山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

V撮影&稽古

2015-04-19 11:12:14 | 透明人間三部作-2014-2015
昨日(土)今日(日)の二日間で次回公演「ねじ式」の舞台で取り入れるためのV撮影をおこなっています。
昨日のロケ現場は熊本市南区河内漁港でした。
現場に向かう途中、「あの金峰山は市内では一番高い山だよ!」と山の向こうに有明海が広がる景色を思い浮かべながら、熊本人にとっては当たり前のことを語った。
「その高さはトキオのスカイツリーと同じだ。」・・・だから何なのよ。
午前中は日が照っていて、人影を撮るにはもってこいだと安心していたのだが、昼すぎると霞がかかったようになり「影」に不安が走った。
現場の探索や天候との調整で慌ただしくなった。6名(夢現、クドシン、大介、タロー、まなみ、私)で動いていると、地元の方々から「どこのテレビ局?番組は?」などと問われた。
出演者たちはお面を被って異様な風情である。犬には激しく吠えられた。
「いえいえ、そうではありません。私たちは熊本の劇団です。」と撮影の趣旨を町の人に説明しながら、公演のチラシも配った。
「へーっ×3、熊本ー札幌で公演ですか?」・・・本州を跨ぐことに興味を注がれた。細々したことは言わなかった。「ええ。クドシンのふるさとなもんで!」は伏せた。
4時過ぎると小雨がパラパラを降り始めた。予定していた撮影は終わったから、夜の稽古場まで移動する。稽古場ではプロジェクターを使って、照明効果としてはどうなるか?を試してみた。
ふむふむ。・・・想像通り、影が生きてくれれば面白い。
さて、今日も撮影である。熊本電鉄(レトロな風景を狙う!)とセクシーを追う。