山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

われの知らないところ

2015-04-20 16:34:21 | 透明人間三部作-2014-2015
昨日(日)で二日間の撮影が終了した。
舞台で使われる映像の時間は2分×3場で終わるであろう。つまり、5分程度のために二日間を要した。残りの作業として編集がある。(注:タロー君が担当する。)
商業、資本主義の生産性からすると利益を生み出すための効率は悪い。そればかりかエコノミクスの損得計算からすると場外乱闘である。
これが「劇」というものだ。スリリングである。
映像のプランニングはメモ程度にノートに残していたのだが、実際に撮影に入ると新たな思いつきが浮かんできて素早く実行する。これが机の上だと思いつきは消えたりするのだが。
「一枚ずつ布を剥ぎ取る。」・・・どこまで行ってしまうか?
思いついたと同時に腹に痛みを感じるのだった。下痢だ。ここで中断するとイケナイ。その気になってきたところで水をさすことになる。グルグルグル(腹の音)。
「清く、正しく、美しく!」・・・我慢できずにトイレに駆け込んだ。
無性に腹がたった。
便器に座ったところで「人の弱みにつけ込んでマルチ商法をしている者たちがいる。」
みんなが騙されると思ったら大間違いだよ。「この水を飲めば癌が治る?」うん万円?売った人の手数料(利益)が大半価格になっているのです。
インチキ霊媒師から「あなたの守護霊はキツネです。」と言われたことがある。なんと!除霊するのにうん万円?
「キツネを除霊することはない。」と断った。
さて、次回公演「ねじ式」ではキツネたちが「われの知らないところ」へ案内しますよ。
騙されてみてくださいませ。