいのですが

日本のその時代のそれらは

いわゆる

ムード歌謡の前身に当たります

 

彼らの奏でる(歌う)それらは

日本独自の解釈であり

ZUYAさんがこよなく愛する

黒人発祥の“ブルース”や“ブギ”とは

ちょっと違うので

そこんとこ、しくよろで~

 

 

こんばんはZUYAさんです

今夜も旅日記を綴りますが、当ブログの本来のトピックは音楽です。そのどちらにも興味のない方がいらっしゃるようなので、今回のスタートは“突撃!ZUYAさんの晩ごはん”をお届けしますね~

今夜はベトナム料理の代名詞である「フォー」 

 

 

通常10%の“社割”が特別に20%になっていた期間に、乾麺のフォーヌードルを買っておいた物を使って、スープはチキンスープをベースにパクチーの茎の部分やらを入れて生姜をたっぷり擦り下ろしました

 

 

副菜は商店街にある中華の持ち帰り専門店で揚げ春巻きを。食べる直前には職場から持ち帰ったパクチーをどっさりと~

 

 

 

後入れのソースはこんな感じです。ちなみに家人は...ですのでZUYAさんが独り先に頂ましたよ

 

 

          

 

では旅日記の続きをご覧くださいませ

 

時は西暦2023年11月7日(火)。2泊3日の旅の2日目の朝を迎えましたが、カーテンを開けるまでもなくザァーと言う無情の音が部屋の中の静寂を乱し目を覚ますことに...

やれやれ...です。寝る前にチェックした天気予報の“明け方には雲は抜けるでしょう”と言う言葉に、よせば良いのにちょっと期待をしてしまっていたので...
 
朝シャンしてから(←死語をあえて使用)、キッチン・スペースへ行き朝食として用意しておいた野菜のカップスープにお湯を注ぎ、TVの天気予報で最新情報を確認しながらお握りを頬張るも状況は良くなるわけもなく、“どうしたものか...”と考えました
 
とりあえず当初乗る予定だった「8時18分のバス」は見逃すことに。もちろんレインウェアは持参して来ていますが、今回の登山は自衛隊の訓練でも山岳救助隊の任務でもないですからね。既に山の上にいて下りて来ないといけないとかならまだしも、まだ登山口にすら行っていないのですから様子を見ることに
 
 
しかし...これで「前乗り(食事代から宿代まで)」が全て無駄になってしまいました。次に乗る予定のバスは10時23分発。これなら家を朝8時に出ても、全然間に合ったのに...
 
さてどうやってあと2時間もここで過ごせば良いのか
 
腕立て?
 
腹筋?
 
スクワットか?  
 
 
この待機は雨の中を山歩きをすることが如何に大変であるかを知っているからこその決断でした。もうずいぶん前になりますが、奥武蔵の伊豆ヶ岳でやはり雨は直ぐに上がるとの情報を信じて登山を始めました
 
ところが滝のような雨が降り出し、視界はホンの数mしかない中を数時間歩くことに。もちろん楽しいわけもなく、ただただ恐怖の思い出しか残っていません。そして今回は奥武蔵とは違い、秩父には確実に熊が...この状況下でそんな世界に飛び込んではいけないわけです
 
 
雨はピークに入ったのか、より一層音を立てて降り続けています。もう気分はだだ下がりで...でも今夜の宿に辿り着くにはこの山を越えて反対側に抜けなければなりません(※最悪、バスで皆野駅に戻って電車で秩父市街地へ行き、そこからバスで小鹿野町に向かうことも出来るが...)
 
窓の外を見てると欝々して来たので、共用スペースに行ってみました。本が色々と置いてあったので物色してみると、「寅さん」の本がありました。ページをめくってみると最初に飛び込んだ名ゼリフの一つに励まされました 
 
こんなこたぁ
 
いつまでも続くもんじゃねえよ。
 
今夜中にこの雨もカラッと上がって
 
明日はきっと気持ちのいい日本晴れだ
 
 
 
 
これは何処かの町で出会った芝居の旅一座が雨のために興行が閑古鳥だった時に、一座の座長に寅さんがかけたセリフだったと記憶しています。ピピッと来まして部屋に持って行き、続きを読み進めました。寅さんの数々のセリフは本当に心に残っていますよね。誰が何と言おうと日本の娯楽映画の金字塔の一つですからね
 
やがてバスの時間が迫り、決断の時がやって来ました。装備を再確認して上下にウィンドブレーカーを着込みました...
 
 
登ってやる!!
 
 
 
 
宿を出てバス停でバスを待っていると、雲の合間にチラッと青空が見えました。これはいけるかもと期待に胸を膨らませてバスに乗り、前日に訪れた秩父華厳の滝を通り過ぎて、更に奥へ奥へ上へ上へと進んで行きました。登山口のある「西門平」と言うバス停で降りると、道は見えどもどんよりとした雲の中...
 
もう後戻りはない、人生と同じだぜ
 
と心を奮い立たせて登山道へ入って行きました
 
 
 
 
(スマホにて)
 
 
 
 
ちなみにこの辺りは平将門の伝説が残る地のようです。登山口付近に掲げられた“素敵な看板”を横目に見ながら、山に入って行くZUYAさん。登山道へ入ると再び雨が降り出し、深い霧に包まれました。足元はドロドロで滑りやすく歩幅を小さくしての歩みとなりますが、沢蟹たちが頻繁に横断しているので彼らを踏まないように歩くのは大変でしたよ
 
本来ならそれよりも心配しなければならないのは熊ですよ、熊。でもこの雨(とその音)、深い霧で熊鈴なんて何の役にも立ちません。視界は数メートル...もう“出て来たら熊鍋にしてやる!”と言う気持ちでひたすら歩き続けました
 
 
 
 
雲の中に入ると薄くなったり濃くなったり、その合間を狙って写真を撮りましたが、如何せんカメラは雨に弱いですからね。ここで更にカメラまで壊れたらもう...
 
そしてカメラどころか眼鏡も曇りっぱなし...いったい何の罰ゲームなんだろう。いつも通り自問自答の時間が始まりました
 
 
 
 
一つ目のピークに到達すると雨が止みました。でも変らず雲の中にいるのには間違いないので、ササッと写真を撮って更に進みました。念願の城峯山の山頂にある電波塔に着いたのは、12時20分頃。取りあえず目標達成です
 
さて電波塔にある展望台からの景色は...
 
 
 
真っ白~
 
 
本来なら両神山などの秩父連峰から遠く八ヶ岳、筑波山と言った具合いに四方絶景が観られるはずなのですが...
 
 
 
 
 
 
 
 
 
な~~~~~~~~~にも見えない  
 
何しに来たんだろう、俺...
 
 
 
 
雲が切れるかもしれないと15分ほど待ってみましたが、諦めて下山することに。少し下ったところに城峯神社なるものがあるのでそこで暫しの昼休憩とすることに。その神社に着いた頃になって下界の景色が少しずつ見え始めました
 
神社の敷地内にはキャンプ場があるのですが、人っ子一人おらず、もちろん熊もいない。持参したカロリーメイトでランチタイム  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここから宿までの道のりが長くてですねぇ、3時間はかかる想定。なので未練をたっぷり残しながらも、表参道から山を下り始めました。登りと違って雨も霧もないから実に歩きやすい(既にレインウエアは脱いでいます)
 
しかしまぁ本当に人に会いません。時々道を間違えているのではないかと不安になるぐらいに。表参道の入口にあたる男衾登山口に1時間程で到達。男衾(おぶすま)...先週、寄居の七福神巡りで覚えたばかりの読み。また再登場するとは...
 
 
 
 
 
 
ここから今夜の宿である小鹿野町・須崎旅館までは約12km、ええ歩くしかないのです。ようやく舗装された道に出たものの、廃墟となった家が並ぶだけ...神社の鳥居がある地区まで来てようやく人々の生活感を感じるようになり一安心。小鹿野町までの道中は紅葉もあまり進んでおらず、まぁ退屈な歩きになりました。皮肉にも空には青空が...
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ようやく懐かしい2年振り4回目の須崎旅館に到着したのは16時過ぎ...何とか無事に初志貫徹でやり遂げましたよ。さぁここからはいつもの馴染みのある小鹿野町。のんびりしてやるぞ~と元気が出て来ました
 
 
 
 
 
 
更なる...
 
 
明日は早番なので、今宵はここまでに致しとうございまする
 
 
To Be Continued...
 
 
Have A Good Night,Folks!
 

孤高の旅 ~その時君は何を見る~ Vol.2

2023年11月14日 | 

今日は東京でさえ

寒い一日でしたね

 

ランチを食べに行く時に

洋服ダンスから選んだ上着は

高校1年生の時に

初めてのアルバイトで買った

ライダーズジャケット

 

まだまだ愛用中です

 

 

こんばんはZUYAさんです

今宵も旅日記の続きを綴りますね~ 

 

 
 
時は西暦2023年11月6日(月)の夕方4時頃。2泊3日の旅、最初の宿泊地に到着しました。何度か訪れたことのある秩父の山中にある日帰り温泉施設「満願の湯」、その隣にあるのが「働Co-living みなの subako」と言う宿泊施設
 
おそらくコロナ禍で思いついたのではなかろうかと言う、“コワーキング”をコンセプトにしてキッチン、ワーキングスペース、シャワーなどは共用として宿泊出来るようになっている、言わば“現代版ユースホステル”!?
 
従業員等は滞在せず玄関でテレビ電話でチェックインを済ませると、指示されたキーボックスから自分の部屋の鍵を取ると言うシステム。各部屋にはどういう訳か文豪の名前が付けられていて、ZUYAさんは恥ずかしながら「宮沢賢治の部屋」に泊まることに~
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ご覧のように部屋は綺麗にされていて、余計な物は一切ありません。つまりはお茶のセットやらTVや冷蔵庫と言った宿に定番として置かれている物が一切ないのです。ベッドがわざわざ囲まれているのは、ZOOM(でしたっけ?)等のネット会議等で映りこまないようにする配慮からですかね。そぉ、“PC持ち込み”が前提のようですね。だいたい現代の人々は皆さんPCやらスマホで済ませますからね
 
トイレは部屋にありますが、やはり冷蔵庫がないのが気になりました。まぁ翌朝の朝食用にお握りを持っているだけなので、一晩ぐらい常温でも良いのですが...(※共用キッチンに行けば、共用の冷蔵庫はあります)
 
 
 
 
 
 
 
 
館内探索ついでに、そのキッチン・スペースへ行ってみた。一通り揃っているので材量さえ持ち込めば自炊も出来ますね。そして冷凍食品や簡単なスナックも売られています(お金は性善説を信じて、料金箱に入れてもらうシステム)
 
ZUYAさんは自販機でハイボール缶を買い、少し部屋でボォ~としながら窓の外を眺めていました。とは言え時間は17時。山あいでは夜の訪れが早いので手持無沙汰になり、隣の湯処へ行くことにしました
 
本来なら満天の星空なのでしょうが、空は厚い雲で覆われています。隣接はしているけど同じ経営会社でもないようなので、湯処への入口は随分と遠回りしないといけません。カウンターでついつい250円払ってレンタルタオルセットを借りてしまったけど、部屋に置いてあったの持って来れば良かった...もうランチタイムから金銭感覚崩壊していますね~ 
 
 
 
 
こちらの「満願の湯」は何度も来ていて、わりとお気に入りなのですが平日の山奥では賑わいはありません。それでも大学生だかなんだか若い連中が露天風呂を占拠していましたが...
 
他にすることもないので、いつもより長めに湯船に浸かりましたよ。風呂から上がると館内の食事処へ直行、過去ここに来た時は車だったので、今回初めてのアルコール・タイムです
 
でも...ちょっと悲しいレベルのお味
 
 
※以下、館内での写真は全てスマホで
 
 
風呂上りは生ビール(高いよぉ...)
 
 
 
 
 
 
 
 
豆腐サラダともつ煮
 
 
川海老の唐揚げ
 
 
実は今回、宿を決める時に隣町の長瀞にある旅館「養浩亭」と迷いました。以前泊まったことがあるので料理も部屋も露天風呂も悪くないのは知っていますから。でも、なるべく登山口に近くないと“前乗り”した意味がなくなってしまうので
 
日帰り温泉施設の(何組か客はいるものの...)広い大広間で、ポツンと晩酌をしているとやはり後悔し始めました。値段も割高だし...メニューを可能な限り吟味してハズレが無さそうな物を選んで食べましたけどね
 
生ビールとお酒2合を飲み終わると、流石にもういいやと思い売店で部屋用にワンカップと漬物を買って隣の宿へ戻りました
 
 
 
 
宿に戻ると他に幾人かは泊っている気配がしましたが、共用スペースで話に花が咲くとは思えないので、部屋で1杯飲んで早々に休むことにしました。寝ている間に雨雲が去ってくれることを願って...
 
 
 
そして...
 
 
 
目覚めると
 
 
待っていたのは
 
 
土砂降りでした...
 
 
 
 
To Be Continued...
 
 
今回はここまでにしておきます。今日の休日は結局、ランチを食べに駅前まで出向いただけで家で過ごしましたよ。今週もやりたくもない“通し業務”がありますからね。元気を温存しておきます~
 
Have A Good Night,Folks!

孤高の旅 ~その時君は何を見る~ Vol.1

2023年11月13日 | 

おはようございますZUYAさんです

ネガティヴな内容のブログを続けて書いてしまいましたね。ZUYAさんの心がモタモタしている間に季節がうんと進んでしまった感じがします。今夜のブログ更新は東京都心部でも暖房器具が必要です。そしてThermosのマグカップで温かい珈琲もね~

 

 

すっかり焦らしてしまいましたが、そろそろ全国の(一部国外を含む)ZUYAさんファン待望の「旅ブログ」を綴っていこうと思います

ずいぶん前にも書いた記憶がありますが、

なぜZUYAさんは、ふいに思い立って山に向かうのか?

皆さん(特に最近覗いてくださる方たちは)疑問に思っていらっしゃることでしょう。しかも北アルプスやら富士山やらを目指すような“本格的な登山”ではなく、ひたすら何時間も歩く“山歩き”に挑むのか

経験のある方はお分かりになると思いますが、“◯◯自然の道”とか“◯◯自然游歩道”と言う類のものは、笑って気軽に歩ける道ばかりではありません。山中を通るそれらはアップダウンが激しく、やっと登ったと思ったら下りまた登って...の繰り返しで、まさに山あり谷ありで人生の縮図のように捉えることが出来ます

ZUYAさんが20代半ばまで育った地は、大阪平野の端であり生駒山地の麓でした。子供の頃から山に入って遊ぶことは大好きでしたからね。23歳の誕生日の記念に何か礎になるようなことをしようと決意し決行したのが、伯耆富士と呼ばれる鳥取の「大山」の単独登頂でした

以来日々の生活(人生)に行き詰った時に自然に身をゆだねると言えば大袈裟ですが、トレッキングをしてその時々の困難を切り抜けようと言うわけです。そしてもちろん誰もいない静寂な山中で木々に囲まれて独りで考える時間を持つことは、とてもZUYAさんにとって大切な時間になっています

 

まぁ旅日記を始めます。お暇ならお読みくださいませ~(※長文ですぜ~

 

時は西暦2023年11月6日(月)。ええ、もう丁度1週間前になりますが、久々に2泊3日の旅へ。メインイベントは、埼玉県秩父市、秩父郡皆野町と児玉郡神川町の境界にある「城峯山(じょうみねさん)に登ること

標高1,000mほどの山なのですが、頂上にある電波塔に備えられた展望台からの四方の眺めはなかなか評判があるのです。ただアクセスを調べると、秩父鉄道皆野駅を8時頃に出るバスに乗らなければならず、それに乗るためには家を4時過ぎに出発...

う~ん...日帰りで挑むのならまだしも気分転換の旅だからのんびり行きたいなぁと思い、登山口に近い所に宿を探していわゆる“前乗り”で行くことにしました。その結果そんなに急いで出発する必要もなく、早朝から珈琲を飲みながらのんびりとブログの更新なんぞしていました

 

(スマホにて)

 

10時頃になりようやくパッキングを済まして出掛けました。愛用のザックが今までで一番パンパンになったかもしれません(カメラも入っています)。先ずは池袋駅まで行き特急券買ってから、そのままデパ地下へ。もちろん秩父までの車内で食すもの...いわゆる“アテ”を求めて~

先ずはメインをベトナム料理のお店「サイゴン」で購入。がーさすのデパ地下、あっという間に1,000円也。もうちょっとサラダが欲しいかなぁと更に歩き回っていると、「¥597」と言う数字が目に入りました。「オーガニックハウス」の冷蔵ケース内にあるそれは、よぉく見ると探していた類のサラダではなかったのですが酒のつまみにも良いしこれだと思い、カウンター越しに可愛らしい店員さんに声をかけました、
 
“お嬢さん、このダーサラしくよろで~”
 
“大きいのは500g、小さい方は200gですが、どちらになさいますか?”
 
“独りで寂しく食べるので小さい方で~”
 
ニコッと笑いながら店員さんは、
 
“ではお会計は1,202円になります~”と
 
ZUYAさん、ハッとした(※グッとは来ていません)
 
あ~!“g表記”じゃんかぁ...
 
そう1パック597円ではなく、100g597円だから...(なってこったい...日々職場で見慣れているはずなのに...)昼食で既にこの金額、やってしまった...更にアルコールもあるし...もう“いい旅・夢気分”で行くしかない~ 
 
 
(スマホにて)
 
 
さていつものように西武鉄道で秩父に向かいます。秩父へはJRを使って熊谷まで行き秩父鉄道に乗り換えて行く方法もありますが、池袋から西武線の特急に乗れば80分ほどで乗り換え無しで行けますからね。ただ難を言えば最新の特急車両はシートが黄色なので落ち着かない...しかもあの狭い座席の幅...太っている方はどうやって座るのだろうかと考えてしまう...
 
 
ところ狭しとテーブルに広がる世界...
 
 
まぁそれはともかく、指定の席に座るやいなや”独り宴会”を始めました(まだ発車10分前)。平日にもかかわらず、かなりの混みよう...前のシートには中国人中年カップル、通路を挟んだ席には女子大生3人組...一瞬だけ視線を感じましたが、直ぐに至福の時に没頭しました
 
いきなりの出費でしたが美味しく頂けたので良かったです。ドキドキの「自家製漬けまぐろと長芋のサラダ仕立て」も美味しゅうございましたよ。まさかこの時食べた物が、今回の旅で唯一美味しかった物になるとは...
 
 
 
 
珍しくバスの時刻を検索したり初日はどう過ごそうかと考えていたら、あっという間に秩父に到着しました。恒例の駅構内にある跨線橋から写真を撮ってみましたが...いつもと違う風景に愕然とした。いつもは...
 
 
2022年11月撮影
 
 
天気予報の言う通り「前線の通過」は間違いないようで、ただ夜中の内に通り過ぎるとのこと。でもこの暗い雲を見て楽しみは急激に半減したことは言うまでもないでしょう。まだ雨が降っていないだけましでしたけどね。ちなみに何十回と来ている秩父ですが、雨が降った時は2回目の秩父夜祭に来た時だけ(2009年)
 
当初の予定だと直ぐに秩父鉄道に乗り換えてバスに乗る皆野駅へ向かうはずでしたが、これは旅の成功を祈願せねばと秩父神社へお参りに行くことに。その参道を歩きながら何枚かパチリ
 
そして持って帰るのは大変なので、お酒も定番の武甲酒造「柳田総本店」にて購入し、一足早く宅配便で自宅へ送ってしまいました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やはりここでしょう
 
 
 
 
文字が欠けてて、びっくった~、なぁんつって...
 
 
さて秩父鉄道に乗り皆野町へ移動。ここでバスに乗る前に必要な物を買い込んでおかないと、大変なことになるので駅から近いコンビニへ。長持ちするお握りやらペットボトルの水、ビタミン補給用の飴などを購入。まだ時間に少し余裕があったので周辺を歩いてみましたが、まぁなぁんにもない町です
 
 
秩父鉄道「秩父駅」にて。秩父の象徴である武甲山を少し拝めた。
 
 
鉄路の先に、薄く武甲山が浮かぶ...
 
 
時代を感じる皆野駅構内
 
 
乗客僅か一桁の町営バスに乗り、今夜の宿に向かいました。にしても時刻はまだ15時過ぎ...降りる予定のバス停を通り過ぎて「秩父華厳の滝」へ行くことに。ちょうど乗っているバスが終点で折り返してくるまで30分ぐらいの時間があるので、その時間を利用することに
 
ここもずいぶん前に一度来ています。個人的に”華厳の滝”を名乗るのもいかがなものかと思いますが、独りでまったりするには程良いサイズだと思いますよ。でも平日の曇り空の上に夕方...人気なさ過ぎ...
 
 
 
 
 
 
 
 
さ、予定通り折り返しのバスに乗って、今夜の宿に向かいました。これがまた変わった宿で...おっと、例によって書き始めると長くなるのがZUYAさんの旅日記。今回はここまでにしておきますね
 
 
To Be Continued...
 
 
          
 
 
さて今日は休日です。4連休ですっかりお金を使い果たしたZUYAさん、しばらくはおとなしくしておかないといけません(給料日までまだ遠い...)
 
CDプレイヤーは再入院中ですが、幸い新しく仲間入りしたDVDプレイヤー(Blu-ray)とAVアンプがありますので、取り合えずは家で寛げます。まぁそれ以前にギターが沢山ありますからね。ちょっと旅の中で“自身の音楽”についても色々考えることがありましたから...
 
まぁ午後になったら、散歩ぐらい出かけますかね~ 
 
Have A Good Day,Folks!

七福神を訪れる...

2023年11月02日 | 

おはようございますZUYAさんです

何だかよくわからないままに10月が去って行き、2023年も残すところ僅か2ヶ月...時の経つ速さに最近ビビりまくっているZUYAさんです。でもねぇ最近気がついたのは、一般的に人は時間を刻んでしまう(スケジュールで動いてしまう)ので、それがよりそう言う風に感じさせているわけです

ならば、(時間に縛られることなく)毎日毎日を大切に生きることに集中すれば、そんなことは気にならないのかもしれない。ちなみにZUYAさんは昔から“あと”が残るのが嫌なので腕時計はしません。少なくとも20歳を過ぎてから所有した記憶がありませんねぇ 

 

秋桜の季節

 

          

 

さて久々の4連休が近づいて来ました。来週の月曜日から木曜日までですが、最終日は家で”まったり”する予定です。9月の半ば(あの東京大観音に訪れた日)から急に身体の健康バランスが崩れてしまい、疲労感から抜け出せなくなったり4本の指を立て続けに怪我をしたり...心身共に“休息”の必要性を感じたので、ずいぶん前からこの時期に(有休を)申請していました

結局は緻密な旅行プランを立てる(時間的・経済的)余裕も無く、十八番の秩父方面に行く予定です。せめて最近やたらと遭遇のニュースを耳にする熊と、“格闘し晩酌を共にして添い寝までしてくる”、そんな夢のようなプランを立ててみようかと。旅行ツアーでよくいる“添乗員任せ”ではなく、まさかの“熊任せ”でね~ 

 

          

 

さて冗談はさて置き。久々の「山行」なのでここのところの休日は、意識的に長い距離を歩くようにしています。山は本格登山だけでなく軽登山、ハイクでも決して油断してはいけません。万全の準備・体調で挑むべきものですからね。昨今興味本位で行う人が多いようですが...

とは言えZUYAさんは、電車の中や駅のホームで見かけるいかにも“山に行ってきます”的な装いをするのが苦手。ええ形から入るのが嫌な偏屈な男なので、“山歩きにも使える”をモットーにコディネートするわけです。やっぱZUYAさんはこーでねぇと、なぁんつって~

 

さて今週の頭の休日の話を。近ごろ「サンキャッチャー」やら、早朝に本物を見たりと、“虹”が度々ZUYAさんの生活に登場していますね。虹と言えば“七色”。七色と言えば“ラッキーセブン”。ラッキーセブンと言えば“七福神”と(加藤芳郎・中田喜子もビックリの)連想を繰り広げて...

七福神

を訪れて見ようと思ったわけです。そしていくつか調べてみると「武州寄居七福神」と言うのを見つけました。でも来週はまさにそのお隣の秩父地方に行くわけだし...でも都心をもう一度歩くのも...と出掛けることを渋っていたところ、あの女が家人が一発宣いました、

呼ばれているのだから思い浮かんだのだ。行って来い!

ちなみに2015年の1月に、その家人と「谷中七福神」に挑んだことがあります。谷根千エリアを歩き回るわけですが、何故かゴールは上野(弁財天)と言う不思議な...その時のブログはこちら

 

          

 

埼玉県・寄居町。池袋から東武東上線に乗ったのですが、この路線はいわゆる”速達列車”がないので2時間近くかかりました。降り立ったのは聞いたのも降りたのも初めての「男衾(おぶすま)」駅。この駅から七福神巡りを始めます

寄居七福神の特筆すべき点は、5ヶ所のお寺にある御神体(御像)がとても大きいのです。中でも布袋尊は日本一大きいそうな。これは楽しみです。ただ全行程を歩くと約25キロ、時間にして7時間ほどとかかるとのこと。朝いきなり思い立って調べて、家人を送り出してからの出発でしたから、男衾駅に着いた時点で既に11時...公共交通機関を上手く利用することにしましたよ 

 

 

 

先ずは長昌寺の寿老尊を目指します。いきなり2.2kmでしかも往路と復路同じ道を通らないといけない“単純往復”です。特に何の魅力もない道をただただ歩きました。実際この道中撮った写真もこの車の写真ぐらい。長昌寺から次の恵比寿神のいる常楽寺までは、駅方向に戻って3km...

 

長昌寺

 

寿老尊

 

写真ではわかりにくいかもしれませんが、確かに今まで見た七福神の像とは比べ物にならないぐらい大きいかも。って言うか本当に観光協会の“推し”なのか、ここから最後の常光寺まで巡っている人どころか、境内で誰にも会いませんでしたよ

 

 

恵比寿神

 

 

東上線の小川町駅から先、寄居までの間は電車の本数は日中は1時間に2本だけ。電車の時間まで駅周辺を散策しましたが、まぁ何もない...写真の商店もガラス越しに覗き込んでみましたが、やっているのかいないのかよくわからず諦めました

さて寄居駅に移動し、そこから4km歩きます(またもや単純往復)。バスは走っていますが本数が少なくタイミングが合うはずもない。これまた悲しいぐらい何の魅力もない風景の中をひたすら歩きましたよ。小一時間で蓮光寺に到着、福禄寿と布袋尊を拝みました。この布袋尊は日本で一番大きいと聞いていましたが、“台座も含めて”って後から知りました...

 

 

 

 

 

 

 

さてここからはまた寄居町の中心部に帰るのですが、バス停を見つけて14時45分に駅方面に向かうバスを確認。1時間ほどあるのでそのバス停近くにある食堂らしきところへ入りました。席に座ってから店名に気が付きました。七福神を巡っている時に偶然に“八福”って...出来過ぎですよね

 

 

 

 

料理は美味しく、ZUYAさんの苦手なアサヒビール以外は文句無しです。頂いたのは、もつ煮と寄居産の武州豚を使った「たれカツ丼定食」

さて本庄と寄居を結ぶバスに乗り、寄居駅を通り過ぎて町の中心部にある終点の「寄居車庫」と言うバス停で降りました。ここから毘沙門天と弁財天のいる次の極楽寺へは1kmもない距離。この道中で初めて素敵な風景に出会いましたよ

 

風に揺れる秋桜

 

10月桜

 

極楽寺

 

毘沙門天と弁財天

 

弁財天

 

毘沙門天

 

さていよいよ最後の常光寺の大黒天へ向かいます。ここから距離にして2.6km。まぁよく歩かせる神様たちだこと

ここからの道が一番見どころがありました。古い民家やら猫やら玉淀ダムやら。でも本当にいくら平日とは言え一人として七福神を巡っている人がいないなんて...頑張れよ観光協会!

 

玉淀ダム

 

常光寺

 

大黒天

 

16時近く、なんとか5ヶ所回り切りましたが、この「寄居の七福神」はちょっと過酷ですね。道中さほどアップダウンはありませんが、総距離25キロはきつい。ZUYAさんは一部で電車とバスを利用しましたが、それでも万歩計は25,000歩(距離にして20km)を越えましたよ、観光協会はもうちょっと考えるべきでしょうね

大黒天のある常光寺から寄居駅までは3km...ええダメ押しですよ。バス路線は無しですよ。最後の気力を振り絞って歩きました

 

 

17時前に寄居駅に到着しました。ちょっと座って一服していたら、灯されたばかりの「やきとり」の提灯が目に入り、軽くやって帰ることに。最初のビールを店主に注いでもらいながら、“今日は七福神を巡ってようやく辿り着きましたよ~”と話しかけると、

「すいません。地元の人間ですが、それ知りません...」

と言われ、とても美味しい焼き鳥でしたが、もうカメラを構える気力もなくなり始めだけスマホで撮りました

本当に頑張れよ...寄居町観光協会! 

 

 

帰りの電車の中(小川町駅で乗り換えてから)は、当然爆睡。家に帰り着いても、そのまま21時頃に就寝。翌朝6時近くまで寝ても疲れが取れず、そのまま出勤。この日は棚卸だったので、と~ても長い一日でした

 

※途中、わき道にそれたりしたので、公式距離と実際の距離にはズレがあります

 

          

 

よくよく考えてみると、虹が七色と言うのは日本の考え方であり、アメリカでは6色でありドイツでは5色だそうな。世界共通でないわけです。“え?じゃあZUYAさん、「7」に拘らなくて良かったのでは?”と思ったそこの貴女!

それを言っちゃ~おしめぇよぉ

 

さぁて今日の休日はまったり過ごします。旅に必要な物を揃えるために、午後ぐらいは出掛けるかも

Have A Good Day,Folks!


観音さまに包まれて…

2023年09月01日 | 

 

こんばんはZUYAさんです

前回のブログ、「東京駅6時52分発の列車に乗り...」と何かを期待させるような終わり方をしましたよね。昨日は通勤で混雑し始めるその東京駅の地下ホームから、短い旅を始めましたよ

降り立ったのは「佐貫町駅」(千葉県富津市)

 

 

反対側は写っていませんが、ご覧の通りほぼ何にもありません。そこから暑い最中、坂道を25分ほど歩いてやって来たのは「東京湾観音」。最近の夏は三浦半島や湘南の海に行くことが多く、たまには千葉県側から東京湾を挟んで神奈川県を見てやろうと考えて、ZUYAさんのお眼鏡に適うスポットを探していたら、ここへ導かれたのです

 

 

 

 

 

高さは56m…中は空洞になっていていわゆる“胎内拝観”が出来るのです。でもあるのはらせん状の階段のみ。自分の足で登ってこそご利益があると言うことなのだろうか。背中側のいくつかの穴は外が見えるようになっています。そして各フロアに我々を見守るかのように多くの仏像が飾られており、疲れを感じさせません(詳細は東京湾観音HPでご覧ください)

 

 

 

先ずは外から見ると観音さまの腕の部分にある展望所(13階付近)を目指します。途中の小窓からもワクワクするような風景が見られます。そしてあっという間に到達。まぁ眺望の素晴らしさ…まさに観音さまの懐に包まれてと言った具合い。しっかりした鉄格子はありますが、まぁ風がダイレクトに当たるので、時々ビビります

 

 

富津岬

 

続いてさらに上に向かって階段を登り、観音さまの冠の所にある展望所を目指します。流石に胴体部分のようにスペースがないので、らせん階段はお一人様専用ぐらいの幅になります(ZUYAさんが訪れた時は、訪問者は他に居ませんでした)

到達しましたが…先ほどの展望所よりさらに風が強く、高所恐怖症の人にはちょっと厳しいかも。ZUYAさんもビビりまくり(独り言を言いまくりで)、文字通り“壁伝い”に展望所を何周か周りましたが…たまに揺れているような気もして…15分ほどの短い滞在時間で下に降りることにしました

 

 

写真中央に富士山がうっすらと見える(肉眼だとバッチリでした)

 

房総半島を眺める

 

 

さて目的は達成されたので、次はZUYAさんの旅の恒例行事である「昼呑み」。しかしこの佐貫町と言う所…食事処がとても少ない(いやほとんどないと言うべきか)

電車で2駅戻った青堀駅から、バスに乗って富津岬を目指しました。バスを降りた目の前に食事処が数軒並んでいましたが、営業していたのは1軒のみ。結局選択の余地は移動しても変わらずお店に入って、座るやいなや大瓶を注文~ 

 

 

アサリのフライ

 

貝刺し盛り。アワビも乗って1,300円!

 

穴子の天婦羅

 

鯵の骨せんべい

 

ビールを飲みながら、胡瓜のぬかづけ、鯵の姿造り(骨は骨せんべいで)、アサリのフライ、貝刺し盛り、穴子の天婦羅を頂きました。ビール2本とお酒1杯で大満足で店を出て、いよいよ岬の突端を目指そうとすると、暑さでバテてしまったのか、はたまた日頃の疲れが溜まっていたのか、急激に歩く気力を失ってしまいました

今回の旅はここまでとして、バスに乗り木更津へ。そこからJRに乗ってさっさと帰って来てしまいましたよ

 

でも今朝も調子が悪く、“あれ?またあの流行病なのか⁉“と心配しながらも、細心の注意を払いながら今日は一日頑張って働きましたよ。今夜は家人は苛酷な夏休み(彼女にとっての繁忙期)を乗り切ったので、スタッフ全員で慰労会。ですからZUYAさんはご飯の準備もいらないし好きなだけ飲めるはずでしたが…

今夜は風邪薬と栄養ドリンクを飲んで早めに休みます

 

すこ~し終わりが見えてきた夏、みなさん頑張りましょうね~

Have A Good Night,Folks!