山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

シャバ(娑婆)ダバだ。

2015-04-15 16:34:09 | がん治療日記2015-
山南ノート、ご無沙汰しており申し訳ありませんでした。
「明日は書く!」と放置すること10日が過ぎてしまいました。「もしや、死んだのでは?」の声もなく、安心している次第です。

4月7日午前中、9日間の手術前化学療法のための入院から開放されました。
一番苦しかったことは「喋る相手がいなかった」こと。一人で黙ってジッとしている辛さ。ビデオや週刊誌を読んでいるだけでは満足のいく時間の流れ方をしてくれません。受け身が苦手です。苦手を経験できたことが良かったかも知れない。人の話を聞く訓練です。
退院したからと言って安心していません。がん抑制の化学療法の経過と手術が待っています。2-3ヶ月後の手術に向け、同時進行で「ねじ式」公演に向かいます。虚実入り乱れております。これがナントマア、新鮮で挑戦者になった新たな気持ちにさせてくれました。自分は安全な場所にはいない。
ところで、お世話になっている病院のことを「白い巨塔」と言っております。一部のセンセと看護師さんにバレていました。アハアハです。笑いで救われます。

「ヤツは終わった。」に抗してイキマス。・・・シャバ(娑婆)ダバだ。