鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

好采配(昔の日記)

2004年09月11日 | Weblog
本山の怪我が懸念されたが、さすがにプロは間に合わせてきた。
先制点は本山のミドルから、前半、再三突破を仕掛けボールを動かしていたのは本山だった。
すばらしい選手だ。やはり外せない。
しかし、前半はパスミスの連発でリズムに乗れずにいた。
そのちょっとした速攻と、金古が大久保のマークを外したところから失点…
ここから、まさに泥沼。
相変わらずポゼッションは高いがフィニッシュにつながらない…
攻めあぐねている間に、クリアミスからきれいなミドルを決められた。
名も知らないJFLで点を取りまくったらしい選手。バロンと取り替えてよ…
得点の臭いも、反撃の予感もないまま前半終了。
人生全てが暗く曇った瞬間だった…
後半、メンバーは変わらない。が、ボールは回り得点の臭いがし始めた。
いけるか!
代表の疲れの見えた隆行に代えて野沢。
上手い選手だが、メンタリティに不安がある。
テクニックに期待だ。
本山突破!
囲まれた!
反撃、簡単なスルーパス。
大岩と金古の門が開く…
あっけない失点。
真っ暗だ。
もう終わりか?
バロン→深井・金古→本田の同時交代。
二人とも精神的に強い選手だ。
中田浩二をCBに下げ3バックの布陣。
前半キレまくっていた本山とフェルナンドがポジションチェンジをし守備を混乱させた。
守備の意識が強くなったセレッソのDFを翻弄し始める。
再三、DFラインを突破。
そして…
本田の踏ん張りから小笠原のすばらしいキープ&パス。そしてフェルナンドのキーパーまた抜きシュート!
反撃の狼煙が上がった!
一度、守備の意識が植え付けられたチームを攻撃的にするのは難しい。今日のセレッソもその通りだった。
前にボールを運ぶもフィニッシュに至らない。
そんなせめぎ合いの中で、右サイドの内田から野沢に素早い縦パスが!
ボレーで降りぬいたその先にはゴールが待っていた。
野沢、リーグ戦初ゴール!
すばらしい同点弾だった。
ここまで来たら止まらない。
小笠原から簡単に右サイドでもらった深井が得意の左足ミドルを豪快に決め逆転!
あの位置なら深井は決める。深井ゾーンだ。
この時間帯に勝ち越したら、もう決まったも同然。
攻めさせるだけ攻めさせ、取り返したら前に運び時間稼ぎ。
強い鹿が帰ってきた。
タイムアップ。
気分の高揚が激しい試合だった。
撃ち合いで勝ったから面白いけど、そういうのは求めてないよ。
金古はダメなの?
バロンは正直、イマイチ。
3バックも求めてない。
来週はエコパ遠征。すっきり勝って、気持ちよく酔いたいなあ